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![]() 無垢が良いけど塗装か無塗装か?<神奈川県横浜市・NYさん(主 婦・31歳・女)>
先日は相談に乗っていただき、ありがとうございました。(「天井の断熱材は厚くした方が良い?」「エアコンを使って無垢にするか、床暖房を使って合板にするか」)
あれから断熱材を今までの2倍にすることをお願いし、できるかどうか検討中です。家の設計も最終段階にきていて、家の広さなどを見るために、同じくらいの大きさの建築途中の家を見に行きました。その家に入ったところ、気密が高いせいか空気がムッとした感じでした。なので、早めに切り上げて家を出たのですが、5分後に蕁麻疹が出てきました。30分もしたら治まったのですが、シックハウスのことが気になりました。私はもともとアレルギー体質で、以前、喘息になったこともあります。子どもは喘息です。ハウスメーカーにこのことを言ったら、「和室に左官が入ったのと、床の養生のために床全体にベニアを敷いていたからでは?」と言われました。シックハウス専門の病院に行って検査をしたらと勧められましたが、どうしたらいいのか悩んでいます。 とりあえず、構造材は無垢を使用し(在来工法)、クロスはエコクロス、建具や床は無垢にしようかと思っています。床暖房も入れますが、床暖対応の無垢にしようと思っています。下地材などもFC0でお願いしました。あと、気になっているのが、洗面所やトイレの床材です。クツションフロアーにすると、接着材はノンホルムではないとのことでした。無垢にすれば良いと思うのですが、子どもも小さく、そそうも多いので心配です。また、塗装済の無垢か、無塗装の無垢か、悩んでいます。どうしたらよいのでしょうか? よろしくお願いします。 お答えいたします (有)西條インテリアデザイン 西條 正幸 電話:011(774)8599 ホームページ:http://www.saijo-d.com/ Eメール:eco@saijo-d.com
アレルギー体質の家族が住む家は、シックハウス対策を慎重にしなければいけません。現在、厚生労働省が定める化学物質の室内濃度指針値にしても、成人の健全者を基準にしていると言われ、子どもやお年寄り、アレルギー体質の方は、さらに数値を下げて考えてる必要があります。指針値を策定している13物質にしても、今後増えていくと思われます。信頼できる設計者や工務店に相談するだけではなく、ユーザー自身も勉強が必要ですね。病院でアレルギーテストをしてもらうのはいいとして、依頼されているハウスメーカーが、その結果をふまえて家づくりに活かせるのかは疑問です。床のクッションフロアーは塩化ビニールで出来ているので、私たちは絶対使いません。水まわりには、主にコルクタイルを使います。暖かく、耐水性があるからです。
施工する接着剤は、水性でノンホルムの健康対策品も出来ています。ノンホルムの接着剤がないと思っているようですが、他に使う接着剤に対しても、しっかりした知識があるのか心配です。無垢のフローリングを天然系塗料で仕上げるのであれば、自分たちで塗るのも良いと思います。材料代は1平方メートルあたり500円程度です。アレルギー体質の人は、塗料を選ぶときは、必ずサンプルで確かめてください。メーカーによって溶剤の種類が違います。柑橘類の溶剤は使用量が多いほど、人によって刺激を感じることがあります。 何事も焦らず慎重に、後悔しない家づくりをしてください。
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![]() 工事ストップ! 基礎工事のこと、図面不備で悩んでいます。 こんな会社にお願いするんじゃなかった!<埼玉県さいたま市・みけねこ さん(28歳・女)>
土地購入を親切にお世話してくれた工務店で、家を建てることになったのですが、土地契約の当日に、お世話をしてくれた担当の方が重病で緊急入院したと聞かされました。それで、代表取締役という方と初めてお会いしたのですが、私と全く相性が合わず(見た感じがとてもこわく、話しづらい)、この人が担当じゃ家はつくりたくないと主人に言ったのですが、大丈夫、大丈夫と契約してしまいました。それから打ち合わせのたびにとても疲れて、寝込んだりする始末です。
後日、建物契約があったのですが、工事請負契約書があるだけで、詳しい図面、約款などは何ひとつついていませんでした。それで基礎工事が始まり、現場が家のすぐ近くなので見に行ったところ、基礎屋さんが、「最初、配筋ピッチが300ミリで仕事が来てたけど、それじゃあんまり広いから250ミリにしてもらったんですよ」とのことと、「北斜にひっかかったから、建物が100ミリ道路側にずれたみたいですよ」と言われて、ショックを受けました。建物がずれたならずれたで、説明のひとつもあってもいいのでは? あと、基礎のピッチのことも問い合わせたら、基準の最低が300のところを250にしてあげてるんだから…みたいな返事でした。ネットとかで調べてみると、大体、150から200くらいが普通のようなのに…。 その後、建築関係の人に相談したら、「とにかく図面を全部そろえてもらってください、それまでは工事はストップしてもらってください」と言われ、今ストップしてるところです。でも、図面が欲しいと言ったら、今からつくりますとの返事。今からって、基礎工事まで取りかかってるというのに、図面がないってことがあるのでしょうか? 大工さんとか、何を見て工事する予定だったのでしょう? 地盤調査も、何度かしたいと言ったのですが、間違いなくいいからしなくていいとのことで、そのまま基礎工事に入ってしまってたのですが、建築士さんのアドバイスもあり、やはりやりたいと言ったところ、「今さら地盤が悪いと出ても、何もできせんよ」なんて答えです。それじゃあ、悪いと出る可能性もあったということですよね? それなのに、調査はしなくていいってすすめてたのでしょうか? とりあえず今は工事はストップ、地盤調査の結果待ち、図面は作成中とのことです。その工務店は、さいたま市にある輸入住宅の会社です。 こんなことになるなら、そこにお願いするんじゃなかったと後悔しています。夜は眠れず、毎日、胃は痛みます。とにかく、担当さんが変わった時点でやめるべきでした。その会社はもう信用できないし、人にもすすめられません。
