住宅クレーム110番

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ガリバリウム鋼板の屋根への葺き替えについて


<茨城県南・Mさん(公務員・47歳・男)>


 茨城県南部で築11年。床面積103平米の2階建て(寄せ棟)です。屋根のコロニアルの退色、はがれ、そり等が目立つようになり、頻繁に業者が来ます。かっぱと呼ばれる部分のゆがみも指摘されています。近隣は、コロニアルに塗装していますが、私はガリバリウム鋼板の重ね葺きにしようと考えています。今すすめられているのはその「ガリバリウム鋼板」ですが、素人なので正直よくわかりません。どんな特徴があり、メンテナンスで気をつけること、施工業者の選び方、耐久性、標準的な単価(屋根の形状、メーカーや塗装材、断熱材の有無による差もあるとおもいますが)など、アドバイスをいただきたいと思います。
 私としては、メンテナンスも少なく、予算的にも安いものがいいのですが、よろしくお願いします。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp

 ガルバリウム鋼板とは耐食性・耐熱性・加工性などに優れたアルミニウム亜鉛合金めっき鋼板のことで、組成はアルミニウム55%亜鉛43.4%シリコン1.6%からなり、アルミの特性と亜鉛のさびにくい特性を併せ持った鋼板で、通常の溶融亜鉛めっき(トタン)の3倍〜6倍以上の耐久性があります。したがってメンテナンス期間も長く、他のものに比べて軽く、予算的にも安く納まるものと思います。
 施工業者の選定については慣れていることはもちろんですが、長尺(屋根を横葺きにする場合でも一枚物で葺く)の施工対応ができるところが良いと思います。
 今回はコロニアルの上に重ね葺きをすることになりますが、コロニアルを割らないように注意をすることと、やはりアスファルトルーフィングなどの下地をしっかり行い、ガルバリウム鋼板から入り込んだ水を下地で受け排出するように基本に忠実に納めてください。施工にあたっては、表面のアルミニウムに傷をつけないことと、切ったときに発生する切粉を屋根などにそのままにしないことです。粉が付着したところから錆びが発生します。

*アスベストについて
築11年のコロニアルであればアスベストが含まれていると思います。したがって解体する場合には、専門業者が許可を受けて行うことになり、施工と産業廃棄物処理が大変です。また、コロニアルの表面が劣化するとアスベスト繊維が飛散しますので、今回のように重ね葺きをするか、コロニアルをコーティングしてアスベストを封じ込める塗装工事を行い、対応するようにしてください。

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盛土の中に大きな石や瓦


<大阪府大阪市・TTさん(会社員・35歳・男)>


 先日、家が完成し外構に取り掛かる前に家の周りを見てみると、瓦の破片を10個ほど見つけました。もともと傾斜地に最大1メートルの盛土をしました。分譲地になる前に土地を購入していましたが、擁壁整地するのに土地開発等?の問題で不動産屋に時間がかかったので急いでもらい、整地後すぐに家の着工となりました。
 ハウスメーカーの地盤調査では、数値上問題ないとのことで着工し完成しましたが、基礎づくりの際、まず石の多さに驚きました。最大で30センチぐらいのサイズから大小さまざまな石が混入していました。ローンの関係で家の完成月を決めていたのと、数値で問題ないとのことだったので、気にはなっていましたが工事は進んでいきました。その後、先日種類の異なる瓦(10センチ角)を見つけました。すでに完成し後は入居するだけなのですが、瓦の混入と大小の石の混入はこれから先問題ないのでしょうか。基礎づくりの際に遠目からは石以外には何も見ることはなかったので、瓦と石以外は混入していないとは思いますが。よろしくお願いいたします。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 盛土に使用される土砂のことを「切り込み0〜300」などと表記します。0は土のことで、300がミリ単位なので30センチの意味です。つまり、土と砂、小石、石、大石などが混在した埋め立て材料のことです。瓦の欠片はもともと土を焼いて固めたもので、石と混ぜて転圧(重機や転圧機などで固める作業)を行えば、程よく砕けて埋め立てに支障はありません。質問の瓦混じりの埋めて立て材料でも転圧を行うことで、むしろ良い材料といえるでしょう。
 地盤調査で問題がなければ、転圧作業も順調に行った敷地であると思われます。この案件につきましては、万一、不同沈下などのトラブルに発展した場合、瑕疵担保責任の対象となり、施工者側に責任を負われることが法的に義務化されております。心配はないと思います。
 家は竣工してからが本当の家づくりの始まりです。施工者を信頼して一緒に出来上がった家を育て上げてください。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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契約書のない設計のキャンセルに関して」へ意見


<KRさん(会社員・32歳・男)>


 突然ですが、先の内容を拝見して驚きました。
 私の個人的な主観ですが、もし私があなた様の立場なら一切の支払いを拒否します。純粋に考えて、打ち合わせや調査をしたが契約に至らなかったのが大きな理由です。さらに、相見積もり等の他社と競合などの場合はどのようになりますか?
 打ち合わせや調査での費用が必要なら当然事前に説明・了承を確認する義務が請負者にはあるかと思います。また、故意に発注者が契約をキャンセルした等の場合は話が変わると思いますが、ここに記載されている内容だけで判断しますと、私にはその設計者への支払い義務があるようには到底思えません。
 このような申し出を設計者から受けたとのことで支払われるのはどうかと思いますが…。


 *あくまでも私個人の主観です。


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家を建てるのってこんなに苦痛なものなのですか?


