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[11742]無資格の可能性が高い建築士を処分または通報したいです。

質問者:uzumaki / 最新の回答・ご意見者:uzumaki / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:その他 / 2016年10月04日 15:46

外注で職人を雇っている二級建築士(A氏)にリフォームを依頼したのですが、経歴詐称の疑いがあります。
リフォーム前、その建築士がリノベーションしたという素晴らしい事務所を見て依頼を決めました。「建築士の資格がある」というのも重要な要素の一つでした。

ところが工事が進むにつれ、どんどん不信感が増していきました。
ある日突然、A氏のHPから「二級建築士の肩書き」が消えました。(ただし他人とチームを組んで仕事をする時は、チームのHPに二級建築士の肩書きを記載しています。)
そしてA氏は躯体に関するとても初歩的なミスをおかしたのですが、なぜ間違ったのか分からず、ミスに対する処置法も分からないと言います。
こちらが第三者に相談し、説明してやっと理解していました。

リフォーム中に分かった事ですが、建築士なのにノートパソコン2台しか所有しておらず、リフォームにおける仕上がりイメージ画は外注。建築設計事務所は建築書物が一切無いとの噂もあります。イラストレーターなどのPCソフトも使えないと分かり、20数年仕事をしていながらイチから新築を一軒も手掛けた事がありませんでした。
極めつけに、実はA氏の事務所は別の人間がリフォームしたようです。
A氏の名刺には「空間デザイン」という言葉とともに事務所の写真を載せており、まるで自分が手掛けたと言わんばかりの雰囲気を醸し出しています。(これだけではおそらく違反にはならないでしょうが。)

リフォーム後の不具合への対応も非常に悪く、建築士という職業から連想する崇高なイメージは更々ありません。不具合に対する検証や説明も全くせず「直したいならお金。」というありえない言葉が腹立たしくて仕方ありません。こんな人が建築士とは思えません。
私自身も遠慮せずもっと疑問をぶつければ、、もっと相手を調べていれば、、と反省すべき点は沢山あります。

以上の事から「無資格自称二級建築士」の疑念を抱いています。先にも書きました通り「建築士」という肩書きもあるからこそのリフォーム依頼でした。もし無資格であれば、やはり「詐欺」にあたりますでしょうか。

もし確実に無資格であった場合、どのような処分が下りますか?またどこか通報できる所はありませんでしょうか?
泣き寝入りしている被害者もたくさんいるようです。お詳しい方、どうぞよろしくお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2016年10月05日 13:24

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

建築士の業務範囲については 現場監督A さんの、ほぼおっしゃる通りかと思います。(仔細条件などありますが・・)

つまり、建築士を持っていない大工さんでも、ある一定規模以下のリフォーム工事は広義の設計も含めて「可能」という事です。

まず、その点から確認すべきと思います

また、実際に資格保有の有無については、当該担当行政窓口で、名簿閲覧できるはずですから、資格の有無は容易に判ります

例えば大阪府であれば
http://www.pref.osaka.lg.jp/kenshi_anzen/sihou_kenchikusi/

処分については、その違反内容によりますので、私どもでは何とも申し上げられません。
myph

uzumaki

所在地:大阪府
2016年10月06日 16:32

栃木 渡様
ご丁寧にご回答ありがとうございました。大変参考になります。肩書き疑惑もある上に、施工後の問題が解決していません。自分の不備だと気づいているはずなのに修理費用を払うのが嫌らしく、職人も呼ばず、全く現場を見に来ません。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:東京都
2016年10月05日 13:03

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

> 二級建築士(A氏)にリフォームを依頼した

とのことですが、建築士の仕事とは本来、建築設計や監理であり、建築工事を請け負うことではありません。設計を依頼したと言うことでしょうか?それでもリフォームの場合、建築士を必要とするのは確認申請が必要な規模となると思います。ビフォーアフターみたいな工事ですか?リフォームで建築士の資格が必要なケースって実はあまりありません。必要な場合、資格を有すると同時に事務所登録もされてなくてはなりません。
また違った視点で建築工事を請け負うには建設業の許可が必要です。ただしこれもリフォームだと多くは500万円以下の規模だと不要です。軽微なリフォームっていうのは実は無資格でも容易にできるんですよね。ここまでが建築的な回答です。

あとは無資格者を民民で取り締まるにはその証拠を被害者が証明しないといけないと思うのでなかなか難しいと思います。消費者センターや紛争処理センターは工事に対しての窓口でしょうから、ダメ元で建築士会や建築士事務所協会でしょうか?

ちなみに建築士を持っていても各人の力量の差はありますし、cadやイラレを使えるとは限りません。(試験科目にない)
「空間デザイン」という言葉には語弊があるかもしれませんが、「建築設計はしないよ。空間のデザインだよ」って意味に個人的には受け取っちゃいます。建築の仕事に従事する方を日本では「技術者」と認識するのが多いと思いますが、「芸術家」「デザイナー」と捉える国も多いです。「建築家」という呼び名もありますね。グレーなことが多く、工事の不備を直すか、賠償してもらうことに専念するのが懸命に思います。
myph

uzumaki

所在地:大阪府
2016年10月06日 16:42

現場監督A様
ご回答ありがとうございます。今回は建築士でなくても出来る規模のリフォームだったのですが、デザイン性を求めていたため、地元工務店さんとはなかなか話が伝わらないのでこの人に依頼しました。「デザイン」を売りにしている上に二級建築士の肩書きがあったので、つい安心してしまいました。施工中の写真を撮っていたのでそれを証拠としたり、第三者に相談して一部解決したものもあります。しかしまだ大物が残っているのでその解決に努めています。ありがとうございましした。