[11099]第三種換気で給気口から給気しておらず、コンセント等の隙間から給気するのを防ぎたい
質問者:JIN / 最新の回答・ご意見者:osekkai / 回答・ご意見数:12件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2016年04月19日 22:43
工務店は法律上、問題なく、どの家でもコンセントから風は出るとして話が通じず、直すにも、なぜこの様な現象が起きるかの原因や、解決策も分からないようで、直す為の指示をある程度こちらからしないといけない状況です。
給気と換気の構成は
一階 居室3部屋(各部屋にφ100自然給気口あり合計3つ) トイレ24時間換気(50?/h) 一箇所
二階 リビング・キッチン・トイレ・洗面・風呂 (トイレ前とリビングにφ100自然給気口あり、合計2つ)
24時間換気トイレ(50?/h)・洗面(80?/h)の二箇所で、一階と二階のトイレは階段と廊下で扉がない空間で繋がっています
まずはコンセントやスイッチ類には防気カバーをつけて、壁隙間等埋めれる所は、ウレタンやシーリングで詰め物をしましたが、まだ収まらず、臭いがします
給気不足かと風量計にて各給気口からの自然給気の量を測定した所、防気カバー等の取り付け前の測定値は24時間換気による総排気量はほぼ180?/h(有効換気量は150?)
給気口からの総給気量はほぼ0で、コンセントカバーをはずして、コンセントからの風の流入を測定した所、給気口よりも明らかに多い数値が計測され、単なる給気不足ではなく給気口よりも隙間からショートサーキットを起こしている事が分かりました。
防気カバー取り付け後の風量計での測定値は排気量はほぼ同じ程度
給気口からの給気は寝室で7?/h程度、他の所で13?/h程で全体で50?/h位までに増えましたが、
それでも100?130?/hほど足りず、扉のアンダーカットも5mmと少な目なので、抵抗が大きく他の部分から給気していると思われます。
またキッチン、風呂場の換気をすると2階は給気口が二つしかないことから給気不足になり余計に他の所からの風の流入があると思います。(台所の換気扇は同時給俳ではありません)
第三種換気では気密がC値0.5位でないと計画換気は難しいという事を後に知りました。(気密測定はしていません)
そこで、この問題を解決する対策ですが、ただ単に給気口を増やしても、確実に吸う確立が低いので給気口を機械給気扇で強制的に給気する方法で以下の二つを考えています。
1.まず24時間換気に関して、全ての各居室のφ100の既設自然給気口に近くのコンセント等から電気配線を通し給気ファンをつけて強制給気に変更し、排気設備に対し、給気口が少なすぎる二階に関しては給気口を増設し、そこに強制給気扇をつける。給気ファンは三菱か、パナの風量 弱20?/h 強30?/hの物を考えており、排気と給気が家全体で同じようになる様に配置する。(外壁に後で穴を開けるのは雨漏りの心配もあるので極力既設の給気口を利用したい)
2.キッチン排気量300?/h、風呂90?/hに関してはφ150の電動シャッター式の給気口を2個ほど設けるか、
さらに強制給気を増やす
ここでご質問ですが
1.給気により室内は正圧になり、換気扇付近は負圧になることから、正から負へと風の流れができるので、給気を確実に確保することにより、ほぼ確実に隙間からの風は収まるかと思いましたがどうでしょうか?
2.気密の悪い家は、1種、3種関係なく計画換気できないと見たことがあるのですが、給気する所と、換気する所が離れており、室内は強制給気で正圧により、部屋の隙間に風が送られるだけ、換気する所は結局、隙間から空気を吸い上げるだけで、何も解決しない、もしくは別の問題が出てたりで、やめたほうがいいとかいうこともあるでしょうか?
3.扉のアンダーカットもやはり関係ありますか?
4.キッチンの換気扇はφ150で同時給排にしてもφ150の給気口がつくだけで換気に対し60%しか給気しないということでφ150の給気口二つを増設すれば解決するのではと考えましたが間違っていますでしょうか?
これもやはり強制給気にしないと意味がないですか?
5.機械給気する場合、電気配線がないので、近くのコンセント等の電気配線にから配線を割り入れる形になると思いますが、そういったこともあまりやらないほうがいいのでしょうか? 漏電の原因になるとかありますか?
工務店も今更気密をあげることはしないので、何とか別の方法での解決を探しており、この方法くらいしか解決作はないと思いましたが、ちゃんと計画換気をして、意図せぬ風の流入を防ぐのに、他に何かよい方法があれば教えて下さい。
これまでの回答・ご意見数12件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者osekkai
所在地:新潟県
2016年04月20日 08:35
URL:
家づくりの想い:
良く勉強しておられると感心しました。
1.それが正解と思います。
2.気密性が悪い家の第三種換気が計画通り機能しないというのはその通りですが,その場合,居室を中心に強制給気するのは換気を改善する面では効果的です。
特に,寝室に給気ファンを取り付けるのは良いと思います。
ただ,冬季はコールドドラフトの恐れがありますので,暖房計画も同時に行われることをお勧めします。
兵庫県であれば,給気ファンのそばにエアコンを設置して暖房するのも一つの方法でしょう。
3.アンダーカットが5ミリあれば,実用上は問題ないでしょう。
4.強制給気にしなくとも,給気口があれば十分でしょう。
近くに窓があれば,そこを少し開けるのも効果的です。
5.電気工事士の資格がある方にお願いすれば問題ありません。
給気ファンの電気量は微々たるものですので,電気代も問題ないでしょう。
実は拙宅も全く同じことをやっておりました。
初期の高断熱高気密住宅は気密性の面で問題を抱えることがありましたので,そこに第三種換気を設置しても,ほとんど計画的には機能しておりません。
それで,適宜,給気ファンを設置するのは,それを改善する簡単な良い方法です。
なお,給気ファンのフィルターは汚れが激しいので,定期的なメンテナンスが必要になります。
外気がいかに汚れているかが良く分かります。
フィルターは家のマスクですので,メンテナンスや交換が重要です。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月21日 07:40
考え方が間違っていなくて良かったです。
素人が自分で調べての方法であったということ、工務店に方法を提示するのに、間違ってたり、全く無駄なことをやらせてしまったら・・・と不安があったので、大変助かりました。
近くに換気と給気に詳しいプロの方がいれば良いのですが、これもまた探し出すのが難しくどうしようと思っていた所です
全く同じことされたということでお聞きしたいことがあるのですが、
osekkai様の家も、コンセント等からの給気があったということでしょうか?
