初めて相談をさせていただきます。
現在自宅を2×4工法にて建築中です。
6月下旬から着工し、雨に対するシート養生や撥水剤の使用などが全くないまま工事が進んでいることに不安を感じています。
上棟前にも何度か雨に濡れていたようですが、現在は軒の短い屋根が完成し、サッシの搬入が遅れている状態です。
このため、既に外壁は防水シートもなく40日中20日近くの雨に晒されており、大きく開いた窓部分から吹き込んだ雨で内部の柱や壁、床合板、建築資材が、濡れたまま、あるいは乾燥と濡れを繰り返し、木材に変色などがみられます。
施工会社に確認したところ、目視で乾燥を確認次第、次の工程に入るとのことでした。
特に床合板を心配しているのですが、このような対応で将来カビや耐震性能の低下等のトラブルは発生しないでしょうか。
また、雨が降り続いていても建築資材にブルーシートをかけず、濡れてからも積極的な乾燥作業を行わない施工会社に責任は問えないでしょうか。
この他に、希望していた空調システムに必要な基礎部分の加工工事を忘れたとのことで、今からでは追加できないというミスが発覚しました。
どうしてもこの空調システムを入れたいのですが、基礎部分まで戻って作業してもらうことは過剰請求になるでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
現在自宅を2×4工法にて建築中です。
6月下旬から着工し、雨に対するシート養生や撥水剤の使用などが全くないまま工事が進んでいることに不安を感じています。
上棟前にも何度か雨に濡れていたようですが、現在は軒の短い屋根が完成し、サッシの搬入が遅れている状態です。
このため、既に外壁は防水シートもなく40日中20日近くの雨に晒されており、大きく開いた窓部分から吹き込んだ雨で内部の柱や壁、床合板、建築資材が、濡れたまま、あるいは乾燥と濡れを繰り返し、木材に変色などがみられます。
施工会社に確認したところ、目視で乾燥を確認次第、次の工程に入るとのことでした。
特に床合板を心配しているのですが、このような対応で将来カビや耐震性能の低下等のトラブルは発生しないでしょうか。
また、雨が降り続いていても建築資材にブルーシートをかけず、濡れてからも積極的な乾燥作業を行わない施工会社に責任は問えないでしょうか。
この他に、希望していた空調システムに必要な基礎部分の加工工事を忘れたとのことで、今からでは追加できないというミスが発覚しました。
どうしてもこの空調システムを入れたいのですが、基礎部分まで戻って作業してもらうことは過剰請求になるでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
これまでの回答・ご意見数4件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者福地 脩悦
株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2016年08月03日 11:03
所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者キ?44
所在地:北海道
2016年08月02日 15:42
URL:
家づくりの想い:
ご心配な気持ちを理解しない。というわけでは決してありません。
まず、床や内部の濡れの件ですが、
もちろん濡れない方が良いのは当たり前の話ですが、
中途半端に「ビニールシート」などで、囲ってしまうことはかえって悪影響があります。乾燥を妨げる可能性が高いのです。
かといって、一切、濡れないように養生することは、無理な現状で、中途半端を避ける?ことも一つの選択肢ではあります。
ただ今回の件に限らず、それもあまり長い期間ではない・・・・という条件があるわけで、ちょっと、問題ありそうですけど。
次に、内部の木材の変色の件は、
仕上げのことが不明ですが、仕上げに関わる(和室の真壁とか)部分の柱、間柱などでなければ、さしあたりは、問題はないと思います。もちろん、乾燥すればですが。
要は、最終的な見える部分になる柱なら、問題ですが、通常は、下地としての木材に石膏ボード、クロスなどでの仕上げになるわけですよね?
床合板も同様に、仕上げはその上に「フロア」とか、「クッションフロア」ですよね?
