住宅クレーム110番

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J110 News

強制換気について


<北海道北広島市・タヌキさん(会社員・37歳・男)>



 強制換気についてお尋ねします。平成15年7月の建築基準法の改正で、新築居室に換気機械を設置することが義務付けられたのですが、7月以降に着工した我が家にはありません。
 換気装置をつけなくて良い適用除外があるそうですが、我が家は木造軸組工法なれど、外壁はサイディング、内壁は前面ビニールクロスで柱は見えません。壁に合板は使っていませんが、内壁にはクロス下地のボードを張っています。フローリングや建具は無垢の木材を使用していますが、はたして適用除外なのか疑問です。
 現在のところ実害は出ていませんが、5ヵ月の乳児もおり、少々心配です。法律に詳しい方、お教え下さい。



アドバイスいたします
(株)広谷工務店
服部健一(北海道建築士会 北広島支部 青年委員)
電話:011(377)3454


Eメール:kkhiroya@d9.dion.ne.jp

 機械換気設備の除外となる居室は、
1)外気に常時開放された開口部と隙間の換気上有効な面積の合計(隙間相当面積)が15cm2/m2以上
2)就寝系用途の居室(住宅の居室等)以外の隙間相当面積が15cm2/m2以上
3)真壁造の建築物の居室で、外壁、天井及び床に合板その他これに類する板状に成型した建築材料を用いないもの
4)真壁造の建築物の居室で、外壁に合板その他これに類する板状に成型した建築材料を用いず、かつ外壁の開口部の建具に設ける建具が木製枠で通気が確保できる隙間を有するもの
となっています。
 簡単に言ってしまえば、換気設備をつけなくても隙間が多いので通風で換気回数がとれる居室という事です。これだけ気密の悪い住宅は北海道で考にくいです。竣工時に確認通知書という書類を施工業者からもらっていると思いますので、その中の第三面の2枚目に工期が書かれていますので確認してみてください。もしかすると、工事着手を7/1より以前に予定していたのではないかと思います。7/1以降であれは、確認通知書のどこかに免除に対する何らかの書類等が付いていると思います。
 どちらにしても、疑問が残るという事は施工業者の説明不足もあるかと思いますので一度、施工業者の方と話をしてみてはいかがでしょうか?(後からでも、壁付タイプの換気扇であれば安価に取付できると思います。ただし、換気経路に注意をしないと、戸が開きづらいということが起こります)

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マンションのフローリングのオプション工事について


<NCさん(会社員・32歳・女)>


 昨年 新築マンションを購入しましたが、購入時、既に建物は完成された状況で、リビングの隣の和室をフローリングへ変更してもらうことを条件に契約をしました。
 ところが、リビングのフローリングとのカラーが、明らかに違い不自然な仕上がりとなっておりました。あまりにも違いすぎるので、納得できないと抗議したところ、実は既に同じトーンの在庫がなかったためどうしようもないと言われてしまい今に至っています。後から、仲介の不動産業者の方から話を聞いたところ、今まで同じようなケースは過去に見たことがあるが、こんなに違うものは初めてという本音を漏らしていまた。
 ほかに大きな不具合がある訳でもなく、更に何か問題が起こった際について、書面などの確約があった訳ではありませんでしたので、こちらにも落ち度があったのかもしれませんが、もし改善の可能性があるようであれば、補修点検期限内に再度申し入れをしたいと考えております。
 可能性があるのであれば、専門の第三者の方にお願いしたいとも考えておりますが、難しいでしょうか?



アドバイスいたします
ハウテックさん

 うーん難しいですね。厳密にいうと瑕疵ではないですよね。売買の条件は一筆書いてあるのでしょうか。パンフと違う工事ですから、重要説明事項には謳っていないでしょうから飽くまで営業マンとの口約束ではないでしょうか。でも、それを条件に買ったんだから、これはなんとしても直してもらうより仕方ありません。まずは営業マンを呼びつけて、現状の色に限りなく近い色で両方の部屋を張り替えるように要求してください。口約束であっても違う色で貼っても良いと言った覚えはないと息巻くより他に手はないかもしれません。あまり好ましい手段ではありませんが、仕方ありません。それでも居直って、張り替えをしてくれないのなら、代表者宛に配達証明で今回の件をつづって送るぐらいが最終手段でしょう。普通の人が配達証明付の郵便物を受けたらびっくりしますが、不動産屋は日常茶飯事なので、たいして驚きませんが、担当者に言うよりは効きます。それでも効果がないと、口約束だといかんともできません。なんとか幸運を祈ります。

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排水タンクの保証期間は1年?


<東京都目黒区・KMさん(主 婦・33歳・女)>


 はじめまして。今年完成予定の一戸建を建設中です。高度制限のため、3階建ての1階部分は、3分の2が地下になる予定です。地下になるため、排水は一度排水タンクに貯められ、溜まった時点でくみ上げ式で配水管に流れる仕組みです。
 地下のある物件になることで、タンクは予想していましたが、問題なのは、保証期間です。工務店の方に問い合わせたところ、保証は1年との回答でした。
 これには、驚きでした。工務店に打診する前に仲介業者にも尋ねましたが、10年保証の枠に入るといわれました。また、某有名住宅メーカーに勤務していた知り合いにも相談したところ、それはおかしいとのことでした。引渡しまでに、なんとか10年保証にもっていきたいのですが、できるでしょうか?交渉につきるとおもうのですが…。よい、アドバイスをよろしくお願いいたします。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 平成12年に構造と雨漏りに対して、竣工時の瑕疵担保責任と言う法律が施行され、施工者に10年間の瑕疵責任を負わせることが、義務化されました。しかし、本件のような排水関係など具体的な部品や部位に至るまでの法的な保証期間が定められおりません。全てが施工者側の施工責任(民事)で解決すべき課題となっています。排水タンクはともかく、ポンプなどの機械物のメーカー保証は1年が多いのです。おそらく、工務店もメーカー保証期間をそのまま告げたものと思われます。
 しかし、1年でくらいで壊れるものでありませんが、工務店の施工責任をとって戴くためには、メーカー保証はともかく、出来るだけ長い期間にわたり、工務店に責任をとって戴く様に、交渉することが大切です。しかし、施工責任とは工務店側の誠意に頼るところが多いので、あまり感情的にならず、友好的な関係を維持できるように、工夫しながら交渉してください。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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引継ぎ業者は瑕疵担保責任を負わない?


