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2007年09月01日

駐車用外部コンクリート床

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写真は宮城県大崎市古川の新興住宅地の家。
左右にコンクリート床だけの駐車スペースが隣り合っていました。
で、右側の家の床の拡大写真が、左上。
こういうコンクリート床の場合、ただただ、面積分床面を広げるのが一般的ですが、
右側の家の場合、ちょうど敷石のように
いくつかにセパレートして、間に浸水領域とでもいえるような
土の露出スペースを空けていました。
このようにすれば、写真のように踏みつけられても強い草を植えることが出来ます。
まだ植えたばかりなので、十分には生えそろってはいませんが、
すぐにしっかりと根を張って、細い土の全面が緑になります。
草の種類にもよるでしょうが、たいていはメンテナンスフリーで
毎年しっかりとした緑を形作ってくれるようになります。

このようにセパレートしながら施工するのと、
左の家のようにベタッと全面領域を施工するのと、
じゃぁ、どちらがお金がかかるか、というと、
それが全然同じなんですね。
こういう工事種目の場合、面積計算での計算になるので、
若干は手間がかかるはずなんですが、
同じ料金で済ませられるんですね。
まぁ、このように草を植え込むのは別ですが、
そういうのは建て主側で、自分でやればいいので、工事費アップはない。

まぁ、ほんの少しの違いではあるのですが、
案外、気がつかないような部分で、大いに違いがある。
家への愛着に関わる部分の作りよう、ということですね。


さて、本日、沖縄に行っている娘が帰省してきます。
久しぶりに家族が揃うわけで、なんとも楽しいものですね。
わたしも大学は東京に行っていたのですが、
子どもの帰省というのは、こんなに待ち遠しいものなのだなぁ、と
親の気持ちがわかってきますね。
短期間ですが、家族団らんを楽しめるのがうれしいです。

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2007年08月31日

JR車内誌 トランヴェール

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わたしの密かな楽しみのひとつに
JR東北新幹線に乗って見ることができる車内誌 トランヴェールの講読があります。
このフリーペーパーは通巻で234号にもなる月刊誌。
で、表紙のようなものなんですが、
ごらんいただけるように、東北ゆかりの歴史物特集が組まれています。
今回はなんと、歴史好きにはたまらない、
東北の謎に満ちた豪族・安倍氏、清原氏の興亡を描いたもの。
これまでも東北に由来する歴的事跡を紹介する特集が頻繁に組まれています。
従来型の販売型メディアでは、歴史マガジンなどでも
どうしても日本全域を対象にすると、全体バランスに配慮して、
あるいは「買ってくれる」読者の興味におもねってしまって、
中央政府周辺の事跡をなぞるような特集テーマになってしまうことが多い。
歴史マガジンの宿命というか、
たぶん、販売から営業、などの状況を全体として会議などすれば、
どうしても無難な特集テーマを選んでしまうのは理解できる。
結果として、ほぼ毎回のように、戦国ものや、
義経を中心とする時代、幕末、というような
たくさん歴史上のスターが登場するテーマと時期が多くなってしまう。
だから、わたしのような読者からすると、
パラパラと立ち読みしても、「あぁ、またこんなことでお茶を濁している」と
思ってしまう。極端に言うと、これまでの号から手を変えて
焼き直したのではないかと、疑われるような内容が展開している。
だいたいが、どこかで読んだような内容が羅列されているケースが多いので、
そのうち、立ち読みもしなくなってくる。

そういう歴史雑誌の現状のなかで、
このフリーペーパーの特集の内容の厚みにはいつも感嘆しています。
なにより、地域に密着してテーマを選定し、
考証や監修なども、たとえば東北歴史資料館の館長さんとか、
東北域内の大学の先生など、地元の歴史発掘家のみなさんが
深い造詣を語ったり、アドバイスを送ってくれている。
どうも、歴史関係でも、全国一律の画一性、ということには
未来展望が見えなくなってきているのではないでしょうか。
その分、販売と言うことを考えれば狭い範囲になるわけですが、
このフリーペーパー「JR車内誌 トランヴェール」というようなメディアであれば、
いま、挙げたような状況を突破する可能性が広がってくる。
中央の知的欲求とは全然違う欲求に対して、
特集を打つ必然性もあり、それがやれる条件がほとんど揃っている。
読者の側は、きっとそういう諸条件などもきっと見越していると思う。
メディアに携わるものとして、留意しなければならないポイントだなぁと思っています。

で、昨日忙しいのと、疲れ切っているために
まだ、読みかけなので、じっくり読んでみようと持ち帰ってきた次第なんです。
あ、ちゃんと、「ご自由にお持ち帰りください」と銘打たれているので、
決して、ネコババ行為ではありません(笑)。誤解のないように(笑)。

投稿者 replan : 05:19 | コメント (0)

