住宅クレーム110番

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マンションでのソフトタイプのフローリングの浮きについて


<兵庫県西宮市・OSさん(公務員・44歳・男)>


 初めて、新しくマンションを購入しました。ダイニングキッチンが床暖房付きでT45かL45というフローリング。歩くと柔らかくクッション性のあるタイプです。その床のフローリングを歩くとギシギシ音が鳴ります。手で押してみると、2ミリ前後の隙間が空いて浮いているように感じる部分が沢山あります。今日、聞き取りで施工関係者に来て見てもらったのですが、「コンクリートが乾くのに2〜3年、フローリングが落ち着いて音が出なくなるのに2〜3年かもう少しかかります」と言われました。まだ、家具など置いていないのですが、施工関係者は「重い家具を置けば音が出なくなる」ようにも言っていましたが本当でしょうか? また、廊下はT50かL50というタイプのフローリングですが、歩くと同じように音の出る部分があります。施工関係者の人が言っている事が正しいとは思えないのですが、専門用語で建築の話を長い時間して、このような現象は普通のことのように言います。床暖房のカタログには重い家具等置かないようにと注意書きがあります。
 実際のところを教えてください。施工工事に問題があったとしても私は素人なので、クレーム修理を依頼するのが難しい感じがしています。色々多くの事を知りたいので教えてください。



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ハウテックさん

 お話の内容ではフローリングは直貼り工法の物のようですが、置き床工法の物に比べると通常は床鳴りは少ないのです。なぜかといえば、床鳴りは釘とフローリングの下地がせって鳴っているケースが多く、かつ釘を使う場所は限られていて、接着剤の使用でフローリングを止める工法が一般的だからです。ですから、OSさんのケースで鳴っているのは下地のコンクリート床にフリク(まっ平らでないこと)があって、そこに隙間が生じ、フーロリング自身で音がでているのかなと思います。通常コンクリート床を左官補修かSL(液状石膏セメント)でフリクを取り、フローリングを貼りますが、左官補修の場合どうしても人間の手でならすのですから、ある程度のフリクは致し方ないことになります。ですから、これは程度の問題であって、たとえば15〜6帖のリビングの1、2箇所、若干浮きがあるという程度であれば、施工誤差の範囲かなといえます。
 2〜3年コンクリートは乾かないというのはアホな建築屋がいう素人ダマシの言い訳です。確かに、コンクリートは打設して崩壊するまで、乾き続けるので全くの嘘とはいえませんが、接着で取りつける物については基本的に乾いている事が原則で貼るわけですから、ロジックのないゴマカシ解答です。また、フローリングが馴染むのに2〜3年、これもよく言うパターンの答弁ですが、四季を通じて1年みれば、大体の湿度状況は把握でき、木の伸び縮みについても様子がわかります。ようするに、2年経つとアフター期限が過ぎると、こういう事につきます。ですから、前述のコンクリートの下地の悪い個所があまり多いようであれば、フローリングをはがし、下地を調整して貼り直しするより他ないでしょう。恐らく、推測ではコンクリートは左官補修でフリクのある部分がOSさんのお宅以外では何箇所もあり、出来れば直さずにやり過ごしたいので全戸統一でそのような受け答えをしているものと思います。
 目に余る物は直接売主に言って直してもらえば良いでしょう。ただ、貼りなおし部分は材料のロットも違いますから、色違いが出ることもあります。このぐらいしょうがないかなと思う部分はいちいち直さないほうが良い場合もあります。建築は工場のラインでできるものではありません、電気製品と同じレベルでダメをさがすとキリがなくなりますから、リスクと対効果を計り、手直し要望を出す様に心掛けてください。

