>一、季節的に出やすい
>一、カタ枠に油を塗布してあるので、その影響
季節的影響に関しては承知していませんが、型枠に剥離剤が塗られていますので、コンクリート打設時に気泡を巻き込みやすいのは事実です。
同様のご質問が、数多くあり、同じようなお答をしているのですが・・・
一般木造住宅基礎程度の規模の建物の基礎では、コンクリートの物理特性としての強度は、極端なお話、「ほぼ関係ありません」。私も実務上は、鉄筋については本数や位置を相当に細かく計算しますが、コンクリートの強度(正確には許容応力度と言います)については、ほぼ計算しませんし、仮に 設計強度の1/3以下程度に設定し計算したとしても、計算上はクリア出来てしまいます。
基礎は全体的にコンクリートでは無く鉄筋によって成立していると思って頂いて構いません。
そんなに大事な鉄筋なので、出来るだけ錆びたりしないように、コンクリートで保護しておこうね・・・・程度とお考え下さい。
よって、あまりにも「深い(大きいではありません)」気泡は、塩梅悪いよね。。という事になりますが、拝見する限り、そのような状態では無いですね。
気になる部分をモルタルで補修して貰ってください。
不安を増大させるかもしれませんが、、、そもそもコンクリートは凍み豆腐やスポンジのように、内部は気泡だらけのスカスカの物体です。たまたま、表面なので、その気泡が目立ちます。よって、表面をいくら補修しても、実は、内部の気泡だらけの状態は何も変わりません。
よって、表面の補修も、実はまぁ、、物理力学的には気休めと言えば気休めなのですが。。。
栃木 様
早速の専門的知見からの御回答、誠にありがとうございます。
コンクリートについて、過度に期待、勘違いしておりました。
そもそもスポンジで鉄筋を支えているだけというのは、
大変勉強になります。
ということは、私は耐震強度に期待して、本基礎工法選択したのですが、
コンクリート打設「ベタ基礎工法」というのは、気休め程度の施工法だった
ということでしょうか?