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![]() 擁壁の水抜き穴について<大阪府門真市・Sさん(主 婦・36歳・女)>
ひな壇の土地の購入を考えています。上の隣地との間の擁壁(半分がH=800、半分がH=1,500程度)には水抜き穴がありますが、下の隣地との間の擁壁(H=400からH=1,000程度)には水抜き穴がありません。水抜き穴を埋めたようなモルタルの形跡があるのですが、売主の購入時よりそうなっていたとのことで、水抜き穴があったかどうかわからないとのことです。
H=1,000程度の擁壁でも水抜き穴は必要でしょうか? また、下の敷地の人に水抜き穴の設置をお願いすることはできるのでしょうか? よろしくお願いします。 アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/ Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp
宅地造成等規制法施工令(擁壁の水抜き穴)では、擁壁の裏面には、その裏面の排水を良くするため、壁面積3平方メートル以内ごとに少なくても1個(内径7センチ以上の鋼管、その他これに類する耐水材料を用いた水抜き穴)を設け、擁壁の裏面で水抜き穴の周辺、その他必要な場所には、砂利等の浸水層を設けなければならないとなっています。
水抜き穴は擁壁の背後に存在する危険な水を取り除くためのものなので、水抜き穴がなかったり、少なかったり、ゴミが溜まってくると擁壁の強度を弱めます。したがって、購入の際は水抜き穴を規定どおり入っていることを確認し、ない場合には地主・販売会社に水抜き穴の施工を条件にしてください。 また、通常は下の隣地との間にある擁壁は購買予定の敷地内(擁壁の外側が隣地境界)になりますので、こちら側の土地にある擁壁の水抜き穴を、敷地境界外の下の人に頼むことはできないと思います。まず、その擁壁がどちらの土地の財産か確認してください。 もし、下の土地の人が自分の土地に水が流れてくることで勝手に埋めたのであれば問題ですが、通常こちらの土地の水が隣地の敷地に流れ込むことが予測される場合には、擁壁施工の場合擁壁の下面にコンクリートトラフ最低W150ミリを入れて排水処理を行うように造成工事が行われます。 上の隣地との間の擁壁についても、逆な立場でこの事の問題がないか確認してください。
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![]() 断熱材の厚さについて<青森県八戸市・Sさん(会社員・31歳・男)>![]()
現在、新築一戸建てを予定しています。青森県で工法は在来内断熱です。ハウスメーカーさんの断熱材の予定は以下のとおりです。
壁 高性能グラスウール16k 75mm 屋根 同様 140mm 天井 同様 50mm 厚さが不足しているような気がしてハウスメーカーさんと話したところ、新省エネルギー基準を満たしているため、心配する必要無しといわれました。また、普通のグラスウールではなく高性能グラスウール(フルカットサン)なのでこの厚さで大丈夫だと…。 よく意味がわからず、丸め込まれたような不安な気持ちです。なお、防湿はしっかりするとのことでした。サッシュは樹脂で複合ガラスでした。 このまま施工して大丈夫なのか、アドバイスよろしくお願いします。 アドバイスいたします HQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦
八戸市の次世代省エネ基準は「1.9w」ですが(北海道は1.6)、高性能グラスウール16kgの熱伝導率が0.038w/mK(普通のグラスウール16kgは0.045)とグラス繊維を超細にして静止空気量の多くし、断熱性能をあげています。しかし、壁のグラスウールは壁内に空隙をなくして壁内の空気を静止させることが前提です。