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基礎周りのモルタルのしみについて


<千葉県柏市・KTさん(会社員・23歳・男)>


 私はある工務店に勤める者です。先日引渡しを終えたお客様からのクレームで、「基礎周りのモルタルにしみができて取れない」と言ったものがありました。私共はそのクレームに対してモルタルは土壌内の水分を毛細管現象で吸い取る事、躯体の構造上なんら問題がないことを説明しましたが、お客様は「毛細管現象に依るとしてもなぜ均一に吸い上げないのか、いつまでもしみになっているのはなぜなのか」とご理解頂けませんでした。こういった場合の良い説明は他にないものでしょうか?ぜひご意見お聞かせ下さい。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 モルタルの染みが土壌の水分を毛細管現象で吸い込んでいるのであれば、天気の良い気温の高いに日に消えてしまいますし、おっしゃる通り、均一に吸い上げない事にも説明が付きません。その説明自体に無理があります。
 おそらく、モルタルの染みは、上部の外壁の通気層から室内の内部湿気や侵入雨水が、通気層内に停滞し、恒常的に雫のように垂れて、出来たものと思われます。もともと、外壁の通気層はそのために作られているものであり、問題はありません。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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マンションのエントランス・駐車場の冠水で悩んでいます


<神奈川県茅ヶ崎市・A.Mさん(会社員・38歳・男)>


 昨年9月に購入した新築マンションなのですが、既に3回、エントランス、2段式駐車場が冠水被害に遭い、その修理費用並びに対策でもめています(その時の雨量は1時間に36mm、34mm、70mmでした)。
 先日マンション管理組合と設計事務所、施工会社、売主との間での話し合いを持ちましたが、マンション敷地内での雨水の処理能力は一時間に50mmの雨量でも耐え得る能力があり、70mmの雨のときでも敷地内から外部への雨水の流出は無かったので、敷地の雨水処理能力には問題は無く、むしろ面している国道の冠水により通行する車の波での流入が原因であるとの建築事務所からの報告がありました。
 地元の方にお話を聞くと、当マンションの周辺は昔から冠水がよくあり、地元の方は自衛策(家の入り口を高くし階段、スロープを設ける等)をしており冠水はするものの被害には遭っていないと言っていました。ちなみに当マンションと道路の高低差は20cmですが歩道と道路との段差です。
 先の話し合いで業者側にその様な実態を把握していたかと聞いた所、「知らない」と言われました。しかし、不動産業者は周辺の地域調査を行い、設計情報として報告すると共に購入者にその旨を報告する必要があると思いますがいかがでしょうか? また、業者側は今回の修理費及び今後の対策費用を折半にしたいと言って来ていますが全て業者側で支払ってもら事は出来るのでしょうか?



