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[11483]屋根に断熱材がないのは普通の施工でしょうか?

質問者:みはひか / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2016年07月30日 07:21

2013年に新築(建売)の2階建ての住宅を購入しました。
これまで住んでいましたが、夏は暑く、冬は寒い毎日でした。
その他の不満もあり、家を壊し、造りなおすことにしました。
今、家の解体が行われているのですが、解体中の家を見ると、屋根の内側は板だけで断熱材が無いように思われます。
屋根は瓦ではなくスレートです。
素人なので、屋根の木の板とスレートの間に断熱在があるのかは分かりません。
住宅購入時の「標準仕様書」というものに以下が記載されていました。
*****************************************************
断熱工事 1櫂床下 50mm グラスウール
      外壁・小屋根(公庫基準による)  50mm グラスウール
*****************************************************
家の2階は、天井があって3畳くらいのグルニエがあります。
上記の「標準仕様書」の記載は、屋根については、グルニエの天井部分のみ断熱するという意味なのでしょうか?
屋根全体に断熱をしないのは、普通の施工なのでしょうか?

何かご回答いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2016年07月30日 15:05

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

2020年からは断熱基準が義務化となり、本件のような家を建築することが出来なくなります。

断熱材らしきモノが一番左の写真の中央から少し左よりに、50ミリグラスウールらしきモノがぶら下がっているようも見えます。
当時の住宅金融公庫の基準に沿ってパックされた50ミリのグラスウールを申し訳ていどに置いたようにも見えます。
当時は書式検査で現場検証も形だけが多かったようです。

グラスウール断熱材は、隙間なく充填され、乾燥した空気を静止させてこそ効果があります。
本件が50ミリグラスウールだったとしても断熱効果を期待する事は出来ません。

グルニエとは小屋裏を意味します。
グルニエは、部屋の一部としてのロフトと異なり、ユーザーのオファーのない限り、断熱材を入れることを致しません。

建て直しを行うのであれば2020年までは、まだ義務化となっておりません。
国は、導入規制と云って2020年仕様で家づくりを行う奨励を行っております。
意識の高い施工店は既に2020年仕様で建築しているところもあります。
本事案を念頭に、断点のない断熱・気密手法の家づくり行う施工店を選択すべきです。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

キ?44

所在地:北海道
2016年07月30日 14:39

URL:
家づくりの想い:

 あくまで 写真に見えることだけ・・・・

まず、仕様書に関わらず、写真的には「断熱材」らしきものが見あたりません。
天井、屋根も実は壁にも。
50mmにせよ100mmにせよ、グラスウール?らしきものが見えません。
2013年に新築?購入時が2013年?いずれにしても、「 ? 」が残ります。
お住まいの地方の実情がわかりませんが、2013年の新築であれば、
50mmのグラスウールでは、あまりにも「お粗末」という気がします。ましてや、見るとおりに断熱材がないのであれば、「論外」の部類ではないでしょうか?
 2013年に手に入れた・・・・にしても、北海道ならば、50年以上前の家でしょうね。

 で、屋根の断熱の質問でしたね。
まず、「屋根面」での断熱をすることはあります。そのときはたいがい「天井」での断熱はありません。その逆に天井で断熱すると、屋根では断熱はしないことが多いでしょう。
 グルニエ、ロフト・・・などを作る場合は、屋根面で断熱し、それ以外の場所の天井を断熱することになります。
 わかりやすくイメージしてもらうならば、
 床から壁に断熱します。熱を「バケツに入った水」とイメージしてください。
バケツの底、横の壁がそれぞれ切れ目なくつながっていますよね?穴があれば、そこで水が漏れます。
 それを天井、屋根にイメージを広げてください。そこもやはり切れ目がなくつなげてほしいのです。
 ロフトやグルニエの部分は周囲の天井からグルニエの壁、グルニエの天井(斜めになりますね)に至るすべてに「穴」を開けないようにするのです。

 普通の施工が、どうなっているのか?ではなく、「断熱線」に切れ目がないのか?ということでお考えをお願いします。

 具体的な「おさめ」は、それぞれの大工さん、施工会社により違います。
施工される方々と納得されるまでご相談されることをお勧めいたします。
 
myph

現場監督A

所在地:東京都
2016年07月30日 16:01

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

違う視点から。
近年、分別解体をするようになってからは、材料別に解体をしていくのが普通です。サッシを外す(ガラスくず、金属くず)、壁を剥がす(石膏)、断熱材を外す(繊維くず)などなど。多くはなるべく木くず、ガラにしてから重機で倒します。で、木材を出したあとに基礎とガラを出します。
お写真の状況だと重機が入っているので、分別搬出したあとの気がします。解体屋さんに聞くと覚えているかもしれないですね。