省エネ基準は、断熱材の熱伝導率を元にした計算値です。特に壁の空隙は100ミリ程度ありますので、本件の75ミリでは、空隙を空気対流する場合があります。そのためには、断熱材を壁材に隙間を空けずにぴったりとくっつけることが不可欠ですが、施工的に大変に困難な作業となります。できれば100ミリのグラスウールが望ましいと思います。 屋根断熱は屋根材と断熱材の間に最低60ミリ以上の通気層が必要です。これは、日射熱で屋根材が100℃近くにまで上昇し、その裏面温度がさらに5%ほども高くなります。その熱を放熱する必要があるからです。 しっかりとした屋根断熱を行うと天井断熱材の充填はまったく無意味になります。床下断熱の仕様が記載されていませんが、床下断熱も湿気を排除するための配慮が必要です。記載された天井断熱が床下断熱の間違いということも考えられますが、仮に床断熱が50ミリなら全く足りません。 八戸といえども真冬は氷点下にもなり、真夏は連日30℃を超します。真冬に重点を置く北海道より、夏冬ともに通用させる断熱仕様としては、北海道並み(1.6)程度の仕様が必要です。断熱気密の性能は住んでから一生の光熱費、そして冷暖房のクオリティに関係してきますので、妥協することなく、悔いのない仕様を求めてください。 説明だけを聞くと担当者の対応があまりにも不案内で、心配するのは当然です。記載されたグラスウールとサッシだけで、実質的な次世代省エネ基準を達成できないと思われます。そもそも、防湿と省エネ基準とはほとんどリンクしませんし、防湿と気密がラップしているのであれば、これまた不安があります。次世代省エネ規準を満たすためには、断熱性能のほかに、気密性能、換気回数が大きく関わってきます。 床、壁、天井(屋根)、開口部、換気(隙間も含む)、この5ヵ所から逃げる総熱損失量を延べ床面積で割った数値がQ値(熱損失係数)ですが、そのQ値が八戸の次世代規準1.9以下になっているかどうかの計算書の提出を求めるべきでしょう。それも計算上の数値ですから余裕を持って北海道並みのQ値が必要です。契約前は納得の行くまで仕様を求めるべきでしょう。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。
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![]() 夏暑く、冬寒い部屋<埼玉県春日部市・MHさん(会社員・35歳・男)>
築丸8年の家ですが、下に駐車場があり、2階のダイニング・キッチンの部屋です。
夏場は3階の部屋より暑く、冬場は気温が外とあまり変わりないようで、壁にソファを横付けすると壁が結露します。下に断熱材(グラスウォールなど)がないような? いかがでしょうか? ●画像添付あり● アドバイスいたします 住まいを科学する技術集団・新住協メンバー 須藤建設(株) 副社長 須藤芳巳 ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/ Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp
写真を見せていただきました。鉄骨造3階建てか1階鉄骨造2・3木造の建物と思います。
今回の建物は、1階がカーポートで吹きさらし状態になるので、この部分(1階天井=2階床)の断熱施工が非常に大切になりますが、1階天井はデッキプレート現し(写真から)になっており、天井の断熱は行われていませんので、その上の2階床がどのような断熱仕様になっているかが問題になります。 通常の施工としては、デッキプレートの上にコンクリートを打ち、その上に発泡スチロール版等を敷き込み床の断熱工事にします。2階床として、デッキプレートの上に木床を組んでグラスウールを入れる断熱工事もあります。どのようになっているか、どこか床を剥がして確認してください。しかしながら、現在の状況から断熱補強が必要です。 対応策としては、 ●1階天井のデッキプレートに発泡ウレタン吹きつけ(厚30ミリ)を施工する。 ●1階に天井を施工し天井断熱を施工する。 になりますが、この他に、2階壁の下部分の”気流止め”を施工することです。 2階壁にソファを横付けすると壁が結露するのは、1階の天井から2階の壁へ外気が流れ込み壁を冷やしていることが原因です。 対策としては、発泡ウレタン(2階壁下の部分のデッキプレートと梁の隙間)で、徹底して埋めてください。床の断熱と壁の気流止めの両方を行うことが、対策のポイントになりますので注意してください。
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![]() 防草シートの上に砂利なのにもう草が生えてしまいました。<福島県福島市・YMさん(主 婦・53歳・女)>
