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2008年01月26日
豪雪到来です、ほえ〜。

きのうは早めに就寝して、深夜早朝に日曜日のプレゼンの
データ作成をしようと考えていました。
深夜0時頃には家の前の道を除雪車が通っていったのは気配で知っておりました。
しかし、目覚めてみると、その除雪車の痕跡も見えないほどの新雪。
ただただ、雪の降りようを驚嘆の思いで見つめるばかり。
自宅と事務所、2カ所の雪かきが必要なのですが、
ここまで豪快に降ってきてくれると、きれいさっぱり無理と諦めが付きます。
というわけにも、いかないのですよね、これが・・・。
なんですが、まぁ、今年最高の降り方ですね。
体力の温存を考えながら、きょうは一日、雪との話し合いですね。
とりあえず、午前6時くらいまで睡眠を再度取って、
やる気を充満させてから、それでも無理せず、家の前はとりあえず通行できる範囲のみ雪かき。
で、わが家の4WDを駐車スペースから道に出られるように除雪。
その後、4WDで会社事務所に移動。
こちらはありがたいことに、前日までの会社前のうず高い雪山が
きれいに除雪していってくれたようで、楽勝に駐車場に進入。
事務所出入り口玄関に至る歩道を雪かきして、通れるようにして、
駐車場自体は、4WDにて圧雪させながら、ロードヒーティングをオン。
ロードヒーティング、石油を使うわけでもったいないとはいえ、
こういうときはまぁ、やむを得ないですね。
とはいっても、ここまでの豪雪では融雪効果が出てくるのは
たぶん、半日くらいの時間が必要です。
きょうの取材なども予定されているので、スタッフは出てくる人もいる。
ただ、無事に出てこられるのか、また、取材先も大丈夫なのか、
ちょっと不安ではありますが、事務所は出入りできるようにはできました。
写真は、右側が現在の玄関前の様子で、
左側がほとんど雪がなかった正月直前の様子。
玄関先に架けられた屋根の雪は、そろそろ、降ろさないと心配。
建物本体から構造梁を跳ね出すように差し掛けているものなので、
耐加重的にやや不安がある造作の部分なんですよ。
こういう寒波到来、冬真っ盛りの時期に
「エコ住宅Q1.0」は発刊されることになっています。28日です。
先日は関東地方でも初雪が降り、
今後も寒波が予想されているとか。
まぁ、雪は辛い部分がありますが、地球の気候が
このように正常であるのは、どこか安心できるように思える昨今ですね。
雪は北国の宿命です。
それとどう付き合っていくのか、
工夫をしていきながら、暮らしていくしかありませんね。
2008年01月25日
中央省庁

写真は、現在、商標登録出願中の案件に対する特許庁からのレスポンス。
こういう中央省庁とのやり取りって、
仕事をしている中では、いろいろと発生してくるもの。
実用新案であるとか、商標出願など、そこそこ経験があります。
また以前、NPO法ができた頃には、「経済企画庁」との間で、
やり取りしながら、申請をまとめたこともあります。
いまは「総理府」に所管が変わったのですが、
ちょうど堺屋太一さんが長官を務めていた時期でした。
こういう申請作業など、面倒がって弁理士さんなどに依頼する方も多いのですが、
直接自分でやった方が、やっぱり勉強にもなって良いと思います。
わたしの場合、一応法学修士なわけで(汗&恥かし)、
日本語の「修辞的能力」「論理性の鍛錬」という意味では
たいへん勉強になる良い機会であり、
そこで申請や、やり取りが通せるようになると、自信もついてきます。
とはいっても、特段、特殊な能力が必要と言うことはありません。
これまで、数件の申請を行ってきましたが、
すべて許認可をいただけました。
やってみると、けっこうおもしろみもある仕事なんですね。
とくにNPO法人の新設の申請時には、たいへん修辞能力を鍛えられた思いがあります。
先日読んでいた、平安初期の高級僧侶、円仁さんの中国への渡航記には
官僚制国家の手本とも言える「唐」の国での
対官僚との文書主義でのやり取りが、その息づかいの部分も含めて
記載されていて、身をもって知っている部分で共感も覚えたものです。
東アジア世界で形成されてきた「官僚主義」というもの、
よく否定的にばかり捉えられることが多いのですが、
実際に体験し、やり取りを重ねてくると、理解できてくる部分もあります。
もちろん、確かに「お役所仕事」と非難されるような部分も多いとは言えるわけですが、