私の場合、給気口以外からの給気によって、室内が建材やら、床下の湿気のような臭いやら入り混じり、部屋が臭くなり気分が悪くなるので、24時間換気を切っている状態です。
まずはそこを解決して、24時間換気を使っても不快でないようにしたいのですが、
1、もし同じ様な状況であって、強制給気をすることによって、実際にそういった隙間からの風は止まったということでしょうか?
もしくは止まると考えていいでしょうか?
2、事実上、この問題を解決するには、この方法しかないという感じでしょうか?
実際にご経験された方のお話しは非常に参考になりますので、宜しくお願いします
osekkai
所在地:新潟県
2016年04月21日 10:30
URL:
家づくりの想い:
拙宅の場合は,コンセントは高気密住宅用の気密コンセントが使われており,そこからの空気の吹き出しはありませんでした。
しかし第三種換気の計画性に疑念を抱かせる現象に直面し,実際に,給気量を調査していて,問題に気付きました。
第三種換気は排気量を測定することは行われても,給気口からの給気量を測定することは通常はなされていません。
それは,排気が確実に行われていれば,どこからか給気がされているはずなので,それで問題無いという考え方からです。
しかし,寝室や居室などのクリーンゾーンからフレッシュエアを給気して,サニタリーやトイレなどのダーティーゾーンからオールドエアを排気するという換気の原則から考えるとこれは面白くありません。
現実に,寝室の二酸化炭素濃度を測定してみると,基準値を越えていることが散見されます。
それは,換気システムが計画通りに機能していないことが一つの原因となっています。
特に,寒冷地で強力な暖房を施すと,上昇気流が生じ,一階は負圧,二階は正圧になって,一般的な第三種換気システムでは二階の給気口が計画通り機能しなくなることが起こり得ますが,二階に寝室があると,これが問題となり得ます。
こんな時に,適宜,給気ファンを設置することで改善を図ることができます。
JINさんのお宅の場合は,構造体や床下の空気の侵入を避けたいということですので,屋内を正圧気味にしておくのが一番簡単な方法かなと思います。
つまり,第二種換気に近い方法となります。
具体的には,給気ファンの給気量の総量が排気量を少し上回る程度にすることです。
場合によっては排気を止めて,吸気だけで運用してみるのも一つの手かもしれません。
この場合は純粋な第二種換気となります。
ただ,こうすると,屋内の湿気を構造体に吹き込むことになりますので,冬季はできるだけ,屋内は乾燥状態を保つことをお勧めします。
ファンヒーターなどの湿気を出す開放型の暖房器具は厳禁ですが,これは,高断熱高気密住宅では常識ですので,既に御存知かと思います。
冬季は屋内は乾燥気味になりますが,上記の理由で加湿器もあまりお勧めしません。
もしも,使うとすれば,ミスティガーデンの様な自然加湿のグッズでしょうか。
JINさんのお宅は断熱は発泡ウレタンということで,断熱材の湿気の問題は無いと思いますので,第二種換気も一つの方法かと思いました。
2については,今からダクト方式の第一種換気に交換するのは現実には難しいと思いますので,上記の方法を提案させて頂きました。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月22日 01:41
貴方のおっしゃるように、私も寝室が喚起されていないことで、室内の二酸化炭素濃度も気になってしまって(子供と一緒に家族全員で同じ部屋で寝ているので)、あれこれ考えておりました
当初は窓を開けることにより、床下や壁内からの空気の浸入がどう変化するのかを見ていました。
窓をかなり空けるとコンセント等からの空気の流入はかなり収まります。そこで給気不足かと思い給気を図ってみたら、ほとんど給気していなかったということに気づきました。
(寝室が一階なのでずっと窓を空けておく訳にもいかず・・・)
窓を開けると、余計な所からの風の流入が少し収まることから、給気ファンで無理やり給気すれば、コンセント等からの空気の流入は収まるのではないかと思いましたが、どう思われますか?
とりあえずそれでも収まらない様なら、正圧気味にすることで、流入は抑えられるということでいいでしょうか?
