ご相談者は電線上を伝って来るクマネズミを警戒しているのであろうと思われます。
強風を防ぐために壁を作るとネズミが齧って穴をあけるという昔話がありますが、現代においてもネズミとヒトとのやりとりはあまり変わっていません。建物にアタックしてくるネズミに対して人間はいまだ金城鉄壁と言える建築物を造ることができてい
ないといってもいいのかもしれません。
遥かな昔、高床式住居という家にヒトが住んでいたいころ、床を支える支柱にネズミ返しの平たい板をつけてネズミが登れないように工夫していました。これと同じ発想で対応される良いでしょう。
住宅に引き込まれる電線の数はそれほどたくさんはないはずです。その線の住宅から1メートルほど離れた位置に直径40センチほどの薄くて耐候生がある素材で作ったネズミ返しを付けると屋根方向からのネズミ侵入を防ぐ効果が得られるでしょう。取り付けには、風、雨、気温、電線被覆材への影響など考慮しする必要があります。市販品はないと思われるので特注になるかもしれません。電線工事の企業に相談されるとよいと思います。
すでに建物内に入り込んでいるという状態であれば、信頼できる駆除業者に相談してください。お住まいの自治体の保健所に相談すると業者紹介窓口を教えてもらえる場合もあります。
1?の丸型、角型の隙間を全て塞ぐという作業は現実的はありません。見落としはあるでしょう。ネズミはどちらかと言えば通りなれたところを利用して移動します。その移動経路を処断できれば一先ず安心です。
所在地:神奈川県
2015年04月29日 10:48
お答えどうもありがとうございます!!
穴をふさぐより経路を遮断するべきというご意見大変参考になりました。
ですが、我が家はテラスハウス形式の集合住宅で、外壁はざらざらしており、大きな庭木も多いのです。
電線に限らず経路になるものがあまりに多く、ほかの9軒の協力も必要なことから、穴をふさぐほうが確実と考えたのですがいかがでしょうか?
素人考えですが、瓦屋根の軒先から侵入されているのではと思い、そこに金網をかぶせてもらおうかと考えたのですが、ほかにも瓦屋根に隙間があれば意味がないので質問させていただきました。
ネズミは、通りなれた経路を遮断されると、ほかにたくさんルートがあってもあきらめることが多いのでしょうか?
ちなみに去年の秋冬に屋根瓦の下から壁の中に侵入されております。
室内には侵入されていないと思います。
なので餌はないと思いますが、10軒で、屋根裏部屋にも暖房を入れているのはうちだけだと思います。
最近は気配がなくなりました。
なので暖を求めて侵入していると思います。
イエダニの被害もひどく、また侵入されるかと思うと不安です・・・
お忙しいところ申し訳ないですが、お知恵をお貸しいただけるとありがたいです。