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![]() 「床下をいかに室内環境に近づけるか」について、小屋裏も室内と同じ環境に!<神奈川県鎌倉市・山田設計さん(自営業・46歳・男)>
カエルッピさん、こんにちは。
「床下も室内と同じ環境にする」。いいですね、非常に。それに床下だけでなく、小屋裏も室内と同じ環境にすることをおすすめします。外壁が外断熱工法+通気工法、屋根で断熱+通気工法、基礎もベタ基礎の下(外周部より1メートル)に断熱材を入れると、もっと効果的です。そうすると、高断熱の気密住宅になると思うのですが、それにはしっかりとした換気計画が必要です。換気とは給気と排気です。 私は床下暖房をすすめていますので、給気は基礎の立ち上がり部分に150ミリの円筒型給気口を2ヵ所設置(カバーにはパイプファンフードが利用できます)。その手前に暖房器具(ファンコイル)を設置し、上部床側には室内空気吸い込み口のガラリ。部屋の窓下に10センチ×60センチのガラリを設置。そうすれば、冬でも基礎の給気口から入った冷たい空気は温まって室内に入ってきます。暖房を使用しない季節はファンだけ回せば、外気が入ってきます。これで床下も室内と同じ環境になります。ただ、よく乾燥した木材を使用しないと相当に収縮します(乾燥した木材を使用しても隙間は結構出来ますが、床下も室内と同じなので冷気が入ってくることもありません)。排気は小屋裏の換気扇で行います。換気方法などは、私のHP( http://www.ne.jp/asahi/kaiteki-home/yamada/ )をご覧ください。 よく、「気密住宅に加湿器は使用しないように」といいますが、換気計画がしてある私の家では、湿度が60%を超えたことがありませんので使用しています。真冬の湿度20%の室内では喉が痛いですし、かぜの菌も死にませんから。 がんばって良い家を建ててください。
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![]() 換気量と室温についてHQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦 ホームページ:http://www.fas-21.com/
「NPO住宅110番より」
以前に掲載しました「新築直後は寒い? いつかは暖かくなる?」にて回答をいただきましたHQ住宅研究所・FAS本部 の福地代表より、その後の状況報告と、この案件に関する換気量と室温についての根拠としての見解が寄せられましたので、以下に掲載いたします。参考にしていただけると幸いです。 本件(質問の案件)のQ値(熱損失係数)は、事後、当時者からの追加質問で、ウレタン充填におけるパネル工法で、およそ1,5W/m2K(当該工法の平均Q値)程度と、立派な性能を有していることを確認しております。 本件について、換気量の及ぼす影響について記述しますと、次のようになります。 質問にあった時期の外気温は、およそ、10℃程度で20℃の室温を維持するにあたり、換気における熱損失量を計算します。本件の換気量は、家のQ値(Q値は気密性能が加味されている)から気密性能を推察して、150立方メートル程度と思われます。 【第3種の換気方法での換気熱損失量】 空気比熱0,3×換気量150立方m×温度差10℃=450kcal、普通の住宅の気積(居住空間の容積)がおよそ400〜500立方mですから、450kcalは家全体の気積温度を1℃低下させる熱量となります。内部発生熱とは、人体発生熱のほかに電灯や電気器具などからも発生しており、家族1人あたりの24時間の平均内部発生熱量を100kcalで計算(公的な計算指導要項に明記)します。 平均家族数の4人家族として400kcalの熱量があり、ほぼ同じ熱量が内部発生熱で補填されています。その他に、家全体が抱えている蓄熱量(熱容量といいますが、断熱層の内側に位置する物体の木材、建材、家具など)は、通常、物体温度1℃あたり、数千kcal以上にも及びます。 この根拠は、例えば、木材の蓄熱量だけで、木材の物性比熱0,27kcal×比重0,5×体積30立方m×リッター換算で1,000(比熱は水、1リッター、1℃の温度上げたり下げたりするための熱量)をかける=4,500kcalとなります。この他に、建材や家具の熱容量を加えなければなりません。一旦、上がったり、下がった物体の蓄熱量を、換気熱量で影響を与えるには及びもつかない熱量を抱えています。室内の気温が低下しますと、この物体が抱えた蓄熱量が放出されます。 【第1種同時吸排気を熱交換式換気扇で行った場合】 空気比熱0,3×換気量150立方m×温度差10℃=450kcal×熱交換率70%で0,7=315kcalとなります。 したがって、内外の温度差が10℃程度では、換気量で室温を低下させるに及ばないという根拠です。 参考までに 北海道のように氷点下10℃にもなりますと、温度差が30℃にもなりますから、換気からの熱損失量が1,350kcalにも及びますが、通常の暖房器具の暖房能力は4,000kcal以上にも及び、その不足分を暖房器で補充して暖房空間をつくっています。 この蓄熱量は、冷房空間にも大きな影響を与えます。一定以上の性能の高気密・高断熱住宅は、冷房器を停止させないほうが快適性と経済性が向上するすることが、公的な実験でも立証されています。 2002/11/09 「新築直後は寒い?いつかは暖かくなる?」への私の意見
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