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[10676]標準使用と言われた物が施工されておりませんでした

質問者:K・S / 最新の回答・ご意見者:K・S / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2015年12月11日 03:08

はじめまして。
北海道で自身の妹が新築住宅を建て、
11月初旬に引き渡しになりました。
私自身もそこの建築屋さんに新築住宅のプランを作って頂いている最中で、
妹の担当と同じ、
担当はそこの専務さんです。

今回の問題点は
1. 妹のプランは2階建てで、2階からの音対策の為1階と2階の間の天井裏にグラスウールを入れて、遮音措置をして下さいと依頼しました。担当は了解しましたが追加工事で了解しましたが、現場が施工を開始して、何度も忘れない様に施工の催促をしました。引き渡し時にも確認したが施工はしていると言われ、追加工事金も請求がきました。しかし音が余りにも煩いので、点検口が無いのでリビングのダウンライトを外すと施工はされてませんでした。妹が心配になり、私が最終見積りを見せてもらい、図面や確認申請書類、エコポイント申請書類など全ての契約書等見たところ、不審な点が続出しました。
2. 最終見積りでは基礎断熱の断熱材がカネライトとなってましたが、断熱材の種類が未記入で厚みのみ計上。確認申請図面も種別はわからない様になってました。エコポイントの申請書類には種別確認出来る様になってました。確認出来た内容はA種3となってましたが、本来その工務店の標準使用はB種3です。屋根の断熱材も標準使用がB3種ですが、エコポイントの申請書類にはやはりA3種となってました。担当に確認したところエコポイント申請書類に記入されていますA3種は間違いで、施工ではB3種を全て使用してると思うと言っていましたが、私は信用出来ませんでしたので、全て私達が納得出来る様に目で確認出来る様にして下さいと言いました。勿論一部壊してでも見せて下さいと言いましたら、壊すのは良いが費用がかかると言われたので、それは工務店側の落ち度で記入ミスをした訳で、それが原因で不信感を持ってしまったので壊す費用とその後の修復費用は工務店で持つ様に話しました。すると今度はJIOの住宅瑕疵保険を掛けておりまして、工事期間中4回JIOの検査を受けてるのでそちらに電話を入れて検査時に断熱材に何を使用したのか記録が有りますので壊さなくても調べがつくと言われました。その検査記録で標準使用以外の断熱材が使用していると言われた場合は全てやり直しすると言われましたが、そもそも住宅トラブルの解決する機関のスマイルに先に相談してましたので、その際にJIOではその様な検査はしてないと言われてましたので、そんな内容の事はわからない筈だと言いました。するとそんな筈は無いのでお待ちくださいと言われました。そこで私も直接JIOに確認しましたところ、やはりその様な検査はしておらず、その様な記録はしていないとの回答でした。恐らく「電話で確認したら実際に施工してある断熱材はB種3でした」位の事を言ってくるのだと思います。平気で嘘をつくのはわかっていますので…
3.最終見積りで暖房機材のエコジョーズのパネルの請求が12枚となってましたが、実際に施工してあるパネルの枚数は10枚です。その事を問い正すと「玄関の床暖のパイピング施工する場合はパネル1枚分の費用で業者にお願いしてるので見積りにはパネル代として計上している」と言われました。しかしそれが本当だとしても1枚は余分に請求している訳ですから…更に信用出来ないのは、基礎の床の外周に温水パイピングを一周させてるのですが、それは見積りに「床暖パイピング工事」と有り金額も出てますので、玄関のパイピングだけがパネル代に入っているのはおかしいと思いませんでしょうか。基礎のパイピング工事と玄関のパイピングが一緒になってるならば理解出来ますが、工事業者とのやりとりでパネル代金1枚分と玄関パイピング代金を同じ金額でやるのは勝手でしょうが、見積りは施主が見るための物なので施主が見てわからない書き方をする事自体が不自然極まりないと思うのです。これも単なる単価をアップする不正の手段と考えてます。
4.地盤改良のパイル工事が近隣データーで4メートルの26本と見積りされてましたが、実際に完了報告書が工務店から届いたのは引き渡しから2週間後でその内容を見ると2.5メートルの26本でした。当然近隣データーと違う事はよく有るのは知ってますが、差額返金の話は全くされていなくて、妹は最終の残金90万と言われたらしく、その時「これは最終の支払いで、確定の金額なんですか?」と聞くとそうですよとだけ言って帰ったと言ってました。返金の話は全く有りませんでした。
5.本図面が届いたのは着工2ヶ月以上過ぎてからで、何度も繰り返し催促しても「今忙しくて設計が遅れて…」と毎回言い訳してたらしく、今考えれば見られては困るのでと思ってます。
この様な会社は何の制裁も与えられないのでしょうか?


これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2015年12月11日 10:52

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

拝読致しました。お腹立ちの程は読んで取れるのですが、「事実・論理」と「推測・感情」の部分が、ないまぜになっており、ご質問は何かと読み進めれば、最後に「制裁」というお言葉が・・・・。

「制裁」というのは「法律、社会規範に依らず私怨を晴らす」というニュアンスが少なからず含まれ、その方法をお尋ねでしたら、これはお答えのしようがありません。あまり公の場でお使いになられない方が宜しいかと、、老婆心ながら。

多分、勢い余って、、、という事と理解し、何とか読み取れました部分について、お答えします。

・階間断熱についての疑念
 事実として施工されていないとの事ですから、最終支払いの部分でその費用相当分を相殺するのが、宜しいのではないでしょうか

・基礎断熱への疑念
これは、断熱の方法によっては、さほど費用をかけずとも施工内容の確認はできます。基礎の内側での断熱であれば、床下に潜れば済むことですし、基礎の外側であれば、表面のモルタルの一部壊せば確認できます。但し、疑義を申し立てている側に、証明責任が当然ありますので、事実を証明するための解体補修費用は申し立てた側の負担になるのは普通かと思います。

調査結果をもって、施工された物が設計と異なれば、その調査費用と併せて施工者側に費用請求すべきです。

確認申請に必要な事項ではありませんので、確認申請時の設計図書に記入なくとも不思議ではありません。

・パネル枚数への疑念
見積もりが判りにくいというのはおっしゃる通りだと思いますので、正確に枚数など双方協議され、これも相当分を最終支払い分で相殺されるのが宜しいかと思います。

・パイル施工長さへの疑念
規格品のパイル長最短が4mであれば、施工深さが2.5mであっても、1.5m分は現場で切断し、切断された1.5m分は破棄となります。住宅用パイルであれば、これは普通の事です。つまり、使った製品としては4mですよ・・・という事かもしれませんね。

正確には、昨今、話題になっている通り、施工してみて、はじめて判る、、、という性質の施工方法ですから、実際には全てが2.5mではなく、3mあり、2.9mあり、2.5mあり、、、という事でしょうね。最初っから短い物を使用する前提で設計され、結果、支持地盤まで到達していない、、、というよりは、よほど良いのではないでしょうか?お使いになられた製品がどのような物かは判りかねますが、それほど不可解なお話とは受け取りませんでした。

・設計図書の遅れ
これは、宜しくないですねぇ。とは、言うものの、今更、申し立ててもなんともなりません。

既にお手元にあるのでしたら、今後のために(これからの増改築のために)、設計図書、確認申請の副本、検査済証 など、法的手続きに使用した書面は、ひとまとめにして保管してくださいね。

「見られて困る」というのは、少々、勘ぐり過ぎかな?という印象を持ちました。

この辺りのゴタゴタを清算したうえで、現在依頼されているという更なるPLAN作成をお断りするのが一番の「制裁?」になるでしょうし、ここまで不信感をお持ちなら、更なる契約行為は、そもそも無理でしょう。先方もそれで、異存ないと推測します。




myph

K・S

所在地:北海道
2015年12月11日 14:34

栃木さん初めまして。
早速の御回答ありがとうございます。
確かに少々熱くなりすぎましたね。
ただ、妹は女手ひとつでやっと建てたマイホームでしたので腹が立ってしまいましたのも事実です。
この担当は私のプランの時にも平気で嘘を並べるんです。
プランが全く出来ていないのに、土地の地主さんから急かされてるので契約書を作成しようとばかりするので「先に銀行で決済出来ませんかね?」と聞くと銀行に確認したところ「最長10年の決済となるので支払いがキツくなりますよ」と言われました。
プラン打ち合わせも2~3週間平気で連絡なしの放置で、時間がかかり過ぎると地主さんから催促されるから早くと言ってもどこ吹く風でした。
そんなこんなで2箇所の土地がダメになり、3箇所目の土地でも同じ感じでしたが、その土地の仲介業者に相談しましたら「えっ。銀行で住宅ローンで普通に決済してくれますので確認してみて下さい…」と思いもよらぬ回答に慌てて銀行に確認すると「出来ますよ。何で出来ないなんて言ってるのだろう?こっちにそんな問い合わせ来てませんよ」と言われ頭に来て担当に電話すると「銀行借り入れの話じゃなく信販会社の話をしたんですが銀行でやってるんだぁ」と…謝罪すらなし…銀行に確認した話も「確認したと思うけど誰だったかなぁ…日にちも過ぎてるし覚えてないわ」なんて感じでした。土地だって最初の土地が最高に良かったので腹が立ちます。他の建築屋さんも銀行の決済は出来ないと言ってましたから嘘をついてるとは思いませんでした。妹の家のキッチンのIHコンロもタカラの一番高い物をプランに入れたんですが、建築中に現場に行くと「あれ?これは私が頼んだ物と違うと思いますが…」と言いましたら「タカラさんからこれに変更になりましたと言われたので施主が直接変更依頼したと思った」と…タカラに出向き聞くとデーターを調べてくれて「工務店の担当から何月何日何時に電話があり、施主から変更依頼がありグレードを下げます」と連絡してきましたよ…と言われました。しかもそのタカラの女性は妹の知り合いですから。その事を問い正すと「あれ…変更するって施主さん言いませんでしたっけ…覚えてないなぁ〜あはは」と笑ってましたそうです。あれで専務さんとは…パイルも短くなったら返金しますと最初から言われてたみたいです。妹は断熱材はちゃんとした物を入れて欲しいので差額返金はして欲しくないとの事です。エコジョーズもプロパンなんですが灯油にすると話すと「プロパンは標準使用ですが、灯油は100万ぐらい追加工事になるし、都市ガスと同じ料金でうちのお客様は出して貰えるので」と言われその様にしましたら、結果普通の料金で、ガス屋さんに「そんな契約してませんので一般料金です」となってしまったみたいです。ですから料金が高く、暖房代が高いので断熱材は最初の話通りにして欲しいそうです。ため息ですよね。栃木さんの言う通り、僕は契約はしません。しかしこの状態でまだ契約貰えると思ってる担当は信じられません。
笑って「プラン出来ました!」と電話してきました。妹のトラブル片付くまでは断らないで置こうかなとも考えてます。
その方が直しもきちんとするかなと…

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