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ハウテックさん

 大変お気の毒なことでさぞお困りでしょう。単刀直入に言えば、まだ半分被害補修代金を持つという売主かゼネコンは良心的な部類です。似たようなケースで全く補償しないケースをいくつか知っています。その論旨としては、
1.確認申請、あるいは法的届けの範囲の排水処理能力は保持している。
2.天変地異の類で保証細目から逸脱している。
3.公共施設の下水道施設も50ミリ雨量までの排水能力しかなく、これを超えた雨量の場合、敷地内冠水については保証できない。このような答弁が多いようです。
 神奈川は近くの川に流れ込む水路などは50ミリ雨量の処理能力と役所が言っている部分も多く、ほかの地域でも下水道の配管の設計が50ミリを基準にしているものが多く、これを超えた雨量は確かにそうそうないのですが、冠水という自体になりうるわけです。
 これは神奈川に限らず、埼玉の草加周辺など近くに川を抱えた地域はある程度存在する問題です。ですから、そのような地域では雨水調整槽などを地下に設け、放出抑制をしてインフラ整備の遅れている部分を各居住個所に役所が指導して協力を促しているわけです。そのため、売主、設計者、施工者、居住者、役所みんな法を守っているけど、雨が沢山降っちゃたんだから、しょうがないよ、と誰も悪者はいなくなり、結果、費用は自分持ちとこういう図式になってしまう訳です。ですから、地域に前から住んでいる戸建ての人なんかは、生活の知恵として1階のレベルを道路面よりあげて未然に冠水を避けるような工夫をするわけです。じゃあ、マンションもそういう地域につくるのであれば1階をあげればいいじゃないと素人は思いますが、そうはいかないんです。建物の最高高さが決まっていて、その範囲で容積を目一杯使って、1部屋でも増やしたいのが郊外マンションでは常識ですから、マンションの冠水問題は解決しません。造る前に調べないのか?と疑問に思われるでしょうが、これから買う土地であれば、過去20年の冠水記録など、ちょっとしたデベロッパーであれば、必ず調べます。ですから、売主のレベルの問題もあるかもしれませんが、例えば、その土地が法外に安く買えたとかなら、ちょっと乱暴なデべならそれでも建てちゃうでしょう。あと、ずーっと不良債権化した土地でやっとマンション販売のメドがたったから、というケースでも建てちゃうでしょう。
 そこで、冒頭の半分もつとういう話しに戻りますが、AMさんのマンションのデベがどの程度の会社か分かりませんが、ある程度周辺冠水の事実については把握していたのだが、重要説明事項に謳っていない、あるいは販売説明時に充分な説明をしていない、という多少なりとも道義上うしろめたいものを持っていて、そのような発言に結びついているのかなと思えるわけです。まあ、真相はゲロする訳ないのでわかりませんが、当面AMさんを含め管理組合のすべき事は、
1.冠水対策連絡会を設置すること。
2.地域の冠水に関する公的な情報を収集すること。
3.第3者の設計事務所等に当初の設計条件の確認を竣工図で確認してもらう事。
4.善し悪しは別に補修工事の見積もりを取ること。これは基本的に売主を通し施工したゼネコンという事になります。他のゼネコンということになると元施工のゼネコンの瑕疵の部分など発覚した場合も話しがややこしくなります。
5.半分もつといってフカシた見積もりをされたら、結局全部自分持ちと同じになりますから、マンションの大規模修繕の管理等の実績のある設計事務所に見積もり査定を依頼すること。
 ただ、この修繕専門の事務所も、実は監理費が高いところが多いので、元も子もなくなるのであれば、新築でもマンション設計の経験のある事務所が良いでしょう。元々の設計した事務所じゃだめか?って。ダメです。彼等、デベと一体ですから、デベに不利になることは言いません。ゼネコン以上に…。査定だけですから、といって他に頼むしかないと思います。名前を出すといえば、なかなかやってくれる事務所はありません。なぜなら、設計事務所にとってデベが得意先であって、AMさんたちは一見の客です。業界は狭いので食っていけなくなります。長くなりますが、全額デベ持ちは恐らく厳しいと思います。法的な問題にすれば、処理もおくれますし、向こうの腕ッこきの弁護士との対決は骨がおれます。それでも良いと皆さんが決めれば、このサイトの出番ではなく、弁護士さんにご相談頂くしかありません。
 いずれにしろ、かなりエネルギーの割かれる話しになりますから、組合一致でやってください。なにもやらない人に限り色々動いた方の中傷をするものです。こういう問題を境に住んでるのがイヤになったという話はくさる程ありますから。最後にデベロッパーやゼネコンと話しをされる際はあまり対決姿勢を全面に出さない様に。相手も人間です。そして比較的良心的と思われる売主ですし、どこかでまとめないと生活できなくなりますから。がんばってください。

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畳の側面にはカビがびっしり!


<広島県東広島市・MKさん(主 婦・28歳・女)>


 新築一戸建てに引っ越してきて半年足らずです。今日、ずっと気になっていた(ひどい匂いがするので)和室の畳をあげてみると、その下の板がしっとりと濡れたようになっていて、畳の側面にはカビがびっしり生えていました。子どもがアトピー気味なので換気や除湿には十分気を配ってきたのに、こんなことになっていたなんて…努力は無意味だったのね…。
 どうしてこんなことになっているのか、私には見当もつきません。いったいどこに相談すればいいの?建築会社に直してもらう際、今度は何に気をつければいいのでしょうか?ショックで、パニックです…。



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HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 床下に湿気が停滞している典型的な現象です。
 先ず、床下の地盤面を、外部地盤面より最低5cmくらい高くするために、乾燥した砂を引き込みます。既に高くなっているのであれば、砂の敷き込みはいりません。いずれにしても、床下の地面の上にポリフィルムを少し重ね、巾を多くして全面に敷き込んでください。次に床下換気口が必要です。床下換気扇を取り付け、床下の中央部分も通気するように換気扇をとるつける事です。布基礎が建物の中央あたりで通気を遮っている場合がありますが、その場合は、そこのコンクリートに穴をあけて通気を促す必要があります。
 床下は常に乾燥状態を保つようにすれば、本件のような問題は生じません。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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床下の湿気解消方法について


