よろしくお願いいたします。
図に示しましたとおり、
敷地は高低差があり、道路面(坂道)より60cm?68cm高い位置にあります。(GLは道路面より60?68cm高いです。)
駐車スペースおよび駐輪スペースを作るべく、道路に面する面の基礎を深基礎となっています。
道路との敷地境界から深基礎までの距離は、2.4?5.1mほどであり、そのスペースは駐車スペース及び駐輪スペースとする予定です。
しかし、深基礎の高さが45cmとなっており、かつ、深基礎には根入れを行う必要があるため、道路面から根入れをするための高さまでは相当な傾斜をつける必要があります。
一方、建築業者(及び外構業者)によれば、深基礎付近にブロックを設け土を盛ることで根入れを行えば良く、そのようにすれば傾斜をそれほどつける必要がないとのことです。
他方で、当方にてインターネットで調べた限りですが、上述のとおりブロックを設けることで対応する場合、深基礎が安息角(30度?)から下になるようにして、ブロックに影響の無いようにする必要があるとの情報を目にしました。この情報に従えば、ブロックを設ける位置(ブロックを深基礎からどの程度離すか)は、安息角を考慮する必要があるように思えます。
しかし、建築業者によれば、安息角は高低差2m超のがけに適用されるため、今回の場合考慮する必要はない、とのことでした。
確かに、安息角を考慮してブロックを設けると、駐車スペースや駐輪スペースが相当狭くなってしまうと思えるので、建築業者の意見を信用したいのですが、本当に安息角を考慮する必要はないのでしょうか。
地震等で基礎がずれてしまうことがないか心配ですので、どうぞよろしくお願い致します。
図に示しましたとおり、
敷地は高低差があり、道路面(坂道)より60cm?68cm高い位置にあります。(GLは道路面より60?68cm高いです。)
駐車スペースおよび駐輪スペースを作るべく、道路に面する面の基礎を深基礎となっています。
道路との敷地境界から深基礎までの距離は、2.4?5.1mほどであり、そのスペースは駐車スペース及び駐輪スペースとする予定です。
しかし、深基礎の高さが45cmとなっており、かつ、深基礎には根入れを行う必要があるため、道路面から根入れをするための高さまでは相当な傾斜をつける必要があります。
一方、建築業者(及び外構業者)によれば、深基礎付近にブロックを設け土を盛ることで根入れを行えば良く、そのようにすれば傾斜をそれほどつける必要がないとのことです。
他方で、当方にてインターネットで調べた限りですが、上述のとおりブロックを設けることで対応する場合、深基礎が安息角(30度?)から下になるようにして、ブロックに影響の無いようにする必要があるとの情報を目にしました。この情報に従えば、ブロックを設ける位置(ブロックを深基礎からどの程度離すか)は、安息角を考慮する必要があるように思えます。
しかし、建築業者によれば、安息角は高低差2m超のがけに適用されるため、今回の場合考慮する必要はない、とのことでした。
確かに、安息角を考慮してブロックを設けると、駐車スペースや駐輪スペースが相当狭くなってしまうと思えるので、建築業者の意見を信用したいのですが、本当に安息角を考慮する必要はないのでしょうか。
地震等で基礎がずれてしまうことがないか心配ですので、どうぞよろしくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2015年07月19日 12:39
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
安息角とは土留め工事をする上での基準で、それが問われる場面というのは確かに崖条例が適用されるとき、つまりは2m以上の擁壁ということになるのですが、その工作物に土圧がかかるのは2m以上からとは限らないので、安息角を考慮する余地はあると思います。もしくはブロックを型枠ブロックなどの土留めとして認定を受けている施工とすることで土圧を受ければ安息角を考慮する必要はありません。ただこの形の場合逆L型の基礎となってしまうので、この場合一番単純で簡単なのは深基礎をもっと深くすることだと思います。
実際そのままブロックを施工したところで必ず何かの支障が起こるという話ではなく、このような形になっている物件をいくつも見たことはありますが、厳密に言えば上記のような回答になると思います。基礎がまだなら深基礎にした方が駐車場も広く取れますよ。
実際そのままブロックを施工したところで必ず何かの支障が起こるという話ではなく、このような形になっている物件をいくつも見たことはありますが、厳密に言えば上記のような回答になると思います。基礎がまだなら深基礎にした方が駐車場も広く取れますよ。
NFD1
所在地:埼玉県
2015年07月20日 07:32
現場監督Aさん、早速ご回答いただき、ありがとうございます。
建築に携わる方の第三者としてのご意見、大変参考になります。
実は、基礎・建物は出来上がっている段階にあります。(状況説明が不足しており、申し訳ございませんでした。)
