ヤマトシロアリの被害だったと想定して考えてみます。
被害は木材等の食害の最中の場倍と食害痕の場合があり、ここの見極めが大事です。被害を発見したとき、生きたシロアリが同時見られたのであれば明らかな被害です。
食害される原因は床下の湿気ばかりではありません。築４０年の住宅で今回初めて被害にあったのであれば、４０年無事故でいたわけですから湿気だけではない理由があるかもしれません。他に理由があった場合は湿気対策は有効でない可能性があるということなります。
住宅に害をもたらしたヤマトシロアリの駆除のは、その巣の絶滅が再発予防につながります。建築的な技術や工夫では達成できない効果です。
「シロアリ駆除の薬を撒きました」で絶滅が確認できるのは来年か再来年の翅アリ群飛のシーズンになるでしょう。
まだ住宅部材に十分な強度がありそうならば、これから１?２年程度被害が無いことを確かめて、それから中野企画さんのアドバイスのように考えても遅くないかも知れません。