現場監督A
所在地:東京都
2016年04月21日 15:38
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
まず床の工法が根太工法なのか、ネダレス工法(剛床工法)なのか確認されてみて下さい。最近はほとんど後者の工法が主流なのですが、根太工法ですと通気止めという処置が必要になります。床下から壁の中へ、壁の中から天井裏へ、といった部分に空気が流れないように木材や断熱材を詰めます。これをやらないと、壁の中と床下(すなわち屋外)がつながっている状態ですので、壁に穴を開けて付いているコンセントの穴から外気が出てきても不思議ではありません。これをゼロにすることはできませんが、やっているのとやっていないのとでは全然違います。
防気カバーというのはコンセントの中に取り付けるプラスチックの箱みたいなやつですかね?これは気密等級を上げるために取付けることが最近では多くなってきましたが、そもそも通気止めをしていなければこれで気密を格段にあげるものではありません。あくまで補助材料です。
ネダレス工法ですと通気止めを特別しなくてもある程度この部分の気密は高まりますが、例えばお風呂や施工屋さんによっては階段の下など、剛床を張っていない部分は壁内に外気が通ってしまいますから同じ現象が起きます。剛床の貼っている部分でも、柱の廻りなどはどうしても多少の隙間がありますから外気が通ります。こういった考えられるすき間を全て埋めることができればコンセントやダウンライトなどの隙間からの外気の流入は低減できると思います。気密が高くないと計画換気は難しいというのはそういう意味です。コンセントからの風が外壁面よりも内壁面の方が強ければこの可能性が高いと思います。外壁面には断熱施工がされているので隙間がふさがりがちです。
換気扇で排気をすると、できるだけ近くて大きな隙間から空気は入ってこようとします。キッチンの換気扇をまわすと通常はガスコンロ近くにある給気口から空気が入ってくるのですが、そこを閉じていると、ダイニングやリビング給気口よりも、勝手口のドアの隙間から外気が流入することが多くあります。それで勝手口の建て付けが悪いってクレームになるんですよね。逆に言えばそういったすき間が発生しやすい部分以外は気密が高いとも言えます。もしよろしければ上記確認をしてみて下さい。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月22日 01:49
防気カバーは以下の物を取り付けしました。イメージされたのと、同じかどうかわからなったので、リンクを張りました。
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/terukuni/cabinet/panasonic_6/wv2491k.jpg?_ex=600x600&s=0&r=1
http://www.taroto.jp/item/37916.html
床組はネダレス工法です、土台、大引きに合板を貼って、その上にフローリングを貼っています。
通気止めはされていないと思います。工務店にその観点はなかったように思います。
どこから外気が浸入するのか?自分で調べていく上で、一階の天井点検口を開けた時に点検口からすごい空気が入り混んできていましたので、 そこから外気の浸入の原因を探すべく、床下に潜ると、床下から二階(一階天井裏)につながる水道などのパイプスペースが剛床を貼っていない所で空気の浸入があったのでウレタンスプレーで充填しました。
>>コンセントからの風が外壁面よりも内壁面の方が強ければこの可能性が高いと思います。外壁面には断熱施工がされているので隙間がふさがりがちです。
おっしゃるとおりで内壁面の方が強いです。ただ外壁面も完全に発泡ウレタンで外壁?室内石膏ボードの間を完全充填している訳ではなく、10cm角の柱で出来る壁の厚みに対し外壁から5cmほどしか吹き付けていない所が多くあり、隙間がある為、同じように風が出てきます。
明らかな外気の浸入探す為に、建物が負圧になるよう換気扇全運転して床下と屋根裏にも入って自分なりに隙間を探してみたのですが、直りきらず、上記質問の様に、第三種換気で負圧で空気を近くから引っ張るなら、強制給気で、空気を送ってやることで解決するのでは?と思った次第です。
それが最初の質問2の気密の悪い家は、1種、3種関係なく計画換気できないと見たことがあるのですが、給気する所と、換気する所が離れており、室内は強制給気で正圧により、部屋の隙間に空気が送られるだけ、換気する所は結局、隙間から空気を吸い上げるだけで、何も解決しない、もしくは別の問題が出てたりで、やめたほうがいいとかいうこともあるでしょうか?
になるのですが、
ご回答から、「換気扇で排気をすると、できるだけ近くて大きな隙間から空気は入ってこようとします。」とあるように、強制給気をした所で、この事は変わらずで、外気の浸入は防げないものでしょうか?
また床下などからの空気の浸入を防ぎたい理由に、新築なのに床下にカビが発生してたので、換気することで、その空気が壁の中を通り、給気されるのが、カビ菌を室内に撒き散らしている様で、嫌だったんです。
床下は基礎パッキンを使っていますが、夏場暖かく湿った空気が床下に入ることにより、外気より気温の低い床下の空気に触れることにより、湿度があがり、カビが発生しやすくなっていると思います。
換気扇を使った時の空気の流入を防ぐ為にも、基礎パッキンを全て封鎖することも考えたのですが、どう思われますか? 止めた方がいいですか?
施工した工務店は床下換気扇の取り付けをすれば、コンセントからの風の流入も床下のカビも直るのではないかとしていましたが、私は間違っている気がしてなりません。
ちなみに施工的には、通気止めは今更できないですよね?