<匿名さん>



 お尋ねします。中古住宅を購入予定ですが、建築士の方に見てもらったところ、床下木部の水分含有量がやや高いことがわかりました(20%台でしたが)。室内の結露痕、こもった匂い、建物周囲の水はけの悪さなども全般に気になりますので、対策をとりたいと考えています。
 建築士の方には、最も手軽で効果が期待できるのは床下換気扇の設置であるといわれました。しかしその後リフォーム会社の方に、「床下換気扇の効果はまちまちであまり効かないことも多い。高くなるが炭などで調湿したほうがよい」とも聞きました。床下の空気攪拌機がよいとも聞きます。どれが正しいのでしょうか。また、調湿炭を自分たちで入れる場合の選び方のポイントを教えてください。最後に、どのメーカーも「効果は半永久的」などと歌っていますが、入れ替えは全く必要ないのでしょうか。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 床下木部の含水量が20%台という事は、匂いをさせる腐朽菌を発生させる含水量ではありません。カビの匂いは、床の内部の断熱材、水周り部分の断熱材、北側の壁の中の断熱材、北側の和室の畳などの含水量が増えて、腐朽菌を発生させているものと思われます。本件の床下は特別深刻になるほどの多湿状態になっているとは思いませんので、それ以外の上記の部分を検証すべきでしょう。
 しかし、床下を乾燥状態に維持するために、炭や乾燥剤を敷設す方法はありますが、あくまでも、床下に湿気が停滞しない換気口や換気扇が取り付けられている事が前提です。換気扇の種類は多く市販されており、どれもが一長一短があります。本件の場合は一般的な排気式で充分と思われます。
 自分で炭を入れる場合は、床下の地面にポリフィルムを、重ね巾を多くして敷き込み、その上に、炭、シリカゲル、などの乾燥剤を散布します。床下に散布した乾燥剤は紫外線などにより劣化させる状況にありませんので基本的に半永久的に、湿気の吸排湿効果を維持する事が出来ます。しかし、床下に配水管や雨水、地下水が浸入して、乾燥剤を湿らせたまま乾燥できない状況が続きますと、炭にも物凄いカビを発生させる事があります。

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築3年なのに音が治まらない


<北海道札幌市・M・Fさん(主 婦・45歳・女)>



 築2年目の木造在来工法二世帯住宅です。2階東側の窓枠のあたりからかなり大きな音で「バッキ!!」という音がします。新築後入居してからほとんど毎日です。明け方、日が差し出すとAM5:30ころからAM8:00くらいまで、PM3:00ころからPM5:00、またPM7:00か8:00、夜中AM12:00ごろにも1階の住人が「何の音だ!?」とびっくりすることもあります。「木材が乾燥して収縮する音なのでそのうち治まります」ということでしたが、もうすぐ三年目ですが治りません。確かに、その日の気温とか、湿度が影響しているように思うのですが、その窓枠を両手で押してみると日によってやはり「バッキ!」という音がします。
 木材が落ち着くとこの音はしなくなるのか?それとも他に何か原因があるのか心配です。システムキッチンなど取り付け方があまりにもいい加減だったため、途中で担当の現場監督を交代してもらいましたが、それから担当者が次々に会社をやめてしまい、今は建築当時には関わっていなかった方がうちの担当になっています。音を録音して聞いてもらおうと思ったのですがうまくいきませんでした。何とか解決方法か原因が解るといいのですが。よろしくお願いします。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp

 建築当時の木材は、乾燥材使用で含水率19%程度ですが、丸一年で12%、以降10%位まで乾燥が進みます。その課程で干割れ(木材が乾燥収縮のために割れひびが入る)が起こり、ひびが入るときに音がします。特に梁などの大きな材料がより干割れが大きくなります。
 今回の家はもうすぐ3年になると言うことですから、木材の乾燥はほぼ終わっていると考えられ、干割れ以外の木材仕口(木材の組んで合わさっている所)、ボルト等で締めている所が外気の温湿度の関係で伸縮し音が鳴るものと思われます。
 気になるようであれば音の鳴るところの構造を現し、仕口をチェックしボルト等の締め直しを行ったり、構造材が突っ張っている様な所があれば造作し直して下さい。

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チビタケナガシンクイムシが発生!


