住宅クレーム110番

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現場発泡ウレタンの廃棄について


<神奈川県相模原市・HTさん(自営業・59歳・男)>


 はじめまして。山梨県の寒冷地に木造の家の建設計画中。充填断熱で、壁、屋根は現場発泡ウレタンで気密・断熱性が高いと言われました。現物模型を見ると、壁や屋根にウレタンが張り付いたままです。将来解体したとき、構造用合板に張り付いたウレタンをはがし、分別は困難そうです。産業廃棄物処理費が高価となって持ち主に負担させられるのでしょうか。



アドバイスいたします
いずみ建築工房
泉 徹
電話:011(738)2006


ブログ:http://kenchikudanten.way-nifty.com/
建築の不思議な納まり:http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/

 他の都府県における条例はわかりませんが、札幌の場合は産業廃棄物の対象になり、指定業者でなければ処分ができません、さらに建築リサイクル法が適応されます。
 当該の県庁か行政、地元の解体専門業者のおたずねください。

 山梨県の産業廃棄物業者の名簿と県のサイトです。解体処分費は所有者の負担です。

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水道凍結の水抜き不要の対策は?


<神奈川県相模原市・HTさん(自営業・59歳・男)>


 山梨県寒冷地(標高800m、冬は朝・晩は外気温マイナス5〜7℃、昼間はマイナス1℃〜プラス4℃、山の麓なので風が寒いです。昼間は太陽が出れば暖かく感じます)に建設計画中です。水道凍結防止のため、水道管に保温材を巻いて電気ヒータをつけています。また外出不在となるときは水抜きを行い、入居するときは水通しの処置を行わないとダメとのことです。水抜き・水通しを不要にするためには、どんな工法(外張り断熱、充填断熱)で、どのような基礎(内断熱、外断熱)にし、外部給湯器などの処置はどのようにし、その他必要な処置は何かなど方法をアドバイスください。



アドバイスいたします
いずみ建築工房
泉 徹
電話:011(738)2006


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建築の不思議な納まり:http://kenchikudanten.way-nifty.com/photos/izumiya_phot/

 給水管が凍結するかどうかついて、2つの推論が成り立ちます。冬期間の水道水温が凍結するかどうか判定する。
■水の比熱が保温材を介在して凍結温度に至る計算で判定する方法。
■外気温、室温の変位を計算して給水管の周りの温度変位をシミュレーションして行う方法があります。

 上記のシミュレーション計算は「建築計画原論」渡辺要編にヒントが載っていますいますから、現在計画中の建築士にシミュレーションをしてもらってください。
 建物断熱方法は断熱材と内部の比熱の蓄熱量バランスで決まります。いくら断熱材を熱くしても内部の比熱が少なければ、換気負荷が大きくなります。そこら辺の熱変位を考量して計画すべきでしょう。
 ある程度、断熱と比熱のバランスが取れると(スウェーデンが進める技術水準)壁屋根が0.1キロカロリー/近く確保し、比熱→蓄熱があれば換気負荷程度なり、ほとんど暖房が不要になります、ただし、それを実行できる設計者と寒冷地断熱に経験が豊富な施工が必要となります。
 基礎断熱とスカート断熱は、屋内給水管を凍結から防ぐ有効な方法ではあります。
■室外に給湯器を設ける方法は、北海道では経験したことがないのでわかりません。

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基礎のひび


<長崎市・KTさん(会社員・42歳・男)>


 基礎のひびの補修工事として、アラミド繊維シートを貼って、その上にエポキシ樹脂なるものを塗布する補修工事は、効果的でしょうか?
 ひびは、0.2mm〜0.3mmです。家自体は、木造で築35年経っております。また、ひびが入ってるのは一部分なのですが、その補修工事を基礎側面全体にする必要があるのでしょうか?



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp

 アラミド繊維シートを使った『JBRA-1工法』は、コンクリートと木造、木造同士の仕口、継ぎ手の接合材として、または木造の開口部にアラミド繊維シートを使用することによって耐力壁にすることなど、いろいろな使われ方があり、さらには既存コンクリート構造物の耐震補強にも使用されています。したがって、基礎のひびの補修工事としてのJBRA-1工法の採用はない話ではありませんが、その前に確認することがたくさんあると思います。
 第一に、今の基礎に鉄筋が入っているかどうかです。35年前といえば施工的に無筋のコンクリート基礎も多く、鉄筋が入っていないのであれば基礎としては既存不適格になります。あくまでもJBRA-1工法は補強工事です。
 第二に、敷地地盤の強度がどうなのかです。杭が必要で、布基礎だけでは持たないような地盤の上に建つ建物の基礎を、いくら補強してもやはり既存不適格になります。地質調査(ボーリング)をして地耐力を確認してください。
 あくまでも順番的には、まず地耐力、基礎の鉄筋を確認し、その上での補強の話です。木造住宅で35年経過しているのであれば、周辺で地盤沈下が起きていない限りは、今さら外から処理をしても意味がないものと思いますし、クラックではなく割れて段差が生じない限り木造では問題ないと思います。

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壁紙・柱木材のべたつきについて


<東京都新宿区・KHMMさん(会社員・28歳・男)>


 約3ヵ月前、壁紙・柱木材等をハウスクリーニングしたのですが、気温・湿度が高い6〜7月に入ってから壁紙・柱木材(巾木等も)が非常にべたついて困っています。べたつきが何が原因となっているのか特定できません。
 少なくとも昨年のこの時期、ハウスクリーニングする前まではこのようなことは全く起こりませんでした。
 この原因がハウスクリーニングで使用した薬剤によるものなのか、またこれが原因である場合の特定方法、及び対策について何か少しでも情報があれば教えてください。



アドバイスいたします
住まいを科学する技術集団・新住協メンバー
須藤建設(株)
副社長 須藤芳巳


ホームページ:http://www.sudo-con.co.jp/
Eメール:sudohome@sudo-con.co.jp

 文面だけでは判断がつきませんが、ハウスクリーニングする前まではこのようなことがなかったということから、一番考えやすいことはハウスクリーニングで使用した洗剤が落ちきっていないと思われます。
 ビニールクロスに付いたタバコのヤニなどを取るための洗剤は、マイペットのようなアルカリ系のものなので残ればベタベタします。対策としては、もう一度洗剤で洗い、ぬるま湯で何度かふき取り、すすぎを十分にすることで落とすことができます。自分で試すのであれば、部分的にやってみて確認してください。
 本来であれば、ハウスクリーニングをした業者に現状を見てもらうか、その業者が信用できないのであれば、別な業者に相談することと思います。
 その他、湿度の高い時期になって感じるということなので、夏型結露(夏に暖かい湿った空気が室内で冷やされ、壁の表面に水滴が付く現象)のことも考えられます。
 何か結露にかかわる気密等の工事をした経緯がある場合は、換気等のことも絡んできますので気をつけてください。

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