あと他にも施工的な部分で、ここを見てみればというのがあれば教えて頂ければ幸いです
現場監督A
所在地:東京都
2016年04月22日 04:57
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
ネダレス工法ですか。そしたらあまり通気止めを意識して施工する必要はないと思うんですが、より気密を高くするには剛床の柱欠き周りのウレタン充填、もしかしたら間柱まで剛床を欠き込んでいたらそちらも。ただこれは床下断熱も発泡ウレタンならふさがっているはずなんですが、施工的に困難な種類もあるのでグラスウールか何かなのでしょうか。その場合床下から断熱材を一度外さないといけないので少し大変です。戻すのが。パイプスペースのところは剛床を張ってパイプの分だけ穴を開けてウレタン充填が好ましかったと思います。断熱材は入ってなかったってことですよね。通気止めでいえばあと思いつくのは壁内の天井に到達する部分もグラスウールや木材で止められたらよかったのですが、これは今からだと困難ですね。
負圧や正圧という言葉が出ていますが、私は学者さんではないのであくまで現場の感覚で意見を述べます。確かに箇所数的にも給気不足の感はあると思います。ただそもそも気密が低ければ、負圧にも正圧にもなりにくいと思います。給気が足りなければ排気がされないだけです。まずは気密測定をしてもらい、気密が低ければそこをあげるのが先だと思います。強制吸気にすれば給気が増えた分は望まない隙間からの給気は減るのかもしれませんが。位置関係により完全には無くならないと思います。穴だらけのストローでジュースを飲もうとしても吸いにくいですよね。そしたら逆からジュースを吹き込んであげれば少し飲みやすくなるかもしれません。でも穴をふさぐ方がすんなり無駄なくジュースが飲めそうです。
床下の通気の問題はまた別だと思うんですが、基礎パッキンの隙間は絶対に塞いではいけないと思いますよ。基礎パッキング工法で床下がカビるというのは何か他に原因があるのかもしれません。ただ、基礎断熱にすれば話は別だと思います。現状で床下と床上の気密が低いと思われるので逆に床下を室内にする手はあるかもしれません。ただこちらは専門のアドバイザーの先生の意見を伺いたいですね。床下換気扇をつければカビっぽいのは軽減されるかもしれませんがコンセントへの風の流入は変わらなさそうです。
ネダレス工法で極端に気密が悪そう。
基礎パッキング工法で床下が湿気る。
あまり経験がないことなので正しく施工されているのかの確認をしたいところですね。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月23日 10:19
床下断熱はスタイロフォームを土台、大引きの間にはめ込んでおります
柱欠き周りは確認不足でした。床下より断熱材ははがすことは出来ると思うので、ここは確認して隙間が空いているようであれば充填したいと思います。
壁内の天井に到達する部分は通気止めされておりません。これはさすがに全ての天井付近の壁をめくる必要があるので、現実的には厳しいかと思っています。
気密測定もしたことがないもので、分からないのですが、気密測定をすれば、どのあたりに隙間があり、気密が低いというのが、分かるのでしょうか?
分かるのであれば、気密をあげる上で、便利かとは思いますし、今からでも出来るなら気密を上げたいのはヤマヤマなのですが、もう住んでいる状態の今からでも実際に給気がしっかり行えるように気密をあげることは出来るものでしょうか?
素人判断で厳しいと勝手に思い、気密をあげれないなら、強制給気しかないと思っていましたが、
以外と簡単なら、気密をあげる事で換気がしっかり行われる効果があると思うので、やっていきたいと思います。
床下の基礎パッキンは封鎖しない方がいいのですね。
基礎パッキンで基礎全周から通気がある為、床下の通気止めを含めて、空気の入口を遮断すればいいのかと思いました。
合わせて基礎断熱も考えました、ベタ基礎なので、基礎の内部から基礎立ち上げりと土間の部分にスタイロフォームを貼ればいいですか?
ちなみに基礎断熱にした場合は基礎パッキンを封鎖る必要が出てきますよね?
その上で、湿気対策に除湿機なども考えたのですが・・・いかがでしょうか?
osekkai
所在地:新潟県
2016年04月22日 11:02
URL:
家づくりの想い:
理論的には,正圧にすれば,躯体の空気の吸い込みは無くなるはずです。
もっとも,一階と二階の気圧のや外気の風力の影響も無視できません。
それで,取り敢えず,寝室を中心に給気ファンを付けてみることをお勧めします。
念の為,排気を止めれば確実でしょう。
穴の大きさが合えば,給気ファンを取り付けるのはさほど難しくありません。
配線は延長コードとコンセントで仮配線で実験してみてもいいでしょう。
給気ファンはアマゾンですと,6000円程度で販売しています。
ちなみに,排気はどんなシステムでしたか。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月23日 10:40
換気システムは
一階 寝室など3部屋(各部屋にφ100自然給気口あり合計3つ 各居室扉アンダーカット5mm)に対し
トイレ24時間換気(三菱VD-10ZLC9)弱運転で換気量 50m3/h
二階 リビング・キッチン・トイレ・洗面・風呂 (トイレ前とリビングにφ100自然給気口あり、合計2つ)
に対し
トイレ24時間換気トイレ(三菱VD-10ZLC9-S)弱運転で換気量 50m3/h
洗面24時間換気トイレ(三菱VD-15ZLC9-S)弱運転で換気量 80m3/h
24時間換気総風量 180m3/h
その他換気扇
キッチン 中運転で換気量 320m3/h 強 450m3/h
風呂 弱運転で換気量 90m3/h
リビング 天井 換気量 200m3/h
になります。
>換気は実際にやってみないと,分からない面があるものです。
確かにそうですね。理論が間違っていれば、元も子もないですが、理論上正しいのあれば、やってみないと正確な答えはでませんね。
これに合わせて気密をあげることが出来ればいいのですが・・・今からでは難しいと思いますか?
