お尋ねの「TLD-５０」数値ですが、一般にL−50は騒音値、D−50は遮音値を示します。
添付サイトのデータは戸建住宅の資料であり、コンクリートのマンションは構造が異なりますので目安ていどにすべきでしょう。
数値は小さい方が良いのですが、「５０」とは、いわゆる中間数値と云えそうです。しかし、以前この110番で回答した質問者はL−40でも騒音に悩んでおりました。
音の伝わりは、周波数で異なりますが周波数の高い音は吸音材と遮音材でかなりの防音効果があります。
しかし、振動音とか共鳴音、或いは低周波音は、どのような対策をしても感じ方で騒音になる場合も少なくなりません。
マンションに住まいをさせる場合の利便性と、このようなリスクを勘案して決断すべきでしょう。

70年代のリノベ物件で、添付いただいた、「乾式遮音壁」が戸境壁（住戸と住戸間）に使われているという事は、事務所ビルのようなものを間仕切ってマンションにしたのでしょうか？それとも4ＬＤＫなどを2戸に分割したのでしょうか？添付いただいた壁は例えば、病院の病室間、病室と廊下間、、、あるいは、、お安く作ったホテル？の部屋間の一部などには良く使用しますが、マンションのそれも戸境壁に、、というのは、正直イマイチ、、私の知識ではピンときません。。。片廊下式の賃貸では可能性あるかもしれませんが、、、。
70年代ですと、コンクリート壁もまだ12ｃｍでＯＫの時代ですから、防音性能を高めるために住戸内隣戸側壁に設置したとしても、これは両面貼りなので、どうやって施工したのかなぁ？？？
いづれにしても？？？？だらけです。

単なるコンクリート壁の18ｃｍでも、ＴＬＤ-50相当のはずで、私の住んでいるマンションは隣戸間は全て18ｃｍですが、、、生活音は聞こえます。さすがに話し声は聞こえませんが、まな板トントン、、あるいはシャワー音、、、ただ、それも早朝、夜の静かな時間ですね。

お隣が普通の生活をしていて、こちらも普通程度の神経の太さであれば、そんなに気にはなりません。

ただ、、、前段で書いたとおり、大きな空間を後から間仕切った賃貸という事であれば、換気・給排水などの音と、壁の仕様は関係ありませんから、配管系統によっては、配管経由で話し声が聞こえたりするケースもあると思います。

「騒音により引越し」との事で、「壁さん」が音に敏感な方であれば、やはり、お隣の生活が活発になった時間を見計らって、実際に確認されるのが一番でしょう。データースペックだけで判断されない方が宜しいかと思います。

失礼しました。。「壁」さんではなく、「きの」さんでした。。（＾ｍ＾；；；；