随分昔のことですが,私自身も隣家の換気扇の臭いに随分悩まされたことがありました。
なぜか,そのお宅は吐き気を催すような料理の匂いを出されるのですね。
昔のことなので,こちらがひたすら我慢するだけで終わりましたが,今は,モンスター○○と言われる方もおられる時代なので,後から,色々と言われると困ってしまいますね。
夏場,お隣が窓を開けておられると,料理によっては苦情が来ないことも限りません。
一応,一つの案なのですが,ダクト式の排気扇がありますので,これをキッチンに設置してもらって,ダクトは煙突状にして屋根の上に排気する方法が考えられます。
屋根の上なら,匂いは風に乗って,遠くに飛んでいくでしょう。
ただ,ダクトのメンテナンスを考えると,キッチンの排気にこれを使うのは心配な面があります。
それは油汚れです。
それで,できるだけ油を使う料理は控えめにするか,あるいは排気扇の入り口には油煙に対処したフィルターを装備して,できるだけ油煙がダクト内に入らないように配慮できるかもしれません。
また,長年の使用を考慮に入れると,ダクトは簡単に清掃できるか,あるいは取り替えられるように,敢えて外付けにするなどの工夫が求められるかもしれません。
事前に隣家の方と話し合って,物事を気にしない人ならいいのですが,しかし,事前に話し合うと,かえって気にされるかもしれませんし,結構難しい問題ですね。
キッチンの換気扇に限らず,24時間の換気システムでも同様な問題は起きているようです。
ダクト式排気扇は設備業者に尋ねてみて下さい。
様々な物が市販されています。

今まで空いていて,風通しの良いところに家が建つわけですから,それだけでも隣家にとってはストレスですよね。
勝手な話しではありますが。
壁も一つの方法ですが,視界を遮るなどのクレームが出るかもしれませんね。
参考まで排気ダクトの実例がありましたので添付します。
イメージがつかめるでしょうか。
少し大げさでしょうかね。
http://otasuke-man.jugem.jp/?eid=12

私も,間取り図を良く見させて頂きましたが,竹沢さんの案は確かに現実的で良いように思います。
煙突は少し大げさすぎますね。
左側に隣家が無いのであれば,それが一番現実的であるように思いました。
この場合,ダクトの長さは約3倍程度に収まるでしょうか。
多少,排気効率は落ちますが,さほど実用には問題ないように思われます。
レンジフードファンのダクトは,今はかなり一般的に使われています。
キッチンの真ん中にガスレンジを配置するような,いわゆるアイランド形式の場合には必須アイテムとなります。
ご質問者さんのお宅も似たような形ですので,ダクト長と方向を変えることで対応できると思います。
水とは違い,空気のダクトの騒音はさほど心配は要らないと思いますが。
また,音が気になるとしても調理中だけですから,さほど問題にはならないように思います。
心配な場合は防音ダクトと言うものも市販されていますので,これを採用する手もあります。
排気効率やダクトの汚れを考慮に入れると,できれば太めのダクトを採用される方が安心できますが,これが,可能かどうかは家の構造も関わってきますので,工務店と相談されるといいと思います。