ちなみに、osekkai様がつけた機械給気は寝室等では音はあまり気にならない程度のものですか?
給気ファンは
三菱 V-08PQFF3 風量 弱22.5 m3/h 騒音22.5db 風量 強 34 m3/h 騒音32db
パナ FY-08PS9VD 風量 弱20.5 m3/h 騒音19db 風量 強 32 m3/h 騒音28.5db
を考えています
台数の問題と、少し正圧気味にした方がいいとの事から、強運転での使用を考えていますが、
(強運転で7台、1階に3台、2階に4台 約30×7=210m3/hで約30m3/hほど給気が勝つ計算)
実際に使用されておられるなら、夜、寝るときに給気扇の音がうるさいものでしょうか?
冬場等、明らかに不快な(寒い)風とかは感じますか?
(既に取り付けしているエアコンが給気口と離れているもので)
今の問題を解決する為に、多少の我慢は必要と思っていますが、使用されているなら、実際使用されている方の感想をお聞きしたいです
パナの方が音は静かそうですが、三菱なら、ご回答にもあるように、アマゾンで買いやすい値段で売られていますね。
osekkai
所在地:新潟県
2016年04月23日 22:07
URL:
家づくりの想い:
工務店が設計した換気計画だったでしょうか。
まとまった第三種換気システムというわけでは無さそうですね。
換気に関する法律では,1時間あたり0.5回換気ということになっていまして,これを担保するには,家の容積に応じて,それなりの換気量が必要となります。
ただ,換気システムの設置が義務づけられた当初は,建材から発生するホルムアルデヒドによるシックハウス対策の面が強く,近年の安全な資材が普及した状況では,必ずしも0.5回換気が必要かどうか疑問の面もあります。
現実には,人間が発生する二酸化炭素を換気によってどのように希釈するかという面を考慮すべきと考えています。
それで,JINさんのお宅の家族構成やライフスタイルがポイントとなってきます。
現実には,換気で特に重要なのは寝室でして,これは寝ている間に体をリフレッシュするために重要と考えています。
具体的には,三菱の給気ファンですと,一人に対して1個付ければ十分でしょう。
多少換気の面では懸念が残りますが,二人で就寝する部屋に対して1個でも行けるかもしれません。
そうしますと,仮に三人家族としますと,一人あたり,1時間につき30立米として,合計で90立米の給気を行えば良いということになります。
これに対応する排気としては,一階と二階のトイレのそれぞれ50立米の換気扇を付けるだけで十分ということになります。
もしかして,排気扇を全て付けておられたわけではありませんよね。
そうであれば,過換気になっていると思われます。
それが理由であれば,コンセントから風が吹き出すのも無理からぬことかと思います。
三菱の給気ファンについてはとても静かで音が気になることは全くありません。
歴史的に見ても,一番古くから製造されており,信頼性も高いと言えます。
拙宅の物は,ほぼ20年間近く動き続けており,特に問題は発生しておりません。
パナの物については,申し訳無いながら,使っていないのでコメントできません。
当時は給気ファンと言えば,三菱しかありませんでしたので。
コールドドラフトは,その部屋にエアコンがあれば,さほど問題は無いでしょう。
気密性を向上させるためのリフォームに付いては,普通の住宅を高断熱高気密住宅にするために,外断熱の手法で,躯体の外側から断熱気密を取るケースは知っておりますが,JINさんの状況を改善する為の方法に付いては勉強不足で存じておりませんので,他の方の解答に委ねたいと思います。
というわけで,私がご提案できる解決策は以下の通りです。
〇寝室に,人数分の給気ファンを設置する。
〇それに見合う排気を,トイレあるいは風呂場から排気する。
〇コンセントからの吹き出しがあるようなら排気扇を順にとめていく。
取り敢えず以上で様子を見て頂くのはいかがでしょうか。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月24日 07:13
換気計画は工務店が設計しました。
>まとまった第三種換気システムというわけでは無さそうですね。
やはりそう感じるのですね。私が工務店と話をしていても、ただ単に法律で決まっているのでポン付けしました感がありありと出ていまして、気密や換気に対して勉強してないんだなという事が、この問題を通して痛感しました。
その割にプライドが高いのか自分の所はしっかりと施工していると勘違いされている様なので、話合いに苦労しており、理論的に話さないと相手も理解できない為、私自身勉強したのですが、素人ですので不安で、相談させて頂きました。 プロの方でも詳しい方とそうでない方もおられますし、詳しい人を探すのも大変で・・・
工務店も貴方の様な方ばかりであれば、この様な問題は起きなかったのでしょうね。
そこを選んでしまった私の勉強不足の責任でもあるのですが・・・
換気扇は24時間換気だけでも、壁内からの給気で部屋が臭くなるので、キッチンと風呂場の使用時以外は、使っておらずで、24時間も臭くて使えない状況です。
これだけでも住宅で言えば瑕疵に当たりそうな気もするのですが・・・!?