しかし、この官僚制にはやはり歴史的に
東アジア的な「公共性」というものの本質的透明性もあります。
日本に法律という概念が導入され、徹底的に文書主義が導入された歴史段階で、
確か、奈良朝期だったとおもうのですが、
官僚機構の役人さんが、わが子の不勉強ぶりを嘆いている記載などがありました。
日本人は、最初から公式文書に、輸入された文字を使って記録を残してきたわけで、
とにもかくにも「勉強」しなければ、公的な世渡りが難しい、
というような経験を、歴史年代レベルで体験し続けてきているんですね(笑)。
中国では、「科挙」というシステムがずっと存続し、
日本では、勉強する、ということが基本的態度として期待され続けたのです。
しかし、実際に中央省庁のみなさんとやり取りすると、
けっこう親切で、また柔軟性も持っている対応をしていただけることも多い。
やはり法律の蛇口に近いという感じがあって、
「法の趣旨」という判断基準概念が存在している感じがします。
ところが、これにもう1段階、地方行政機構が関与すると、
一般からは、とてもわかりにくい対応が顔を覗かせてくる部分が出てきます。
こうなってくると、途端に文書上での「臆病さ」とでも呼べるものが
とても大きく感じられるようになる。
一言一句が、些細に取り上げられてくるようになるものなんですね。
このあたり、日本では官僚機構同士の意思疎通というのがうまくいっていない、
というように感じる部分ですね。
いま、大問題になってしまった年金の問題など、こういう側面も大きいかなぁ、
って思える次第です。困ったものです。
このような問題点にも、もっとスポットが当たって良いと思います。
当事者にはなかなか見えない問題点だし、
その上に乗っかって人気取りもしながら指図する政治家さんにも
やっぱりこういう部分は見えないだろうと推察できます。
ということで、本日も住宅ネタではありませんでした、申し訳ありません(笑)。
2008年01月24日
北海道内駆け足17450円の旅

きのうは前日に入った帯広を、早朝に発って、
旭川へ移動。っていうことなんですが、
帯広から旭川って、移動手段がほとんどないに等しい。
JRはあるにはあるが、鈍行で5時間かかるし、時間もまばら。
他には、かろうじて「都市間バス」なんですね、3時間半。
この時期って、いつ何時、とんでもない天候がやってくるか不明。
一回、生死の境をさまよったこともあるので、
車での移動は避けるようにしています。
まぁ、取材などでは仕方ないのですが、今回は目的地が各一カ所だけなので、
それもあって、公共交通機関を利用した次第。
ところが、ホテルが十勝川温泉のホテルなので
帯広駅まではタクシーだと3,000円かかる、と聞いてもったいない。
ということで、聞いたらホテル前に路線バスが朝、7時18分に来る。
それだと、500円。速攻、そのコースを選択して、
前日の夜遅くまでの大討論会の余韻を残しつつ(笑)、
食事も超特急で朝飯を飲み込む感じで済ませて、何年ぶりかの路線バス乗車。
で、駅で30分ほどの待ち時間で都市間バスへ乗車。
さすがに需要が少ないのですね、帯広からの乗客は4名。
ちょこちょこと各地の駅に止まりながら、
ようやく旭川駅に到着。
ちょうど昼時なので駅前で「旭川ラーメン」を掻き込んで、そこからはタクシーで目的地へ到着。
用事を済ませてから、道に出たら今度はおあつらえ向きの生活路線バスが・・・。
まぁ、目的地もたいして確認せずに飛び乗って、乗車していた高校生の諸君に聞いたら、
みんなで親切に教えてくれましたが、なんと目的地は旭川駅。
たまに若い人たちと会話もできてなんとなく若やぐ。うれしい。
ラッキーだったんですが、「区間チケット」を取るのを知らずに
乗車料金は確か30円くらい損した、200円とのこと。
でもま、タクシー使うよりはずっと割安に済ませられまして、
そのまま、今度は指定を取っていなかった自由席特急券で札幌行きに乗車。
これはほとんどが自由席で、指定席車両は1両だけなんですね。
わりにラクチンに席が空いていまして、札幌。乗り換えもスムーズに地元の「琴似」へ。
っていうような、きょうのブログはなんのテーマか、不明ながら、
大急ぎ、駆け足行脚でした、ということであります。
結果、かかった費用は、最初の路線バスが500円に都市間バスが3150円に、タクシーが950円。
路線バス200円に、JR特急&各駅停車2駅分で、4480円也。合計10,230円。