乾燥さえしていれば、さしあたりの問題は無いと思います。
ただし、この状態が本当に長引いて、床合板のはく離(ベニヤになっている その積層された板のはく離)があるようなら、即!張り替え。です。
空調のための基礎?の件は、
具体的なことが不明な中で、コメントは控えさていただきます。
もう少し詳細がわかれば?
まず、床や内部の濡れの件ですが、
もちろん濡れない方が良いのは当たり前の話ですが、
中途半端に「ビニールシート」などで、囲ってしまうことはかえって悪影響があります。乾燥を妨げる可能性が高いのです。
かといって、一切、濡れないように養生することは、無理な現状で、中途半端を避ける?ことも一つの選択肢ではあります。
ただ今回の件に限らず、それもあまり長い期間ではない・・・・という条件があるわけで、ちょっと、問題ありそうですけど。
次に、内部の木材の変色の件は、
仕上げのことが不明ですが、仕上げに関わる(和室の真壁とか)部分の柱、間柱などでなければ、さしあたりは、問題はないと思います。もちろん、乾燥すればですが。
要は、最終的な見える部分になる柱なら、問題ですが、通常は、下地としての木材に石膏ボード、クロスなどでの仕上げになるわけですよね?
床合板も同様に、仕上げはその上に「フロア」とか、「クッションフロア」ですよね?
乾燥さえしていれば、さしあたりの問題は無いと思います。
ただし、この状態が本当に長引いて、床合板のはく離(ベニヤになっている その積層された板のはく離)があるようなら、即!張り替え。です。
空調のための基礎?の件は、
具体的なことが不明な中で、コメントは控えさていただきます。
もう少し詳細がわかれば?
蒼空
所在地:埼玉県
2016年08月04日 00:29
現場監督A
所在地:東京都
2016年08月03日 12:31
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
雨養生について、施工者は最善を尽くすべきと思いますが、そのやり方は施工者の責任で決められます。中には外部がふさがるまでに雨の予報があれば全てをブルーシートで覆う工務店も少なくはありませんが、そうじゃないところもたくさんあります。養生だけではなく、サッシの納期の管理や外部工事を増員して工期を短縮したりと、工程管理がモノを言うと思います。着工時にみ決定事項などが多い場合はその辺の優先順位が低くなったりします。
ツーバイの場合、床下などへの浸水がなく乾いているかと、床や壁の合板の状況ですね。個人的に合板な3回くらい濡れて乾いてを繰り返すとボコボコ剥がれてきます。強度の問題がないかと、仕上がりにも不陸等影響が出てくるので、単純に乾いているかだけでなく、広い視点で確認したいところです。壁よりも床が乾きにくく場合によっては部分的にでも張り替えが必要な場合があると思います。
完全ということを目指したいけどできないこともあります。単純に比較して、1日で棟を上げて屋根から作る在来よりも、下から床、壁、床、壁、屋根って作るツーバイは雨にさらされやすいです。そのため養生をしっかり考えないといけないのですが、無理なこともあります。はじめから無理で難しいので、「濡れる」ことに慣れてしまっているとおもいます。
ツーバイの場合、床下などへの浸水がなく乾いているかと、床や壁の合板の状況ですね。個人的に合板な3回くらい濡れて乾いてを繰り返すとボコボコ剥がれてきます。強度の問題がないかと、仕上がりにも不陸等影響が出てくるので、単純に乾いているかだけでなく、広い視点で確認したいところです。壁よりも床が乾きにくく場合によっては部分的にでも張り替えが必要な場合があると思います。
完全ということを目指したいけどできないこともあります。単純に比較して、1日で棟を上げて屋根から作る在来よりも、下から床、壁、床、壁、屋根って作るツーバイは雨にさらされやすいです。そのため養生をしっかり考えないといけないのですが、無理なこともあります。はじめから無理で難しいので、「濡れる」ことに慣れてしまっているとおもいます。