現在のライフスタイルは寝室に大人二人と幼児二人の4人で寝ていますので、必要換気量は120m3/hでいいということですね。いずれは別々で寝るので各部屋につけておいて、今、皆で寝ている寝室を、既設の自然給気口1個に対し、給気口を増設できるかどうかを考えた方が良さそうですね
気密に関してお話しを聞くとその方法ではかなりの費用がかかりそうなので、気密に関しては他の方のご意見も聞いてみます。
ただ、ご提案頂いた解決策が現実的で、費用対効果も高そうで、少なくとも寝室の給気は確保できるということで、この方法が良い様に思いますし、
気密を上げるのが困難な場合、残された方法はもうこれしかないのかもしれませんね。
アマゾンで6000円位で買える様ですので、教えてもらった仮電源でも、試してみたいと思います。
色々とありがとうございました。 またご質問させて頂くかもしれませんが、その時はどうぞ宜しくお願いいたします。
osekkai
所在地:新潟県
2016年04月24日 12:24
URL:
家づくりの想い:
追加になりますが,四人でお休みの部屋が給気口が一つというのは,そもそも数が足りませんでしたね。
恐らく,工務店の方からは,ライフスタイルに関するまでのヒヤリングや話し合いが無かったのかもしれません。
良く勉強しているところでは,寝室には人数分の開閉式の給気口を設置して,そこに人がいない時には,適宜閉めておくなどの対応をしているところもあります。
穴を余分に開けて,追加で給気ファンが取り付けられるかは,躯体の構造によっては多少苦労するかもしれませんが,可能ではあると思います。
あるいは,穴が一つの場合、排気用の風量の大きなターボパイプファンを逆に取り付ける方法も考えられます。
これらは業者はやりたがらないと思いますので,色々とDIYで取り組むしか仕方がないかもしれませんね。
ただ,この場合は若干の音の問題とコールドドラフトの問題は発生します。
理想的には人数分の給気ファンを取り付けることですが,当面はその半分でも良いかもしれません。
小さな子供さんも成長時期の新陳代謝は激しいので,大人に劣らず新鮮な空気を必要としております。
それで,給気ファンを徐々に増やして様子を観察されるのも良いかもしれません。
色々と大変だと思いますが,どうぞ頑張って下さい。
なお,建物の気密は十分に取れているようですので,その点では,決して腕の悪い工務店では無いなと感じました。
換気や温熱環境は建物にとっては,とても大切な要素ですが,何故か日本では,建築科ではあまり扱われることはく,むしろ家政科や環境科学で扱われている様で,現実の問題として,工務店を責めても仕方がない面もあります。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月26日 02:14
丁寧位にご回答下さるので、申し訳ありませんが、もう少し、ご行為に甘えさせて下さいませ
図面を貼ってみました。
左の納戸となっている所が、実際は寝室になっています。
ここに4人寝ているので、1箇所だけでは少ししんどいということですね、
穴を開けるのに防水の観点からも、出来れば壁をコア抜きするのではなく外壁を外してしたいと考えています。
ただ、電気メーターや、ガス、給湯器の関係もあり、どこでも好きな場所に穴を開けるというのは、厳しいものがあり、寝室に関しては、既設の給気口付近に更に増設するのが、場所的にはよいかと思っていますが、ここだと外壁を外すのに、その部分だけめくることができないから、全部めくる必要がでてくるので、どうしようかと思っていました・・・
ちなみに給気扇を新たに設置する場合、またはバランスを考えた場合、設置するのに適した場所をというのはありますか?
多少、微妙な位置でも機械換気する場合はそんなに気にしなくてもいいのでしょうか?
(上記理由の理由で二階はキッチンよこのバルコニー部分から、増設しようと思っています)
気密に関して建物の気密はとれているのですか・・・?
てっきり気流止めが施工されておらず、気密が低いからこのような現象が起きていると思っていましたが、
どういうことでしょうか?
現場監督A
所在地:東京都
2016年04月28日 06:36
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
鉄骨柱がある場合は完全に断熱をして、そこに湿気が入らないように気密も高めないといけません。基礎パッキンの納めもそこは切れてると思うので隙間なく施工したい部分です。PS部分も外壁面に接する場合はぐるっと通気パッキンではなく気密パッキンを使わないといけません。
あと間取り的に給気から排気に向かう途中に引き戸はいる部分が多いですね。計画換気を行う場合、開き戸はドア下の隙間を1cm以上空けましょうという基準があるのですが、引き戸の場合はありません。閉まっていれば正常に換気がされない可能性はあります。
気密測定をしてはっきり気密の悪い箇所がわかるとは限りません。そもそも気密が極端に悪ければ正常な換気が行われないので、「すきま風を防ぐ」という目的だけであれば換気を止める処置をしたほうが簡単。今それをしてるわけですよね。ある程度の数値が出れば改善は難しいかもしれませんが、剛床なのに極端に数値が出なければどこかに直せる原因があると思うんですよね。
よく一階のユニットバス周りを気密施工してないと同じことが起こりがちです。今回一階にはユニットバスはないですが、PSや黒い四角部分が怪しいと睨んでいます。その部分を確認してみると何かわかるかもしれませんね。あとないと思いますけど玄関周りも当然気密パッキンです。タイルなどで塞がっていれば止まっているとは思いますが。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月30日 13:34
お忙しい所、ご回答ありがとうございます
躯体の構造は鉄骨になるのですが、それ以外の床組、外壁部分の間柱等は木造になっておりまして、気流止めに不備があると考えています。
二重通気工法のようにもなっていないです。
玄関部分は気密パッキンで、タイルの使用があります
PS部分は気密パッキンが使われていませんでしたので、その部分の基礎パッキンは発泡ウレタンで充填し、部分的に埋めました。
また、黒い部分、鉄骨の柱部分の基礎パッキンも充填しました
ご回答を受け、引き戸や、扉を全て開放した状態でも、症状は改善されませんした。
(防気カバーを付けることで、コンセントからの風は少しはマシになっているのですが、小さな穴からも風は出ていますし、配電盤は電気配線が集中するせいで、充填が出来ておらず、ダウンライトの隙間風も熱を持つところなので、充填出来ておりません。巾木からも風が吹き出しており、床のほこりが動くので、シーリングにて充填しましたが、風と共にでる、臭いは収まらないので、隙間は全て塞がれていないと思います)
PS部分は床下で線香の煙が勢いよく吸い込んでいたので、原因の一つとして間違いないと思います。
充填後は見るからに吸い込まれる様子はなくなりましたが、上記の症状は改善されていません。
再度、床の鉄骨の柱周りの切り欠きも確認してみます。
あと、考えられそうな所はありますか?