したがって、採り得る選択肢としては、(1)安息角を考慮した位置にブロックを施工する、(2)道路面から深基礎の根入れの高さまで傾斜をつける、(3)安息角を考慮せずにブロックを施工する、のいずれかと考えておりました。
実際には、(1)や(2)は、駐車スペースや駐輪スペースに影響が出るため、可能であれば(3)かな、と考えておりました。(安息角の考慮が必須であれば、(1)又は(2)という選択肢を採らざるを得ないと考えておりました。)
ただ、現場監督Aさんがご提示されている、(4)ブロックを型枠ブロックなどの土留めとして認定を受けている施工とする、という選択肢がどのようなものであるかが気になります。(一般的な擁壁と異なるものなのでしょうか。)
もしよろしければ、コメントをいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
建築に携わる方の第三者としてのご意見、大変参考になります。
実は、基礎・建物は出来上がっている段階にあります。(状況説明が不足しており、申し訳ございませんでした。)
したがって、採り得る選択肢としては、(1)安息角を考慮した位置にブロックを施工する、(2)道路面から深基礎の根入れの高さまで傾斜をつける、(3)安息角を考慮せずにブロックを施工する、のいずれかと考えておりました。
実際には、(1)や(2)は、駐車スペースや駐輪スペースに影響が出るため、可能であれば(3)かな、と考えておりました。(安息角の考慮が必須であれば、(1)又は(2)という選択肢を採らざるを得ないと考えておりました。)
ただ、現場監督Aさんがご提示されている、(4)ブロックを型枠ブロックなどの土留めとして認定を受けている施工とする、という選択肢がどのようなものであるかが気になります。(一般的な擁壁と異なるものなのでしょうか。)
もしよろしければ、コメントをいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
現場監督A
所在地:東京都
2015年07月20日 08:45
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
やはり建物できているんですね。
一般的にコンクリートブロックというのは高低差のある敷地に積んで土圧を受けることを想定されておりません。なので土圧を逃げるために安息角を考慮する必要があります。型枠ブロックとはコンクリート擁壁と同様に土圧を想定されたブロックで、型枠を設ける必要がないのでスムーズに土留めを施工できます。ネット検索すると各ブロックのメーカーが出していますので参考になさってください。
ただ、この施工は好ましいのであってこうしなきゃいけないという義務はないのでそういう考えでの交渉が必要になります。ブロック4段ほどの高さなので微妙な判断になりますが、各会社で基準を設けていたりします。私の個人的な判断としては3段以上なら型枠ブロックにしたいです。
また、本来ならこの土留めを施工した後で基礎にかかるのが理想です。今回の工事はなるべく段取りよくスムーズに行いたい工事です。施工時に土の掘り起こした状態で雨など降り基礎下の土が流出することがないように。また、最後に埋め戻す際もしっかり締め固めが必要です。
一般的にコンクリートブロックというのは高低差のある敷地に積んで土圧を受けることを想定されておりません。なので土圧を逃げるために安息角を考慮する必要があります。型枠ブロックとはコンクリート擁壁と同様に土圧を想定されたブロックで、型枠を設ける必要がないのでスムーズに土留めを施工できます。ネット検索すると各ブロックのメーカーが出していますので参考になさってください。
ただ、この施工は好ましいのであってこうしなきゃいけないという義務はないのでそういう考えでの交渉が必要になります。ブロック4段ほどの高さなので微妙な判断になりますが、各会社で基準を設けていたりします。私の個人的な判断としては3段以上なら型枠ブロックにしたいです。
また、本来ならこの土留めを施工した後で基礎にかかるのが理想です。今回の工事はなるべく段取りよくスムーズに行いたい工事です。施工時に土の掘り起こした状態で雨など降り基礎下の土が流出することがないように。また、最後に埋め戻す際もしっかり締め固めが必要です。
NFD1
所在地:埼玉県
2015年07月20日 18:31
ご回答いただき、ありがとうございます。
また、一般のコンクリートブロックと型枠ブロックとの違いについて、理解することができました。
型枠ブロックという選択肢は、これまでの外構の打合せで出たことがない選択肢ですので、こちらから提案してみたいと思います。
このたびは、ありがとうございました。
また、一般のコンクリートブロックと型枠ブロックとの違いについて、理解することができました。
型枠ブロックという選択肢は、これまでの外構の打合せで出たことがない選択肢ですので、こちらから提案してみたいと思います。
このたびは、ありがとうございました。