<広島県福山市・MKさん(主婦・40歳・女)>


<〜NPO住宅110番より〜 ここに寄せられたご相談へ、読者のみなさんでご意見・アドバイスをいただける方、ご投稿ください。>

 実家に近く見晴らしの良い土地が売りに出され、喜んで問い合わせをして話を聞いたのですが、大手ハウスメーカーでの建築条件でした。しかし名前の通った大手のメーカーなので安心して任せられると思ったのに、大きな間違いでした。担当者の勝手な判断で基礎にかかる金額を聞かされ納得してたのに、実際に地盤調査したところ、倍以上の金額だったことでした。
 担当者の判断でしゃべることが多く、跡地の古いフェンスの撤去費用もこちらが負担すると言ってきました。最初にフェンスは撤去して引き渡すと担当者は言ったのに・・そのときクレームを言って撤去費用は出しませんでしたけど・・・その後、設計などは何とか終わり建物が出来てきました。外装が出来たときにびっくり。色が全然違い担当者に伝えると「やり変えます」と・・。それから持ち込みの商品を使うのに気持ちよくいいですよと言ってくれ、購入した業者との連絡もすべてやりますからと言ったくせに、まったく連絡も取っていない。業者から連絡があり伝えると「すぐ確認します」と言って連絡してきたら「このようになりました」とだけ。
 この人は「すみません」と言えないのかと、このあたりで担当者を変えてもらおうかと悩みましたが、せっかくここまできてもめたくないので、まぁ、我慢しとこうかと気持ちを抑えました。
 でもこれだけでは終わりませんでした。シーリングの数の変更、クロスの変更、間に合うときに言った変更が全て変更されていませんでした。電話で伝えると、「翌日エクステリアの打ち合わせがあるのでその時までに調べておきます」と・・・翌日会うといきなりエクステリアの話をし始め、途中電話の件は?と言ったら「その話は後で」と・・・何考えてるのか? どうなってるのか伝えるのが先でしょ! 謝るのが先でしょ! もう我慢の限界で、エクステリアもしなくていいと伝えました。「変更を伝えるのを忘れてました。きちんと直しますので」というものの、直すから良いというものでないでしょ! 私としてはミスがあっても最終的にきちんと出来上がればいいのだが、責任感だとか誠意だとか、営業マンってそんなものなのか? しかし大きな看板背負っているのに、そのハウスメーカーをも疑います。
 「ぜひエクステリアのほうも再度検討してくれ」と帰られたが、その後メーカーからも何も言ってきません。ローンの申し込みも済み、もうすぐ家だけの現金での残金の支払日がきます。でもなんだか納得がいきません。もっと早くに対処するべきだったと後悔するばかりですが、こんな状態で引き渡してもらった後のメンテナンスや保障は大丈夫なのか不安です。大手のハウスメーカーでもこんなもんなのでしょうか?


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雪で濡れた木材


<北海道札幌市・MHさん(会社員・35歳・男)>



 現在、札幌市内にS社で建築中の者です。降雪量約10cm程度の悪天候の日に据付(上棟)工事が行われてしまいました。据え付け時にむき出し状態になっていた2Fの屋根(天井)部分のグラスウールは交換してもらえたのですが、他の雪で濡れてしまった木材部分(根太:ムク材?、床:合板など)はそのままで大丈夫であるといわれています。今日、私も立ち会いのもとで木材部の含水率の抽出検査をしたところ、一応含水率は10%程度で問題ない数値になっていますが、全ての木材部分を測定したわけではないので、まだかなり不安です。
 S社の家は鉄骨構造であるため、建物そのものの強度は問題ないと思うのですが、今回雪で濡れた(雪が積もった)ことによって、将来、カビが発生したり、床などの反りやキシミが起こったりしないか心配です。メーカー側が言うように、この程度濡れてもこのような問題はないものなのでしょうか?



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 含水量10%は、まさに絶乾燥状況でありますが、仰せのとおり全部がそのような乾燥状況になっているかどうか疑問視する気持ちはよく理解できます。しかし、一旦乾燥させた木材が後日水に濡れても、間もなく元の含水量に戻るものです。濡れたグラスウールを濡れたまま囲ってしまえば問題ですが、取り替えたのは賢明であり、大事にはならないと思われます。仕上げ材は躯体が出来上がりますと、室内湿度に順応して表面から乾燥するものです。
 状況から察して問題はないと思いますが、万一カビや反りなどが発生した場合、施工中の状態と記録しておくことで施工者に対応をさせることができると思われます。S社は大手のハウスメーカーであり、竣工後の対応も抜かりなく、実施していただけることでしょう。
 大丈夫だとは思われますが、施工時の状況を写真などで記録しておくと、トラブルが発生したとき、対応させやくなります。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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