屋根裏とか位ですかね? 一応、煙発生器も買って屋根裏も確認したのですが、明らかにという所があく見落としているかもしれません。
できる限り、埋めていきたいと思いますので、他にも、どこかここが怪しいとか、ここは見落としがちとかあれば、宜しくお願いします。
osekkai
所在地:新潟県
2016年04月29日 23:04
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家づくりの想い:
図面を貼って頂いてどうも有り難うございました。
一階が寝室,二階がリビングのいわゆる逆転プランのお住まいでしょうか。
そして,一階の納戸で4人がお休みということなんですね。
工務店との話し合いで,ライフスタイルまで含めた話し合いがどの程度なされていたのかは分かりませんが,もしかすると,納戸に四人で就寝するというのは想定外だったかのかもしれませんね。
もっとも,自分の家でどう暮らすかはユーザーの自由ですので,建築家としては,それに合わせて知恵を絞って設計すべきだということでしょう。
さて,今回の一連のお尋ねの事を考えまして,また換気の為の機器についても少し調べてみましたが,JINさんの要望に答えるとなると,やはり,現状としては,納戸にふさわしい数の一般的な給気ファンを設置するのが,一番手っとり早くて簡単で確実だと思いました。
四人でお休みということですから,少なくとも二個,できれば四個までの範囲で給気ファンを設置されることをお勧めします。
様子を見ながら,少しづつ増やしていかれてもいいでしょう。
取り付ける位置は,空気が引かれて抜けていく所の対角線の位置が理想的です。
つまり,1階の図面では,左上コーナーの近くということになります。
壁は剥がさなくても,最初,ドリルで適当な穴を空けて,内部の様子を確認して,その後,少しずつホールソーで壁に穴を開けていけば,何とかなると思いますが。
そして,外壁には適当なガラリを付けておけば雨仕舞いも問題ないと思います。
断熱材がウレタンということでしたので,第二種換気に近い状態でも心配ないでしょう。
それで,排気は当面はトイレの換気扇だけを付けておけばいいのではないかと思います。
まずは,寝ている部屋に新鮮な空気を入れることを優先されて,その後,様子を見ながら,さらに改良を加えて行ける様に感じました。
JIN
所在地:兵庫県
2016年04月30日 13:57
出張でお忙しい所、ご回答頂きありがとうございます。
おっしゃる通り、逆転プランで、一階が寝室になっています、
工務店にも図面では納戸になっている所は、当初から寝室として、話をしていましたが、
広さから光の量が足りない為に、確認申請上、「納戸」として申請したそうで、設計の上での話し合いは寝室で話をしています。(換気経路が書いてある図面がこれしかなかったので)
引渡し前からも、ここで、ご相談している事以外で、ど素人でも気づく様な明らかな瑕疵が沢山あり、直してもらう為の話をしていましたが、どちらが素人?という位、話が通じないというか、子供の言い訳みたいに、「自分は悪くない、そっちが悪いんだ?」と訳の分からない事を言い出し、責任を転嫁するくらいなので、
4人で寝ることも最初から伝えていましたが、恐らくそこまでの知識がなかったかと思われます。
余談ですが、引渡し後も、玄関のタイルが引渡しから半年もしないうちに、明らかに浮きがって、隙間ができ、数枚が割れたりしたのですが、工務店の回答は経年劣化なので有償で修理とかいう始末だから、怒りも呆れも通り越して笑えるくらいですよ。
ここで相談させて頂いている、この問題だけが、仮に争いとなっても100%瑕疵とも言えないだろうし、瑕疵となっても直す為の費用は全額見てもらえるのか等もありますので、ほぼ確実に直るだろうという方法で、話合いをして、お互い譲る所は譲ってさっさとこの問題を解決したいというのがありました。
壁は剥がさなくても大丈夫ですか。まぁ後でエアコンをつける際にはコアを抜くこともあるので、全く意味のないのない所に給気口をつける位なら、穴を開けた方が良さそうですね
工務店は雨漏りの観点から穴を開けるのも嫌がっていたので・・・しっかりシーリングだけはしてもらえば問題なさそうですね
まず一番の要望は、隙間からでる風を抑えて、悪臭が出ないようにしたいでしたので、それを抑えるのに、手っ取り早くて確実なら、この方法を取りたいと思います。
その上で、寝室の換気を改善できるなら、改善したいと思いますので、最低でも2個はつけたいと思います。
工務店も時間をかけて解決しようという体制ではなく、ダメなら次とかも考えていないので、
できれば一気に解決にもっていく為に、二階もロウソクの風が吹き消える位、隙間から風が出ており、同じ考えで二階も給気の場所と個数が悪いかと思うので、給気ファンの取り付け、給気の増設を行いたいと思います。
最後にご質問があるのですが、
二階が図面でいうと簡単に給気扇を増設できそうなのが、右上バルコニーの部分からの増設なのですが、大きな掃き出し窓がある為、かなり高い所に取り付けしなくてはなりません。
窓を受ける梁などがありましたら、バルコニーの壁から新しく給気口をつけることができないので、
その場合、バルコニーの上は屋根がかかっていますので、バルコニー天井から、リビング天井へとダクトでもっていくしかありません。
キッチンの排気による吸排気の乱れはバルコニーの部分から、電気シャッター式給気口φ150で対応しようと考えています
1、リビングの天井が3400と高いので、そこに給気をつけても、高い所の空気が動くだけでしょうか?