それに、前日の札幌→帯広が片道で7220円でしたので、総合計は17,450円でした。
こういう出張精算になんの情報公開の意味があるのか、
どうも内容のないブログになってしまいました、申し訳ありません(笑)。
でも、なんか、面白かったのはあるんですよ。
普段は車で移動ばかりなので、たまにこういうふうに
公共交通機関を利用するのは新鮮で楽しい。っていう次第であります。
写真は、特急の車中から空知地方の雪原風景を。けっこうな大雪ですね。ではでは。
2008年01月23日
朝日新聞全国版に広告します

本日は久しぶりにブロードバンドでない環境から
PHS端末でのネットワーク接続を行っております。
こういう環境だと、迷惑メールの山がいっそう苛立たせてくれますね。
インターネットという公共の場所にあのような輩がわが物顔をしてのさばっていることに
怒りの思いが募って参ります。
トラフィックの結構な部分を専有されていることは
やはり「犯罪」要件を構成すると思うのです。
こういうことに政治の側ももっと機敏に対処すべきではないのか?
無駄な税金の使い道があるなかで、
こういう現代の基本的なインフラに対して、無策というのは許せない。
っていうようなことなんですが、
まぁ、ようするに必要なメール以外のダウンロードに手間取って時間が掛かるんですね。
何とかならないでしょうか?
さて、写真ですが、わたしどもで発行する別冊特集として
「エコ住宅Q1.0〜キューワン」を28日から発売するのですが、
なんと、当日の朝日新聞1面記事下の「雑誌広告」枠、
スペースとしては3段1/6というものなんですが、
そのスペースを確保することができまして、
全国向けにはじめての広告を発信することにいたしました。
北海道が長い年月をかけて蓄積してきた住宅建築技術を
集大成するような、実践的な「高性能住宅」のガイドにしたい、という本です。
取材地域も中部圏・関東圏を含めた全国的なものになったこともあり、
今回は首都圏地域に販売体制を拡大して行く考え。
出版に関連するものとして、
朝日新聞の1面の広告枠には独特の思い入れがあります。
若い頃は東京で広告の仕事をしていたので、
このスペースの取得の難しさは良く理解しています。
名だたる大出版社や、有名雑誌の広告枠として
出版の世界や、書店など流通の世界にとって一番の目抜き通りなのですね。
そういう意味では、ささやかですが、
ひとつの目標でもあったワケです、ちょっと恥ずかしいですが(笑)。
でも、率直にうれしいですね。
こういう地方出版社の申し入れに、快く対応していただけた
新聞社さん、広告代理店さんに感謝したいと思います。
ぜひみなさん、見ていただいて、
願わくば有名書店で手に取っていただきたいと念願しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
2008年01月22日
坪258,000円の実像

特定企業のことを書くのはためらわれるのですが、
やはりあれだけ派手な宣伝をしていると、一種の社会的な影響もあるので、
触れてみたいと思います。タマホームのことです。
北海道にまだ上陸していない、ということもあって、
わたしたちにはまだ、実像が明確でない部分があり、
色々なうわさ話程度の知識しかなかったのは事実。
まぁ、一度、素知らぬ顔でモデルハウスを見に行ったことはありますけれど・・・。
これまでは宣伝だけは派手でしたが、
実際にはそのビジネスの実態はあまり表側に出ては来ていませんでした。
そんななかで今月の「日経ホームビルダー」で、リポートが掲載されていました。
記事構成は昨年11月に調査会社を使って
タマホームで実際に家を建てたユーザーにアンケートを実施して
その結果を基に、玉木社長にインタビューしているというもの。
このあたり、派手な宣伝とは裏腹に、実像が見えない企業の取材と言うことで、
「報道する」側の細心さがみえてきます。
社長さんのインタビュー自体は建前論に終始しているので
それほどの内容はありませんでしたが、
やはり目に付いたのが、実際のユーザーの声。
回答してくれた方たちの実際の坪単価は、
423,000円から、444,000円・454,000円・578,000円・
750,000円・800,000円というもの。
こういう率直な数字をぶつけてみると、
社長の方から初めて、
「ウチの場合、40坪で建築費が1,600万円、これがウチの平均です」
という答が返ってきています。
「元々の価格が安いので、それならばと、オプションに目が行く結果です」