今年の2月に新築しました。家の北側と東側は防草シートをひき上に砂利を敷いてもらいました。ところが、もう小さな草が所々に生えてきています。おかしいなと思ってを掘ってみると、表面の砂利の下は山砂と小さな砂利が混ざったものになっていました。これでは草が生えるのは当たり前だと思います。
防草シートの上は草が生えないように砂利だけにすると思っていました。こんな施工が本当に正しいのでしょうか、教えてください。 アドバイスいたします 建設大臣賞受賞 リフォーム・新築の北海道工房(株)(JRN正会員) 代表 廣瀬 誠 電話:011(882)1200 ホームページ:http://www.do-ko-bo.co.jp/ Eメール:home@do-ko-bo.co.jp
植物の根や種が混じった山砂をシート上に敷いたか、それとも種が飛んできて根付いたのか、はたまた防草シートの選択や施工方法に問題があったのか。業者にどんな頼み方をしたのかわかりませんが、やはり防草工事の基本的なミスだと思います。インターネットで検索すると、目的に応じたシートの種類や施工方法が数多く掲載されております。
これから防草工事を考えてる方は、業者にしっかりと目的をイメージさせることが大切です。一本も草が生えないようにするのか、多少はやむ得ないと考えるかによって、選ぶシートや施工方法、金額もかなり違ってきます。まず頼む側がその基本を守るだけで、かなりトラブルを防止できると思いますが...... いかがでしょうか。
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![]() 筋交いの木材に<愛知県一宮市・IHさん(その他・35歳・男)>
初めまして、先日棟上げが終わり、筋交いを入れている途中です。いつものように現場に行き、建物を見ていて気づいたのですが、筋交いの木材(国産マツ)に「虫の喰いあと」があったのですが大丈夫でしょうか? 虫に食べられている箇所は木材の表面の1割以下程度で、深さは深いところで2センチ程度です。虫が食べているのをわかって使っているようですが、指摘した方が良いのでしょうか?
アドバイスいたします 害虫のことなら駆除から再発予防まで (株)青山プリザーブ 前林 十三男 電話:011(882)1722 ホームページ:http://www.aopuri.co.jp/
ムシ屋さんとしては、それこそ自然素材を使用している証ですよ、と言いたいところですね。ムシが食べたあとだけで、ムシがいないのなら許してあげましょう。
あのバブル時代の木造住宅で秋から冬に竣工し、翌春にキバチやカミキリムシが壁に1センチくらいの穴をあけて「春がきたあ〜っ!」と出てきたら、ヒトの棲家だったので虫が吃驚していた、という経験があります。これらの虫は本来、根の付いた木に繁殖場所をゆだねていますから、住宅になった木材では繁殖できません。 木のぬくもりを求めるのは人間ばかりではないのですね。
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![]() 建前の日にカビを発見しました。<三重県・Kさん(主 婦・31歳・女)>
建前の途中で、居間など見える所の梁などにカビが発生しているのを発見しました。大工さんに聞くと、カビ取り剤で取れるかどうか試してみますとのことでした。
来月、赤ちゃんが生まれてきます。上の子はまだ1歳と小さいので、カビ取り剤が人体に影響ないものなのかとても心配です。それに、もし取れたとしてもまた発生するのではないかと不安です。どうするのが一番なのでしょうか? 教えてください。お願いします。 ●画像添付あり● アドバイスいたします HQ住宅研究所 FAS本部 代表 福地 脩悦
写真をよく観察するとわかりますが、本件のカビは建て込みの後に生じたものではありません。建て込み後のカビなら、梁や桁に取り付けられている水平触れ止め木材(火打ち)や無垢板にもカビが生じます。つまり、本件のカビは木材の在庫中にカビが生えたものです。
したがって、カビ取り剤を使用して除去しても構いません。現在、市販されているカビ除去剤は子どもなどにも無害のものがほとんどですので、心配はないと思われます。今後の状況についてですが、家屋内の環境が守られていれば、除去したカビが再発生することはないと思われます。 ★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。
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