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[10889]外壁クラックの修繕方法について

質問者:ジュン / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2016年02月07日 00:39

度々の質問、失礼いたします。
築7年目の戸建て(外壁はモルタル、リシン吹き付け)で、築2年目から3年目にかけて雨漏りがあり、外壁やボードをやり直す是正工事を行いました。
その後、現在まで雨漏りはないのですが、先日、ふと工事を行った外壁に、左の写真のようにクラックが入っているのを発見しました。

このクラックは、雨漏りの是正工事の際に解体したモルタルと、解体していない新築時からのモルタルの境にできたクラックで、このクラックの左側は解体したモルタル、右側は新築時からのモルタルです(上塗りと塗装、吹き付けを全面にしてあります)。

クラック発見後すぐに施工会社に連絡し、クラックの修繕工事をお願いしたのですが、右側の写真のように、アクリル系のコーキング材をクラックに塗り、水性塗料を1回塗っただけの工事でした(右側の写真は塗り途中のものです)。
これについて、

1.今回のクラック幅は1ミリから1番広いところで2ミリもあるため、私としてはV字カットなど、しっかりした工事を希望しており、下見の際にも伝えたのですが、施工会社側は、モルタル外壁で角に近い部分でリスクが高いため、コーキングで対応した方が良いとのことでした。私としては少し納得できないところがあるのですが、この工事は妥当なものでしょうか。また、V字カットはやはりリスクは高い工事でしょうか。

2.コーキング材を塗るときにプライマーも塗らず、コーキング材を塗って30分もしないうちに水性塗料を塗っていました。コーキング材の使用方法には、塗装は完全に乾燥してから塗るよう指示が書かれていますが、このような使い方で問題はないのでしょうか。施工時、湿度は高くありませんでしたが、気温は8度くらいだったと思います。

お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
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myph

現場監督A

所在地:東京都
2016年02月15日 10:03

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家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

匿名回答だと思って書いちゃいます。
正直1.2.のような修繕は結構やってますね。クラックがこれ以上進行しないだろうと判断した時や防水上あまり心配のないような箇所では。クラックが小さいためアクリルコーキングなどすぐに固まってしまいます。ただ厳密に言うと、アクリルなんて耐候性が弱いので使うならウレタンか変成シリコンのコーキングです。上塗りは水性でもシリコンくらいなら十分だと思いますが。本当はリフォームなどでは弾性塗料を使用したいですが部分的な補修だとそうなってしまうでしょう。コーキングが太かったりすると、コーキングと塗料の相性によってはともに硬化不良を起こすことがあります。そうするとあまり施工した意味がなくなります。

Vカットですが、小さなひび割れにVカットを施すと余計にひび割れを大きくしてしまうことがあります。そのリスクを恐れてVカットを避けることがありますし、見た目的にはVカットをするとそのまま後が残ってしまいますので。見た目を優先させたのではないでしょうか。もちろん費用面も考えたと思いますが。どのようにしたいのかよくお話し合いをすることだと思います。