というようなことのようです。
このあたり、やはり多くのローコストビルダーと同様で、
実際の単価とは大きな乖離があるというのが実態のようですね。
まぁ、年商が1,290億円で、建築棟数が7,600だそうですから、
単純に割れば単価は1,697万円になる。
細かく見ていくと、そのオプションというのは、
どうも、一般価格と比較してむしろ高めだったという声もある。
結果としては、言われるほどは安くなかった、というのが実態のよう。
企業のコンプライアンスが声高に叫ばれている中で、
このように大宣伝しているうえに1,290億円の売上を上げている企業として、
これでいいの?、という思いは禁じ得ません。
まぁ、世間的にはメタボリックが叫ばれている中で、
一方で「メガマック」とかの「メガ」ばやり、ということがあるので、
そういう心理に通じた側面があるのかも知れません。
しかし、地域工務店とかの経営基盤を脅かしつつある存在でもあるわけで、
冷静に実像を見る必要があると思いますね。
2008年01月21日
素地表しの空間

内装を仕上げるときにいちばん一般的なのは、
断熱材の充填された壁を隠すように張る耐火プラスターボードの上から、
白っぽいビニールクロスで仕上げるというもの。
なぜ、白っぽいのかというと、外部からの光が
室内に均一に満ちて、明るい空間ができるということが大きい。
多少、クロスの柄くらいを工夫する、のがせいぜい。
でもまぁ、そういう空間って見慣れてくると単調でつまらなくなってくる。
そんなことと、木造で作る場合、外張り断熱を採用すると
ごらんの写真のような「合板仕上げ」の空間ができる。
合板はそのまま見せるようなきれいな仕上げ材ではないけれど、
このうえからわざわざコストをかけてボードを張って
クロス仕上げをする必要はない、と考えれば
このまんま、ハイ仕上げです。という作戦も出てくる。
それと、構造材も正直にそのまま露出させているので、
メンテナンス的にも、明快になっているので、不具合が出たときにも対応しやすい。
メリットを上げると色々出てくるのだけれど、
やっぱり、「え、これでお終いなの?」という感じ方も根強い。
いまの社会の中での反応で言えば、2割くらいが容認派で、
8割くらいが「オイ、ちゃんと仕上げろよ」という否定派、でしょうか。
かくいうわたしも事務所ではこういう素地表しの意匠を採用しています。
事務所では、このほかに「簡単に壁面に大量の本棚を安く造作できる」という
メリットが大きくて採用したわけですが、
機能的なシンプルさと、これでいいや、と思い切っている清々しさが感じられるようです。
合板には当然ですが、木の節がそのままでています。
無節の合板って言うのはありません。
なので、仕上げ材に節のあるものを使うのは変だ、という考えもありますね。
こういう考えって、たぶん、普請・建築というものが
お金持ち階級だけの特権的なことであった時代のなごりのような考えだと思います。
戦前までの社会では、一般庶民は賃貸住宅に住むのが、都市では当然。
なので、庶民向けの建て方とは別に、お旦那様向けの本格的建て方、
というものが存在し、そこでは仕上げ材に節のある材料などは許されなかったのでしょう。
また、壁は塗り壁で仕上げるのがふつうであり、
場合によってはしっくいなどの本格的な仕上げも行われていた。
そういう意味では、「平滑さ」というのが基準的な考え方だったかも知れないですね。
そういうことに価値観を見いだしていた。
そういう生活文化の状態から、一気に住宅金融公庫借入による
一般庶民の「持ち家」という生活文化に移行した。
そのために、高嶺の花的にそうした考え方が広がっていった、と言えるのではないでしょうか。
ただし、大量生産社会なので簡便で、表面的に同等の効果のある、ように見える
ビニールクロス仕上げというのが、標準の位置を獲得した。
たぶん、後世の人たちから見ると、20世紀後半から
日本の住宅が大きく変化したというように語ることになると思われます。
こういう状況の中で、建材も変化してきている。
合板などというものも、建材の大量生産化の過程で生み出されてきたもの。
そういう意味で、この写真のようなスタイルも
ごく最近の社会経済的な変化を敏感に反映させた空間性だと言えるのですね。
まぁ、こういう変化の中で生み出された中から、
今日的なインテリアスタイル、というものが定まっていくものなのだと感じます。
さてどのように変わっていくのでしょうか?
