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[10647]床下暖房 漏水の件

質問者:katsu / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2015年11月28日 01:28

【平成14年】
マンション購入(13年前)

【平成16年】
床材の変色に気づき始め、更に平成20年頃より離れた部分にも変色を確認する。(当時、我が家の子供も幼少で活発だった為、変色は暴れた事での擦り減りと思っていた)
その後、徐々に色褪せは進行し今年に入り表面から水が滲んでいるような現象が始まる。ティッシュを置くとじんわりと輪染みになる事を確認。

【今年7月】
何等かの原因による漏水が圧力試験で発覚。

【今年10月】
当初施工業者によるフローリング材の部分剥がしで原因を究明。(東京ガス立ち合い)
想定としては稀にある誤った打ち込み釘による排水管の損傷では?と推測するもそうではなく、温水シートのアルミシートを剥がして排水管を検証するとポリエチレン樹脂の排水管に亀裂が入っておりシート内で漏水し、全体に浸透して近辺の釘が腐食し始めて床材を浸食し表面に出てきた状況です。

【対処】
排水管をジョイント資材で繋ぎ合わせ、これからの時期に向けて機能出来る様に対応してもらった。
既存の床材が生産中止の為、近似色である床材を張り直して部分仮修繕。

【施工業者の見解として】
施工か製品か、いずれかに漏水の原因となる傷が有り、竣工時は漏れていませ
んでしたが、時間の経過に伴い配管の伸縮の繰り返し等で漏水が発生したと思
われます。傷が発生した原因・時期等につきましてはわからないのが現状です。
という見解。

【業者としての対応】
・配水管の修繕(ジョイント)
・今後、部分床材の仮修繕を本格修繕を行う。
 (近似色を塗装加工して既存色に合わせて対応するとのこと)
 以上、が先方持ちで無償対応という事で了承依頼が届くが、こちらとしては到底
 納得はできない。

【納得できない理由として】
・既存フローリングに似せた塗装を行って部分修繕を無償修理するという点、
 塗装で回りの既存フローリングに似せるとしてもそこからの経年変化に伴えるの かという事。
 (一旦近似色となったとしても加工耐久を考えますと今後の経年変化に疑問とい う事。)

・先方はアフターメンテナンス期間は過ぎ、補償期間が過ぎていると記載してある  が、原因見解を出した様に「施工か製品に不良」があると明言している事。
 業界としては配水管の耐久性はは30年?とされているモノが漏水を起こしている 事が一番問題です。今回の配水管修繕もジョイント修繕しましたが、その後の補償 は大丈夫なのかという事。
 こちらとしては隠れた瑕疵を「あたり物件」「はずれ物件」としたくないという事。

・今後、売却目的として査定した際はフローリングの状態がこの様な状態での修繕 では資産価値が下がってしまう事も予想されるという事。

【こちらとして要望】
我が家の間取りは玄関から各部屋、奥のリビングまで同じ床材で繋がっています。よって仕切がない分、床材の総張替えとなると工事期間は生活不可能である為、百歩譲ってせめてリビングに入る部分に仕切りを付けてリビングのみ全体を床暖房含めた張替えを希望したいと考えますが、係争するにあたり何か前例をご存知の方の対処法などアドバイス頂けましたら幸いと思い相談させて頂きます。
何卒、宜しくお願いいたします。



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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:東京都
2015年12月05日 12:11

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

回答が全くついていないようなので思ったことを。
床暖房の保証期間とその内容(おそらく2年くらい)、
床材の保証内容とその内容(おそらく無し)、
あと、見栄え保証といってクロスなども含めて極端な見栄えの損害を補償する会社もあります。その場合でも一年が、二年です。このことから考えると他にはっきりと明記のしてある事柄がない限り、法的な対処をするには材料がなさそうです。

また、施工か製品に不良があったと業者さんが書面で明言してあれば望みがありますが、あると思われる〜というのは原因不明で不明なままよりも考えられる可能性をご説明して気持ちを楽にという善意のようにも感じます。仮にこの不備を証明しようとしても現実味がないでしょう。

フローリングの色違いによる資産価値の変動よりも日々生活していく上での使い方やメンテナンス方法での変動のほうが大きいと思います。そのため売却する際にはある程度手入れをすると思いますから、その際に張り替えや再塗装をすることになるでしょう。

個人的にはリビング全体の床の張り替えを無償でやらせるのは酷な気がします。交渉方法としてその工事の費用を一部負担するからとか、折半にしましょうとか、そういう交渉が現実的な気がします。必勝のカードがまだあるなら別ですが。
myph

katsu

所在地:神奈川県
2015年12月07日 13:17

回答して頂き、有難うございました。
原因見解として先方が回答した文章をそのまま掲載します。(下記)

原因に対する見解
施工か製品か、いずれかに漏水の原因となる傷が有り、竣工時は漏れていませ
んでしたが、時間の経過に伴い配管の伸縮の繰り返し等で漏水が発生したと思
われます。
傷が発生した原因・時期等につきましてはわからないのが現状です。

という書面を提示してきています。
現状の仮張りしたフローリング部分も添付しておきますので参照下さい。

おっしゃる通り、床暖房の保証期間は2年、床材の補償などは勿論無いです。

第三者業者に見積りしてもらった際の金額がそう簡単にはいかない額であった事で、この憤りをぶつけてしまっている事も現状です。必勝の切り札としては上記文面しか無い為、こちらとしても再度希望を提示してご意見頂きました折半などの一部負担も視野に入れて交渉出来ればと考えています。

こういった経年で起こりうる見えない瑕疵は永遠の課題なのかと思いました。

追記あれば宜しくお願い致します。
有難うございました。



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myph

現場監督A

所在地:東京都
2015年12月07日 21:11

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

そうですね。我々もできる限りお客様には気持ちよく住んでいただき、良い関係を続けながら長い付き合いをしていくことが新たなお仕事にもつながると信じて各所判断をしていきたいところですが、メーカーや専門業者の補償を受けれない内容の工事を元請け会社が負担して工事を続けていけばそれはいずれ経営破綻につながり、気の長いお付き合いができなくなります。なのでそういった部分では文面に基づいて淡々と処理されることの方が多いように思います。
13年経っているということですから基本的には瑕疵責任も消滅しているでしょう。なので、一部分でも無償で直してもらえている時点で既に儲けものだと思います。その上での交渉と考えるのが無難と思います。

文面をそのまま解釈すると、「こうなった原因はいつついたかわからないけども、傷が付いててそれが年月を経て割れてしまったのでは?少なくとも竣工引渡し時にはそういった不備はなかったです!保証は2年ですが、竣工2年以内にこうなっていた証拠もありません!」と、保証義務がないことを確認しているようにも解釈できます。