<愛知県刈谷市・IKさん(会社員・37歳・男)>


 2年半前に新築をしました。本格木造住宅を建て、土壁の小舞竹で壁を付けました。今年、居間の建材を破ったり、床の幅木部分からチビタケナガシンクイムシが出始めました。2階部分にも穴はないのですが(粉もありません)数匹見受けられました。
 この虫は、竹からのみ発生するのですか?建材からも発生しますか? またその駆除方法を教えて下さい。完全に殺してしまうまでにどれくらいかかりますか? 費用はどれくらいかかるのでしょうか? また、柱はヒノキ材です。



アドバイスいたします
害虫のことなら駆除から再発予防まで
(株)青山プリザーブ
前林 十三男
電話:011(882)1722


ホームページ:http://www.aopuri.co.jp/

 今回の虫は経験がなく回答が不明瞭にしかできません。
 チビタケナガシンクイとされていますが、近似種にニホンタケナガシンクイというのがいるそうです。前者より体が少し大きいようです。前者だと竹材のみを疑えます。後者だと竹のほかにスギ、ヒノキ、キリなどの食害が考えられるとされています。駆除するというよりは、被害材を撤去して交換するほうがいいのでは?と思うのですが。
 虫は土地の住宅文化にも関係してるでしょうから、地元の駆除業者あるは土壁の小舞竹で壁をつけた業者さんと相談することが懸命ではないでしょうか。これ以上の回答はなんともはや、申し上げられません。近所付き合いのある虫しか知らないもので…相すみません。ほんとにもうなんと申し上げてよいやら、いやいやほんと、まいった。まいった。

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薬剤未処理の米栂の大引き材の耐久性について


<東京都三鷹市・MNさん(会社員・39歳・男)>


 健康住宅を目指し、軸組み工法で家を建築中です。室内に入り込む薬害の事を考えて、土台に防蟻処理や防腐処理をしなくても良いように、土台はヒバ(芯持ではありません)を使ってもらったですが、大引きは材の色が違う為、確認したところ米栂との事でした。それも当方の意向を尊重して薬剤処理無しの物を使っているとの事です。防蟻、防腐の為、柿渋とベンガラを混ぜた物を土台・大引きと柱の下部に塗っていますが、裏面には塗られていないようです。米栂は非常に腐りやすく、またシロアリにも弱いと聴いていますが、薬剤未処理材を大引きに使っても良いものなのでしょうか?宜しくアドバイス下さい。
 ちなみにベタ基礎で基礎パッキンを使用し、通気性には気を使った構造になっています。現在は上棟も済んでいますが、最近の雨で、基礎の上には、水がたまった状態です。



アドバイスいたします
中村よしあき建築研究所
中村欣嗣
電話:0126-23-0268


Eメール:nyarch@juno.ocn.ne.jp

 米栂に関する相談では「2×4土台は米栂で大丈夫?」の回答者(株)キクザワの菊澤専務が回答しています。そちらも参考になさってください。
 そのほか、住宅金融公庫の仕様書にもヒバと米栂の使い分けが表で示されています。それらによると、米栂はやはりヒバに比べれば対腐朽や防蟻に優れた材料とはいえないようです。しかしヒバを使っても絶対に腐らないとは言えません。建物全体としていかに不必要な湿気を木材に与えないかに注意されるのが肝要かと思います。そのうちの一つの部位として、大引きがいかに良い状態でいられるかということにかかってきます。床下をいかに乾燥状態に保つのか、土台でも工夫しているように大引材もコンクリートに直に接しない工夫がされているか。浴室や台所周りの防湿対策はよいか。内部結露がしないよう断熱材の入れ方や気密の施工は適切か。床下の換気や通気を含め住み手が適切なメンテナンスをするか等です。柿渋等も塗られるとのことですが、加圧注入の防腐剤でもその効果はせいぜい20年程度という事のようです。きれいに製材され、吸い込みが悪くなった表面に塗布する程度のものは、あまり長期間にわたっては効果は薄いと考えた方が良いと思います。

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