2007年08月30日

窓の開け方を考える

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首都圏在住の方と話していて、
ふと気付いたのが、表題のこと。
わたしは北海道をベースにして住宅を考えているのですが、
無意識のうちに、この土地では一体、どのように窓を開けたら
気持ちのいい暮らし方が出来るのだろうか、
と、考え始めるように思います。
家を建てるには、その土地の環境条件が決定的だ、という由縁だとも言えるでしょうか。

ところが、首都圏地域を始め、多くの都市部の戸建て居住者にとっては
まずは、社会的なハードルを達成することが最優先。
過密社会である首都圏などで、地べた付きの戸建て住宅をゲットする
ということの社会的困難さのほうが、大きい。
そのためには激烈な成功競争を勝ち抜くことが最優先事項。
まぁ、確かに当たり前ではあるのですが、
そのような前提条件での困難を乗り越えることのみに
意識が集中して、いざ、家を建てる段階では、
最初に考えるような「窓の開け方」などということに考えも及ばなくなっている。
まずは社会的過密の方が前提であって、
窓を開けると言っても、とりあえずは「開けられるところに開ける」
というようにしか考えられないのが実際のところなんだ、ということですね。

そういう意味で、改めて北海道で家を建てる、
ということの楽しみ方、というものも見えてくるのでしょうね。
こんなに条件の良い悩みを考えられる幸せを
もう一度、深く思い至ることが必要だとも思いますね。
写真は札幌の街を見下ろす大倉山にある市営のレストランからの眺望。
周囲は自然豊かな森であって、同時にこのような眺望を得られる。
まことに贅沢きわまりない家の建て方を楽しめているのですね。

投稿者 replan : 05:12 | コメント (0)

2007年08月29日

路上ホテルなんですかぁ?

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きのうから東京出張中です。
あさ、いつものようにホテルを出て散歩していましたが、
小石川の後楽園北側の隣接道路にでくわしたところ。
なんともガソリンの臭いが立ちこめておりまして、
何台もの長距離トラックや乗用車、はてはバスまで、
エンジンを掛けたまま、路上に駐車しておりました。
こちらはその排気ガスを吸わされるもので、
ちょっと往生させられていました。
気がついて車の中を見てみると、どうも、みなさん、仮眠を取っている。
熱帯夜の東京都内、エンジンを掛けたままエアコンを付けて
車内をホテル代わりにしているようなんですね。
そういう用途で道を使うのに、この道路は恰好のようで、
ごらんのように多くの車が路上ホテルを決め込んでいるようなんですね。
とくに長距離トラックの運転者さんなどの場合は、
東京都内では駐車場確保もままならない事情はある程度は理解は出来ます・・・
が、しかし、ねぇ・・・。
近隣のみなさんは排気ガスと車の運転音に
熱帯夜の不快感がさらに加速するでしょうね。
わたしのような通りすがりのものでも不快な排気ガスに閉口させられたのですから、
近隣のみなさんの迷惑は想像にあまりあります。

この道を、日が昇って10時頃にこんどはタクシーで通りかかりましたが、
そのときには車はだいたいいなくなっておりました。
それに日中はたいへん混雑する通りのようです。
ちょっと旅先で、考えさせられた光景でした。

投稿者 replan : 04:43 | コメント (0)

2007年08月28日

登別地獄祭り

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土曜日、登別に行ってきました。
毎年カミさんの方の親戚での集まりがあって、参加しているのです。
ことしはちょうど、登別地獄祭りに合わせた日程。
登別の開祖、滝本さんのホテル近くに「閻魔大王」の小屋があるのですが、
お祭りのときには、ふだん座っているえんまさんが立ち上がって目を光らせてくれるんです。(笑)
こういう単純な趣向って、実にバカバカしくていい。
鬼とか、閻魔とか、なかなかお目にかかれないだけに価値がある。
ことしは北海道もまだまだ暑い日が続いてくれていまして、
毎年だと、8月もこの時期になるとすっかり秋風なんですが、
地獄・閻魔・鬼といった趣向には実にいい案配のなま暖かさ。
もうすこし暑いと、お化けなんかがふさわしいところなんですが、
当日は熱気もあって、爽快という感じなので閻魔さん、大ハッスルです(笑)。

登別はやはりいつ行っても、すごいですよね。
地獄谷や大湯沼など、まさに温泉には最適地だと認識できます。
年間の降雨量もたいへん多くて、
活発な火山活動と相まって、温泉の湯量がふんだん、ということなんですね。
いろいろな種類の温泉成分が楽しめるのでも有名ですが、
やはり定番の硫黄温泉が、やはり登別らしくて格別。
ただ、今回は「まほろば」に泊まったのですが、
隣接していた滝の屋さんが、取り壊されて更地になってしまっていました。
「まほろば」は道内大手ホテルチェーンの資金力での大型ホテルですが、
伝統的なスタイルの和風庭園が楽しめた滝の屋さんも
格別の風情があったので、寂しさがありました。
「まほろば」が出来た頃、和風庭園を見下ろすように建てられたので、
目隠しをしていたような記憶があります。
こういう温泉地のホテル間競争、すさまじいものがありますね。
閻魔さんも、目を白黒ってとこなんでしょうかね。

