住宅クレーム110番
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引継ぎ業者は瑕疵担保責任を負わない?


<長野県長野市・YMさん(会社員・40歳・男)>



 建てはじめから1ヶ月で工務店が倒産、6割は既に支払い済みです。幸い、大手メーカーの完成保証という制度に入っていたのですが、いろいろ手続きがあるようで工事がなかなか開始しません。稀なケースなようですが、きちんと履行されますでしょうか?
 また、引継ぎ業者は工事請負の当事者ではないので瑕疵担保責任を負わないということなんですが、(つまり請負は倒産した工務店で、引継ぎ業者はあくまで完成まで行う業者)これは法律上致し方ないのでしょうか?瑕疵担保責任を負わないので手抜き工事をされてもわかりません。何かよい方法を教えてください。



アドバイスいたします
HQ住宅研究所 FAS本部
代表 福地 脩悦


 完成保証制度とは、住宅性能保証機構と言う、団体が行なう保証制度です。住宅品質確保促進法の瑕疵担保責任とは法律で施行されております。
 基本的に完成保証と、瑕疵担保責任は全く別な次元として扱われるため、本件は非常に難しい案件となります。幸いにも完成保証制度に加入していたので、家の完成を見ることに心配は無いと思われます。しかし、引継ぎ業者に法的な瑕疵担保責任を負わせるための明確な基準が存在しません。
 瑕疵担保責任と言っても、雨漏りと構造に対する竣工時の瑕疵に対して10年間にわたり責任を課す事す。常識から言って、引継ぎをした後の施工に対してのみ、雨漏りと構造体に瑕疵があった場合は、引継ぎ業者の瑕疵責任と言うことになると思います。しかしながら、竣工時の瑕疵を何処まで引継ぎ業者が背負う事になるか、大変に困難な交渉となります。
 施工者側には倒産するようなビルダーと契約した契約責任もあります。まず、倒産会社が完成保証制度に加入していた事を不幸中の幸いと思いながら、出来るだけ、引継ぎ会社に誠意ある施工と責任を取って戴くよう、お願いすることが賢明と思われます。

★回答者に、もっと詳しく知りたい場合、また、直接聞きたい場合は、回答者のホームページに質問欄があります。アドレスは http://www.fas-21.com/ です。もちろん住宅110番に今まで通り質問していただいても構いません。

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