興味は尽きない部分ですね。
2008年01月20日
石油大高騰

きのうの除雪作業で、やはり疲れがどっと来たようで、
本日はなかなか、本調子ではありません(笑)。
情けないですが、やはり大雪には勝てませんね。
で、きのう駐車場の除雪中に灯油販売のトラックと遭遇。
契約しているので灯油タンクで配送中なのですね。
まぁ、買う側も今シーズンは一生懸命石油の節約を進めていて、
販売している彼には申し訳ない部分もあるのですが、
「いやぁ、あんまり使わない方が良いですよ。メチャクチャですからね」
というふうに語ってくれていました。
誰が悪いという問題ではないのですが、
かれのような立場の人間は、なんとも心苦しい部分があるのだろうな、
と察せられます。
さて、この石油大高騰。大状況から言って、
諸悪の大根源はアメリカ・ブッシュ政権だろうと思います。
世界中がへきえきしているイラク戦争を始めた大失敗と
終わらせる戦略のなさ、という両方の意味で。
イラク戦争の開始以来、石油はずっと一本調子で高騰を続けてきている。
アメリカがイラクから撤退しなければ、石油問題の進展もなさそうです。
ここまで世界を混乱させて、ブッシュにはなんのメリットがあるのか、
どうにも理解できない、まぁ、かれなりにはあるのでしょうね。
どうも、資質として、世界の指導者たる人物としては、大きな疑問。
アメリカ一強体制の結果がもっともひどい惨禍をまきちらした、
と、そろそろ結論づけるべきではないかと思います。
いまでは、石油は株に代わって、投機商品になってきてしまっている。
エネルギー源が血みどろの世界戦略になるのは趨勢ではあるけれど、
経済の根幹を成す石油が、投機の対象になってしまえば、
ちょっと後退できない破局への道筋のような気もしてきます。
ブッシュが交代せざるを得ないこの秋の大統領選挙がどうなるのか、
結局、そこまで、石油問題は大きくこそなれ、小さくはならない。
そういうなかにわたしたちの今日の生活状況はあります。
そして、これが日本の政治も揺さぶりそうですね。
民主党は石油価格の中の税金部分にメスを入れてきた。
考えてみれば、石油消費立国としてやってきた日本の骨格に関わる議論。
日本は相対的な低石油価格の恩恵にもっとも依存した国家運営をやってきた。
たしかに官房長官が説明するように、
石油の税金を下げるというのは、たいへんなことだろうと思う。
しかし、これが契機となって国家自体の基本まで論議していくのに、
この石油問題が格好であることは明白。
石油高騰という、国難レベルの事態を災い転じて福と成す、
良い機会であるのかも知れません。
ぜひ、根源的に論議していっていただきたいものだと思います。
次世代のエネルギー戦略に発展もするだろうし、
国家としての基本的なスタンスの論議にもなっていく。
もちろん、直接は税金の構造、そしてそれの使い道ということにも繋がる。
政治がもっとも期待される領域の事柄なのだ、と思います。
<写真は寒波で、随所に結氷が見られる付近の発寒川。>
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