ざっくりとした、質問内容ですので適切な回答が出来るか心配ですが!
空熱源ヒートポンプを利用した温水暖房をする際、ヒートポンプのサイズをどのように決定するかという質問と理解してお答えします。
空気熱源ヒートポンプは外気から採熱するため外気温度により暖房能力、成績係数(燃費に関わる)も変化します。
建物の断熱性能Q値と施工精度を確認するC値(気密測定実測値)をベースに暖房負荷を算定します。
その暖房負荷を元に、青森市での採用を仮定すると、最低外気温度-8.1℃の時のヒートポンプの能力が暖房負荷をカバーできるかがチェックポイントとなります。
一寸古い資料になりますが参考に様々のメーカー低温時のヒートポンプ能力を示したモノを添付します。
ヒートポンプを効率的(燃費良く)に使用する条件として、可能な限り低い温度で運転することが要求されます。低い温度で効果を発揮する低温対応型のパネルヒーターとの接続が不可欠となります。
ヒートポンプの運転温度が45℃と35℃では成績係数が大きく変わります。
又豪雪地帯なので防雪架台、防雪フードも必需品となります。
いずれにしても、高度な専門知識が必要となりますので地元の専門家に相談することをお勧めします。