2、取り付けできる場所が限られている以上、空気の流れが高い所だけなった場合でも、第一の望みである、
においを伴う隙間風は収まると思われるでしょうか?
(収まるなら、高い所しか空気が入れ替わらないのは我慢しようと思います。もしくはシーリングファンで拡散させます)
現場監督A
所在地:東京都
2016年05月01日 09:50
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家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
外壁が通気工法か非通気かにも若干影響されますが、床下から壁中の通気止めは鉄骨でも一緒です。小屋裏も屋根断熱ではなく天井断熱であれば、小屋裏換気をとっていると思うので、壁上で通気止めをしたい部分です。ただ、計画換気を動かさなくても、空気は基本あったまって下から上に動く傾向なので、床下の通気止めが甘いのに上を密閉しすぎてしまうと逃げ場を失って計画換気を動かさなくてもコンセントから風が出る状態になりかねません。下は大丈夫でしょうか?
他社のホームインスペクターなどに依頼をしてきちんと見ていただいた方がよろしいのではないかなと思います。
JIN
所在地:兵庫県
2016年05月22日 23:29
ご回答ありがとうございます。
各専門家にお聞きしました所、やはり考え方は間違っていないそうです。
現場監督A様がいうように他にも空気に入口があるのではないかということで、床下があやしい、換気給気ダクトの周りがあやしいということで、
空気が入る原因として、次の点を発見しました。
自然給気口のダクトは通常は塩ビ管を使用し、室内の壁まで貫通しているものが、
アルミフレキシブルを使用し、壁の中で止まっていて、壁の中で空気がダダ漏れ状態でした。 その上、ダクト自体も穴も開いており、雨水や結露水を外に出すための勾配も室内側に傾けるという施工でした。
メーカーもその施工に驚いていましたし、どこの施工要領書をみても、これは根本的な施工不良かと思います。
しかし、それでも工務店は直せない、ってか直さないので、困っています。
根本的に直すにはパイプを入れ替えるしか、ないと思いますが、防水のからみで簡単にパイプが抜けるわけではなく、外壁や内装まで工務店が触る訳ばないのですが、・・・パイプインパイプも口径が同じでは出来ないし・・・
何かいい方法ってありますか?
現場監督A
所在地:東京都
2016年05月23日 01:36
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家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
>> アルミフレキシブルを使用し、壁の中で止まっていて
が、詳しく状況がわかりませんが、単純にそれを取り除いて塩ビパイプに差し替えるしか方法はないかと思います。確かに雨仕舞いは少し心配ですが、そんなに難しい作業ではないと思いますよ。
osekkai
所在地:新潟県
2016年05月23日 14:42
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家づくりの想い:
1,第三種換気を稼働すると,変な所から空気が吹き出して臭くて困る。
2,納戸を主寝室にしているが,換気不良が疑われる。
そこで,最新の情報では,ダクトの施工などに問題がありそうだということで,対策をお考えの様です。
ダクトの施工が改善されれば,1の問題は解決するかもしれません。
しかし,2の問題につきましては,仮に完璧な施工が行われたとしても,基本的に,今の換気設計では解決は難しいと思います。
確か,断熱材は繊維系ではなく,発泡ウレタンをお使いだったと思います。
それであれば,壁内結露の心配はあまり無いと考えられますので,これを機会に第三種換気をあきらめて第二種換気にすることが一番簡単で確実な方法と思われますが,いかがでしょうか。
給気の位置について,その上下の位置についてもお尋ねになっておられましたが,これは厳密にはかなり複雑な要素が絡んで参りまして,ここで簡単にご回答するのは控えさせて頂きたいと思います。
一般的には,上下についてはあまり心配せずに,平面図で対角線の位置に給気口,あるいは給気ファンを排気口と位置するように設置すると良いとお考えになられれば問題ありません。
なお,お宅の場合は,気密測定は行っておられなかったでしょうか。
もしも,第三種換気で計画的に換気するには,C値は0.5以下が担保されなければ,計画換気は機能しません。
仮に,気密性があまり良く無い状態ですと,極端な場合には換気システムは稼働しなくても,自然換気で十分な場合もあります。
最近は簡便な二酸化炭素濃度測定器が市販されていますので,一度,主寝室で就寝時の二酸化炭素濃度を測定してみられるといいかもしれません。
もしも,四人でお休みになられて,1000PPM以下であれば、自然換気で十分ということになります。
ここで,1000PPM以下というのは,労働基準法での基準値です。
なお,二酸化炭素濃度測定器はアマゾンで1万3千円程度で購入できます。
JIN様は換気に深い関心をお持ちの様ですので,測定器を一つ持っておかれても良いかもしれませんね。
理想的には700PPM以下,最悪1000PPM以下であれば,換気の心配は要りません。