投稿者 replan : 05:09 | コメント (0)

2007年08月27日

カンディハウス

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北海道内の企業でありながら、
視野は広く世界に持って、優良企業として活躍している企業も数多くありますね。
そんななかでも、インテリア関係企業として元気なのが、
旭川のカンディハウスさんです。
創業者の長原さんは家具職人としてヨーロッパで修行し、
そのとき、北海道の優良な原木が高級家具の材料として
ヨーロッパに輸出され、職人の手業が加えられて高級家具に生まれ変わって、
ふたたび日本にも出荷されていくプロセスを目のあたりにして、
北海道で高級家具生産を一念発起して起業したフロンティア。
企業家としてのそういう姿勢は深く尊敬していたところです。
そう思っていたら、数年前にわたしの高校時代の同窓生である友人、渡辺直行氏が
なんと、2代目社長に就任しています。
ふしぎな巡り合わせにびっくりしているのですが、
ときどき、顔を合わせる機会にはいろいろな情報交換をさせてもらっています。
とはいっても、先方は幅広く世界を相手に高級家具で戦っている企業。
ほぼ、一方的に情報をいただいている、というところ。

今回もいろいろ話を聞いてきましたが、
とくに面白かったのが、欧米での「日本ブーム」の様子。
日本文化全般への関心が高まっているそうですね。
「いちばん理解していないのは、日本じゃないかなぁ・・・」ということ。
アメリカのIT成功者たちのなかでも1,2を争う大富豪の、
オラクル社の創業者が、なんと、桂離宮をアメリカでそっくりに建てたんだそうです。
施主本人が身長が高い人なので、
実際の桂離宮より寸法が大きくなっているのだそうですが
日本から宮大工を招いて、現物と同じような設計プランで作ったのだそうです。

なんで桂離宮のような建築まで、と疑問を感じますが、
サスティナブルということを考え始めてきた欧米人にとっては、
木と石と、紙や土などといった素朴そのものの素材で、
千年を超える審美眼に耐え抜いてきた日本文化は、まさに生きた未来透視図なんですね。
相当のレベルまで、本物の日本文化性がかれらに活かされようとしている。
その意味で、やはり省エネルギーとか、サスティナビリティということが
まさに現代の最先端的な興味分野になってきているのだなぁと
実感させられますね。

写真は、同社製品に囲まれた、あたたかく心地よさの感じられる社長室です。
たいへん、人をフレンドリーにさせる雰囲気でした。

投稿者 replan : 04:54 | コメント (0)

2007年08月26日

北総研訪問しました

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北総研、正しくは「北海道立 北方建築総合研究所」。
北海道の外郭組織で、旭川市郊外にあります。
前身は「寒地都市住宅研究所」で、当時は札幌市西区にありました。
北海道は、その前身の「北海道開拓使」の時代から、一貫して、
「寒冷地における住宅」というテーマを
日本民族が北方圏に居住するための基本要件と認識し続けて、
そのための研究努力を継続してきた、ということができます。
その意味では、日本国家の意思としての北方圏開拓の
基本条件をずっと、研究し続けてきた組織である、とも言えると思います。
で、今日的意義でいえば、
このようにして蓄積されてきた北方建築技術が、
同時に省エネルギーで、地球温暖化に抗する技術として
脚光を浴びるようになってきていると言えますね。
実際に、日本全国から「共同研究」の申し出が後を絶たず、
近い将来、民営化したとしても、十分に自立していけそうな組織のように思います。

写真は、庁舎の全景模型ですが、
建物それ自体としても、IBECの省エネルギー賞を受賞しています。
基本的な断熱気密の性能に加えて、
日中勤務稼働時間での照明用電気使用率が10%以下というレベル。
これはいかに、太陽光利用率が高い設計になっているかを表しています。
手前側の事務スペースと、奥の実験棟とをつなぐ巨大な採光吹き抜けアトリウムには、
Low-Eペアガラスを介して制御されながら、たっぷりの昼光が降り注いでいます。
また、開口部周りの換気口などの工夫は、
自然換気の利用による室内環境のコントロールを入念に計画していることが明白。
こうしたポイントに徹底的に集中することで、
デザインとしてもたいへん清々しい建築に仕上がっていると思います。

というようなお話を聞くことが出来たのは、今回が初めて。
実は何回も訪問していましたが、いつも他の要件で来ていたもので、
自分自身は初めてディテールを聞くことが出来たワケなんです(汗)。
実務に関わった研究者の方から、
細部のお話を伺ったのですが、こうした立派な建物でも、
実際の設計、施工の段階では、いろいろな問題点もあったそうです。
しかし、今後の建築が目指していくべき基本方向をきわめて明確に示している、
という意味では、わかりやすい近未来を感じさせる建物だと思います。

投稿者 replan : 04:45 | コメント (1)

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