<長野県長野市・YMさん(会社員・40歳・男)>



 建てはじめから1ヶ月で工務店が倒産、6割は既に支払い済みです。幸い、大手メーカーの完成保証という制度に入っていたのですが、いろいろ手続きがあるようで工事がなかなか開始しません。稀なケースなようですが、きちんと履行されますでしょうか?
 また、引継ぎ業者は工事請負の当事者ではないので瑕疵担保責任を負わないということなんですが、(つまり請負は倒産した工務店で、引継ぎ業者はあくまで完成まで行う業者)これは法律上致し方ないのでしょうか?瑕疵担保責任を負わないので手抜き工事をされてもわかりません。何かよい方法を教えてください。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 完成保証制度とは、住宅性能保証機構と言う、団体が行なう保証制度です。住宅品質確保促進法の瑕疵担保責任とは法律で施行されております。
 基本的に完成保証と、瑕疵担保責任は全く別な次元として扱われるため、本件は非常に難しい案件となります。幸いにも完成保証制度に加入していたので、家の完成を見ることに心配は無いと思われます。しかし、引継ぎ業者に法的な瑕疵担保責任を負わせるための明確な基準が存在しません。
 瑕疵担保責任と言っても、雨漏りと構造に対する竣工時の瑕疵に対して10年間にわたり責任を課す事す。常識から言って、引継ぎをした後の施工に対してのみ、雨漏りと構造体に瑕疵があった場合は、引継ぎ業者の瑕疵責任と言うことになると思います。しかしながら、竣工時の瑕疵を何処まで引継ぎ業者が背負う事になるか、大変に困難な交渉となります。
 施工者側には倒産するようなビルダーと契約した契約責任もあります。まず、倒産会社が完成保証制度に加入していた事を不幸中の幸いと思いながら、出来るだけ、引継ぎ会社に誠意ある施工と責任を取って戴くよう、お願いすることが賢明と思われます。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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黒カビで木材は腐ってしまう?


<茨城県新治郡・OYさん(会社員・35歳・男)>



 黒カビについて相談します。
 昨日業者がきて床下を見ていきました。我家には浴室側には通気孔が無く、そのため黒カビが発生したと言うのです(床下はコンクリートです)。それで、防カビ剤の散布と床下にファンを取り付けた方がいいと言われ、一応契約してしまったのです。
 黒カビによって木材は腐ってしまうのでしょうか? また施工費が26万円は妥当な値段なのでしょうか? 教えて下さい。よろしくお願いします。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 放置しておくと腐朽菌が増殖して、土台や柱が腐る恐れは充分に考えられます。床下は常に乾燥状態に維持する事が極めて大切です。
 しかし、最近よくあることですが、訪問販売業者が床下点検と称して、床下にカビがあり、このままだったら家が腐ってしまうと言われて、あまり深刻な状態でもないのに、多額の工事費を要求される被害も相次いでいます。知っている工務店に一度、点検して戴くことをお勧めいたします。
 しかし、通気口と床下換気扇がしっかりと取り付けられて、防火カビ処理が完全になされて、床下の乾燥状況が確実に維持できる工事が出来るとするならば、26万円の工事費は決して高い金額とは思いません。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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河川の決壊で床上浸水20センチ!


<新潟県三条市・一大事!さん(37歳・男)>


 はじめて相談いたします。先日(H16.7.13)の豪雨で河川の決壊により、床上浸水20センチの被害に遭いました。
 ベタ基礎のため難儀はしましたが、床下の排水はなんとか終わり、床下にびっしりと貼り付けてあった、びしょ濡れの断熱材(グラスウール製)も全部取り払いました。しかし、壁の断熱材(これもグラスウール製)
が、たっぷり水を含んだまま残っています。どうしたらよいでしょうか? また、ベタ基礎の場合の、適切な床下の消毒方法がありましたら、ぜひ、お聞かせ下さい。よろしくお願いします。



アドバイスいたします
硝子繊維協会
技術委員長


 水害における、濡れた壁内グラスウールの処置に関しての見解です。
 基本的には時間の経過とともに乾燥はしていきますが、長時間木部が高湿状態にさらされないよう、外壁あるいは内装下地をはがして断熱材を取り替えることをおすすめいたします。
 国土交通省の防災パンフレットの内容について担当係長と議論した内容を踏まえ、当協会といたしましては以下の共通認識を持っております。
1)壁内にどのような断熱材が入っていても、泥水が浸入してしまっているので先ず、壁の内素材をはがして壁内を清水で洗浄してください。
2)断熱材は新しいものに交換してください。

 被害の程度および壁内のグラスウールの詳細な状況が不明ですので、上記の一般的な認識で申し訳ありません。

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