蒼空
所在地:埼玉県
2016年08月04日 00:32
現場監督A様
ご回答いただきありがとうございます。
>施工者の責任
実は、現場監督に近隣住民から騒音が出るシートをかけないようクレームがあり、
雨養生の必要性を感じながら何もしなかった結果、ひどく雨に濡れたということが
わかりました。
営業さんはまさか資材まで雨ざらしになっているとは思わなかったようです。
>合板な3回くらい濡れて乾いてを繰り返すとボコボコ剥がれてきます。
20回ほど濡れて乾いてを繰り返したので絶望的な気持ちになりました。
できる範囲の張り替えは希望したいと思います。
張り替えられない部分の腐食が心配ですが、これは10年の瑕疵保険に頼るほかないでしょうか。
ご回答いただきありがとうございます。
>施工者の責任
実は、現場監督に近隣住民から騒音が出るシートをかけないようクレームがあり、
雨養生の必要性を感じながら何もしなかった結果、ひどく雨に濡れたということが
わかりました。
営業さんはまさか資材まで雨ざらしになっているとは思わなかったようです。
>合板な3回くらい濡れて乾いてを繰り返すとボコボコ剥がれてきます。
20回ほど濡れて乾いてを繰り返したので絶望的な気持ちになりました。
できる範囲の張り替えは希望したいと思います。
張り替えられない部分の腐食が心配ですが、これは10年の瑕疵保険に頼るほかないでしょうか。
キ?44
所在地:北海道
2016年08月04日 09:49
URL:
家づくりの想い:
>ある程度の雨は覚悟していましたが、梅雨の季節にサッシの搬入も遅れ、
1か月以上雨ざらしという点が気になっています。
サッシの搬入が遅れた。のは、良いことではないでしょうね。
その間、仮に合板ででもふさいでいたのでしょうか?
外壁の透湿防水シートを、サッシ部分を開口しないで張りのばしておく?という方法もありますし。
ふさぎもしないでいた。なら、弁護がしずらいのですけど。
>黒い部分の含水率が40%ありましたが、乾燥させれば問題ないでしょうか?
実際に状況を確認しなければ、断定は避けますが、
ツーバイフォー材などは、乾燥材で、人工乾燥されています。この時点で、多くの方々が考えるように、まるでスポンジのように吸水することはなくなっています。
また、再乾燥そのものも、比較的楽なもの、と考えられます。
常に水分にさらされていなければ(小口が水たまりに入っているような)、水は流れ去っているような環境であれば、・・・・と考えられます。
通常の雨ざらし・・・より長い期間?が心配ですけど。
>実は、現場監督に近隣住民から騒音が出るシートをかけないようクレームがあり、
>雨養生の必要性を感じながら何もしなかった結果、ひどく雨に濡れたということが
>わかりました。
良くありがちな・・・・・ことではあります。
しかし、やるべき養生は、やるべきと思いますね。
「頭は帽子の台じゃないぞ!」と、親に言われたことばが、よみがえります。
何かしらの工夫をすべきであった。と考えます。
問題は今後のことだと思いますので、
交換すべきものは、交換すべき。
さらに、「強制的な換気」をしてでも、乾燥をはかることが必要と考えます。
蒼空
所在地:埼玉県
2016年08月05日 12:21
キ?44様
再度の質問にも関わらず丁寧なご回答をいただきまして
誠にありがとうございます。
>ふさぎもしないでいた
合板でふさいだり、防水シートを延長することはありませんでした。
無為に自然乾燥とサッシの搬入を待って1か月です。
>常に水分にさらされていなければ
排水や積極的乾燥はありませんでしたので、数日水に浸っていた部分もあるようです。
写真の通り、重ねたまま積まれて乾かなかった合板もそのまま使われていました。
>何かしらの工夫をすべきであった。と考えます。
専門家の見解をお聞きして、心強く感じました。
ありがとうございます。
>強制的な換気
これについても扇風機の音などの近隣のクレームがあり
あまり進んでいないようです。
施工会社との話し合いを重ねたいと思います。