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[1044]請負契約時の諸費用と最終契約時の諸費用の違いについて

質問者:sanada / 最新の回答・ご意見者:sanada / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2010年12月13日 20:12

大手住宅メーカーで店舗併設型住宅を建築予定です。

【相談1、エコポイントについて】
長期優良住宅対象として、エコポイントが得られ、
30万円がキャッシュバックされる内容
(諸費用欄にエコポイント▲30万円)が記載された建築計画表と
店舗スペースが記載された図面をセットで提示され、
契約を建築請負契約を締結しました。
現在、詳細内容も決まり、最終の変更契約が迫っているのですが、
今になって、店舗併設では、エコポイントが得られません。とのこと。

私としては、▲30万円は予定していたもので、追加で30万円負担は
納得できない思いです。

エコポイントも受けられることを売りにしながら契約を取っておいて、
最終契約時にそれは受けられません。というのは私の落ち度ではないと
思っているので、住宅メーカーに負担してほしいと考えています。

私が費用負担すべきなのでしょうか?
(契約時にはエコポイントが受けられるとあったので、請負契約したのに?)


【相談2、登記費用について】
上記同様に建築計画表に登記申請用預金の欄があり、
登記に必要な費用とのことを説明受けていたものが、30万円
変更契約時には、45万円
と大幅に費用が変更。30万円は目安とのことでしたが、
1.5倍になると納得いかず、説明を求めると、店舗登記用が
入っていませんでした。とのこと。
請負契約は30万円としているので差額の15万円の支払いに
納得がいきません。この変更は仕方の無いこととあきらめるしか
ないのでしょうか?

契約締結予定日まで、日時も迫っており、困っています。
アドバイスをお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2010年12月14日 09:44

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

少々、お話が混乱しているようです。営業マンの知識不足なのか、説明不足なのか???

>長期優良住宅対象として、エコポイントが得られ、

長期優良住宅ではエコポイントは得られません。エコポントは定められた「断熱性能」を持つ家に対して付与されるもので、結果として長期優良住宅認定があれば、エコピントの断熱性能にほとんどの場合合致していますが、長期優良住宅=エコポイントではありません。

>30万円がキャッシュバック

エコポイントはキャッシュバックではありません。30万円相当の商品券など、あるいは、当該工事の追加工事分としては使えますが、「現金」はもらえません。

仮に長期優良住宅認定が可能なスペックの家であれば、現在、国交省で「木のいえ」事業という補助金制度があります。こちらは長期優良住宅であれば、100〜120万円の「現金」が貰える制度です。幸いにも、先般の補正予算で第二回目として3/末までに申し込めば、補助金が得られる事になっています。

心情的なお話は別にして、そちらに乗り換えられてはいかがですか?但し、「大手」住宅メーカーではNGです。年間50戸程度以下しか作っていない工務店が工事するのが大前提です。仮に相手が50戸以上作っているメガビルダーであれば、対象外です。

私の「心証」として、あきらかに営業マンのフライングに近い気がしますので、30万円に関しては、払わない方向で交渉されてはいかがですか?仮に交渉が不調で契約解除になったとしても、違約金などを払わなければならないような事態には至らないと思います。

仮契約名目の前渡金をお幾ら支払ったか判りませんが、仮にそれをあきらめても、長期優良住宅「木のいえ事業」の対象にしてしまったほうがお得のような気がします。


登記費用については、ハウスメーカーが「代理」でお金を預かるかもしれませんが、基本的には、土地家屋調査士or司法書士に支払うものです。メーカー(営業マン)は、全体資金計画の目安として、提示したのであって、「見積り」とは性格が異なると思います。納得いかなければ、メーカーに支払わず、ご自分で、土地家屋調査士などに直接、見積りあるいは発注する事は自由です。


金銭を支払う、支払わないを別にして、担当営業マンの説明・知識不足は否めませんね。今回の事が解決したとしても、今後、仕事が進むにつれ様々な問題が出てくるような気もします。一回、掛け違ったボタンを、無理してはめても、最後の最後には、必ず、つじつまが合わなくなります。

そのあたりで、、ご判断下さい。




myph

sanada

所在地:愛知県
2010年12月16日 22:36

コメントありがとうございます。
頭と共に気持ちの整理ができていないようでした。

大変参考になりました。
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2010年12月14日 10:32

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

栃木さんがご回答を致しましたが一部、誤解のないように付け加えます。
私達はエコポイント申請窓口業務も行っておりますが、先ず店舗併用住宅でもエコポイント対象になります。

また長期優良住宅住宅でもエコポイントの申請は可能です。
エコポイント申請書に長期優良住宅認定通知書を添付する事でエコポイントの申請が出来ます。

栃木さんがご指摘のようにあまりにも住宅メーカーの方の説明が雑駁で要領を得ていないように思われます。
不信な場合は、エコポイント事務局・電話(0570−064−717)に直接、お尋ねした方が賢明です。

また、エコポイント制度は、ポイントを戴くためにそれ以上の手間と時間、費用を要する場合があります。それでも自然環境保全が主旨なので、そこで発生する費用はいとわないくらいの気概が必要と思われます。

栃木さんが仰せの「木の家整備促進事業」とは、100万円から120万円の補助金を得る事が可能ですが、エコポイントとの重複受領は出来ませんので注意すべきです。
尚、栃木さんがご指摘なのように、年間54棟以上を供給する住宅メーカーは、木の家整備促進事業の、補助金付与の対象外となります。

以下の点は栃木さんの回答通りと認識すべきでしょう。

myph

sanada

所在地:愛知県
2010年12月16日 22:41

フォローコメントありがとうございます。

栃木さま、福地さまのご意見を聞き、自分の勉強不足を痛感しました。
自分でももう少し調べて営業担当とも話しあってみます。
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2010年12月14日 13:03

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

福地さん、フォローありがとうございます。m(_ _)m
説明が不親切だったかもしれませんね。(^m^;;;

sanadaさん、、、
福地さんも私も、この場では申し上げる事に限界があります。
いろいろと、、類推してご判断ください。


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