外壁モルタルのひびについて教えて!
<愛媛県西条市・I.motoさん(会社員・34才 男性)>
築10年モルタルがひび入っています。
樹脂系のモルタルを塗っているのですが、再び塗り直したほうが、いいのか?
パネルを今の上から施工する方法がいいのか迷っています。
メリット?デメリット?教えてください。また、費用も2階たてスレートで1階60m2,2階 40m2です。
お答えいたします。
石出和博さん
建築家・リプラン誌面でハウスドクターとしてボランティアで様々な悩み相談を引き受けて、解決に当たっています。設計が基本ですが施工の経験も豊かなので、バランスの取れたアドバイスで定評があります。家づくりのポリシーでは「50年愛着を持って住める家」がモットー。連絡先/011-615-7777(北海道ハウジングオペレーション)
モルタルのひびの入り方を見なければ何とも言えませんが、モルタル収縮のひびならヒビ処理をして、下地プライマーを塗って、仕上げ(リシン吹き付け、またはボンタイルなど)をすれば、また10年は大丈夫です。
構造的欠陥によるヒビなら、パネルを貼ることも考えられますが、できればモルタルのままの方が、結果的に見て長持ちします。
工事費もリシン吹き付けで、下地処理ともでm2/1,800円です。弾力性のあるものがありますが、m2/2,500円くらいです。スレートサイディングの場合、m2/4,000円くらいでしょう。
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<札幌市西区山の手・SKさん(公務員・38才 男性)>
住宅建設費を、安く挙げるためには、自分で手を掛けないといけないとのことでしたが、具体的には、どのようなことを実行出来れば、よいのでしょうか。
今、担当の営業マンと相談しながら、プランと練っていますが、夫婦共々、決断力が甚だ乏しく、いろいろ迷いながら、プランを考えています。私ども素人の意見がとおった図面ができあがったのですが、何から何まで尊重されるものですから、少々不安になりまして、建築士の意見が出てこない図面で大丈夫なのかと疑心暗鬼しております。
つまり、建築士の役割とは、何なのかということですね。
お答えいたします。
石出和博さん
建築家・リプラン誌面でハウスドクターとしてボランティアで様々な悩み相談を引き受けて、解決に当たっています。設計が基本ですが施工の経験も豊かなので、バランスの取れたアドバイスで定評があります。家づくりのポリシーでは「50年愛着を持って住める家」がモットー。連絡先/011-615-7777(北海道ハウジングオペレーション)
一生に何度もない住宅建築ですから、現在の自分たちの生活感覚だけで満足するのではなく、こんな住み方をしてみたい、とか、こんな空間が出来ないだろうか、という発想が一緒に出来る人、それが建築士の役割だと思うのです。パッケージ商品を買うのではないのだと思うべきです。建築費を、出来るだけやすくするために自分たちで出来ることとは、生活を一度見直して、必要なものと何十年かあとに必要なものとに分けて考えてみることです。そして生活をシンプルに見直してみることで、図面に整理できます。しかし、生活の場ですから、素材にも、ぜひ気を使ってください。
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<計画換気システムを推奨する、宮城県の菅原さんからの再投稿>
換気システムに疑問を持たれた札幌市のMMさんへ
熱交換換気システムについて、誤解がありそうなのでご説明いたします。私が推奨したシステムは熱交換換気暖房(冷房)システムのことであり、換気のみの熱交換システムのことではありません。多くのハウスメーカーで今現在宣伝されているシステムは、ほとんど換気のみの熱交換システムであり暖房や冷房は別扱いになっています。これでは、換気と冷暖房の両方に電気代がかかってしまい無駄が生じます。
吸気を熱交換後に加熱(私の家の場合はLLC(不凍液)を加熱して暖房)することが大きな違いになります 電気代を計算しても、仮に100Whで1ヶ月間(24時間)動かして2千円位(1kW/28円で計算)であり,多くてもFF式ヒーターのモーター2台分程度です。MMさんの考案された換気システムは第3種換気に相当しますが、それは,換気のためだけの排気システムなのでしょうか、あるいは結露防止のためなのでしょうか。しかし、いずれの場合でも吸気は家の隙間から入って来ますので、計画換気とは言えないと思われます。家の温度と換気をコントロールするためには、冷暖房を含めた第1種換気(吸気も排気も強制的)が理想ではないでしょうか。
また、室内の温度を上げれば,どの様な暖房装置(FF式やファンコイル)でも部屋の湿度は低下します。それを補うための加湿によって結露しないことは、MMさんのおっしゃる通り、家としてもちろん最低の条件です。住宅雑誌などを見ると、「結露防止には,観葉植物は置くな、洗濯物は干すな、加湿器は使うな」などと書いてありますが、これは、断熱対策不足によって、壁や開口部が露点温度以下になり結露したための家屋に対する消極的な結露防止対策と言えます。しかし、ヴェーパーバリアを正しく施工した高断熱住宅では、このような不自由はありません。我が家でも植木鉢は50鉢以上ありますし、洗濯物も中で干していますし、加湿器も点けています。それでも、窓は結露しません。壁内結露もない(はず?)です。(冬は、排気装置付近で45%〜50%の湿度です。)
「換気システムは結露防止のためのシステムではない」と書いたのには理由があります。実は、我が家の換気システムは断熱材が施工される前から稼働しており、内装が終わり、引き渡しまでずっと作動したままでした。そんな中で、ペアガラスの1枚に輸送中の衝撃でヒビが入り、「引き渡し時に交換」ということで、とりあえずそれを取り付けました。ところが,現場を見にいくたびにその窓の結露水が増えていくのです。最終的には2cm位の水位になりました。そんなことがあり、「シングルガラスでは、換気していても結露は発生するのだ」という結論に達した訳です。
今まで述べた理由により熱交換換気システムは有効であると思いますがいかがでしょうか。
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