仕上げが一般的なビニールクロスだと思って回答します。
1枚目は木の見えている部分がどう納まるのかにもよりますが、おそらく出隅の角になるような気がするので、クロス屋さんが出隅コーナー部材をつければ隠れますので問題ないかと思います。
2枚目は微妙です。正直たいした問題にはならないと思いますが、厳密に見ていくとクロス屋さんが施工する際にパテを付けるのですが、ボード表面の紙がはがれているとパテが剥離する可能性が増えます。簡単に言うとクロスの仕上がりに支障が出る事がある。よく目につくようだったり、照明で照らされたりするような場所だったらやんわりと指摘するのもありかと。

１枚目の箇所はコーナー材を付ければボードの張替えは必要ないと判断します。２枚目はそう断言はできない微妙な状態だということです。張り替えてもらうに越したことはないですが、張り替えなくても支障が起きない場合もありますし、張り替えたとしても支障が起きる可能性はゼロではありません。クロスの亀裂の原因にはなりえなそうですが。

何と言っていいかわからないのでおおよその数値でたとえると、石膏ボードの継ぎ手でない通常の平面を１００とすると、こういった継ぎ手に対するパテやクロスの接着というのは８０くらいです。さらにそこに紙がまかれていなく石膏が見えている状態でパテ・クロスを付けると６０くらいの接着強度になります。シーラー塗布の上パテを付けてもその数値がいくらか上がるだけなので、要は可能性の話になってきちゃうんですよね。その上で保証期間中は不具合が出れが直しますよと言った感じです。

大体クロスの保証というのは１年か２年だと思います。そういったことの確認も含めて施工会社に心配はないかの確認をすることをお勧めします。