住宅クレーム110番
J110 News

改良杭の施行に問題がないか不安


<福岡県糟屋郡・MHさん(会社員・46歳・男)>


 木造在来軸組の2階建てを地方のハウスメーカーに依頼して、確認申請を取る段階にまできています。申請が下りたら基礎の着手となるわけですが、地盤調査した結果、GLから4メートル程度が軟弱なため、φ500の改良杭をすすめられました。
 そこで不安になったことは、地下水位がGLから2メートルの位置にあり、改良杭の施工に問題がないかどうかということ。また、ベタ基礎は地盤が良好な場合と同じ厚さ、配筋で良いかということです。当初のベタ基礎は150ミリ厚の鉄筋の一段配置となっています。メーカー対応は常に施工業者の言いなりで、納得できる回答が得られまん。
 的確な意見、アドバイスを宜しくお願いします。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 地下水位と表現していますが、「地下水面位」といって地盤を掘り込んだときに、地盤面から2メートルのところまで水が上がってくる地盤のことです。別に地下2メートルのところに水脈があって、地下水が流れているわけでありません。
 地盤面から4メートルの軟弱地盤を500パイの杭を打ち込むそうですが、これは摩擦杭といって、何本打ち込むか記入されていませんが、杭の打ち込みで地盤の密度を強固にして、地盤強度を向上させる方法です。一般的な方法で問題はないと思います。
 ハウスメーカーも杭打ち業者の言いなりで、頼りなさに不安を抱いているようですが、現在は、平成12年に施行された住宅品質確保促進法により、地盤変動で構造体に問題が生じた場合は、瑕疵担保責任が施工者側に課されます。したがって、不具合が生じたときの保証契約のようなものが、メーカーと地盤補強業者間でなされているのが一般的です。
 文面から判断しても施工的にも、また法律で質問者の権利が守られていることからも、本件については、特別気にする必要はないと思います。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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