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[11861]左官壁の亀裂。一部の石膏ボードにビスが打たれてない事が大きく関係していますか?

質問者:uzumaki / 最新の回答・ご意見者:uzumaki / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2016年10月18日 20:53

木造戸建てを一部リフォームしました。リフォーム管理者Aが外注大工を雇い、新しく石膏ボードを貼り、仕上げは珪藻土左官です。

施工から一年経ち、ボードのジョイント部分にヘアークラックの様な細い亀裂が入りました。そこから数ヶ月でどんどん広がって行き、長いものでは2m以上も激しく浮いたり割れたりしています。

リフォーム管理者Aは「梁(画像では※印の部分)に元々亀裂が入っており、その梁が壁の中を通っているので、2M以上のクラックに繋がったのでは?」と言います。(画像(1)参照。)

しかし、この家を建てた工務店Bに話をすると「それは関係ない。」と言います。(管理者Aと工務店Bに繋がりは無し。諸事情によりB工務店にはリフォーム依頼できませんでした。)

今では左官壁の亀裂と浮き(膨らみ)は計9箇所まで広がり、あまりにも酷い状態なのでネオジウム磁石を使ってビスの位置を調べました。
(黒丸シールはビス位置を示しています。)

まず第一に、全体的にビスの数が少ないと思います。
大手メーカーであれば自社規格のビスピッチが存在するでしょうが、管理者Aはビスピッチに対する自社規定が無い!と言い張ります。(逃げの言い訳でしょう)

確かに絶対的な共通のピッチは無いとは聞きますが、これはあまりにも広すぎませんか?一つの壁で、縦に250mmや300mmや350mm、他の壁では縦に250mmや酷い所は400mmなど打ち方にかなりバラツキがあります。(画像(3)参照。)

ちなみにこの家を建てたB工務店は、縦に180?200mmピッチ、横は下地が間柱なので450mmピッチで規則正しく打っています。

ある日、ビス位置を示した黒丸シールを眺めていると、一番クラックが激しい箇所の一部にビスが打たれていないのでは?と気づきました。

画像(2)の青い斜線部分(1枚が950×440mmボードサイズ)の「中心」にビスが全く無く、磁石は一切反応しません。(画像(2)参照。)

中心にビスを打っていないので、1枚ボードの上下のピッチが約400mmになっています。

そこでご質問ですが
(1)このサイズのボードでも、中心はビス打ちしないといけませんよね?中心にビスが無い事でボードが浮くので、これが亀裂の大きな原因ではないかと思っています。「基本が出来てない」のでアウト(業者のやり直し)と判断して良いでしょうか?

(2)その他7箇所以上の亀裂や浮きも、一般的に考えてビスが少ない(250?350mm、最悪は400mmピッチ)事がおよその原因と考えてよいでしょうか? 他に理由があるかもしれませんが、最低限の事が出来ていないと思っています。

(3)もし他に考えつく原因もあれば、合わせてご教示くだされば幸いです。

(4)あと責任者Aは絶対にミスを認めません。(認めないわりに早く終わらせたい為か4万の和解金を提示してきました。)
ボード中心部にビスが無い事はまだ知らせていませんが、「磁石に反応しないビスを使っている。そこはビス打ちしなくてもいい。」等の言い訳をする事が目に見えています。クラック以外の別問題に対しても、このレベルの回答です。なんとか折れさせる方法はありませんでしょうか。

最終的には壁を剥がして確認をと周囲にも言われていますが、まだ躊躇しています。
以上質問は4点です。よろしくお願いいたします。
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myph

uzumaki

所在地:大阪府
2016年10月18日 20:54

現状の亀裂、浮き画像を追加します。(一番酷い所です)
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myph

uzumaki

所在地:大阪府
2016年10月20日 19:11

■ TNN様 ■
こちらの補足欄から追加でお返事いたします。

>直張りの場合は下地の梁が動けば仕上げにも追従する。
ただ塗壁の場合請負側もこのようなリスクがある事を説明すべきであり
それを承知で本施工に至ったのか?

「下地の梁が動けば仕上げにも追従するリスクがある」という説明は、一切受けておりません。

普通に暮らしている状態でも家は動きますが、より動いてしまったのでは?という原因が一つあります。

長くなるので詳細は省きますが、この管理者Aの確認不足と知識不足から下の画像の単独柱を抜いてしまいました。管理者Aは、この件に関しては自分のミスだと認めました。管理者Aは二級建築士の資格を持っているらしいです。
(画像は工務店Bに新しく入れ直してもらった後の画像です。)

補強するなら抜いても良いと判明しましたが、管理者Aは補強もせず、抜いたまま放置(1年間)していました。一年以上経過し、二階の床が少し傾きました。

とある一級建築士に相談すると、柱が無くなった事が亀裂の原因の可能性にも繋がっているのでは、、と言われました。





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myph

TNN

所在地:京都府
2016年10月19日 11:56

URL:
家づくりの想い:

ビスが少ないことが起因しているのかもしれませんが、
ビスをたくさん打った所で本件が回避できたとは思いません。

直張りの場合は下地の梁が動けば仕上げにも追従する。

ただ塗壁の場合請負側もこのようなリスクがある事を説明すべきであり
それを承知で本施工に至ったのか?

最新の新築でも
窓まわり、吹き抜け、階段の胴差し部分の上下は クロスでも
ほぼ段違いが発生しています。
ビスをたくさん打っても、気をつけても出ます。
柱が一本もの(すべて通し柱では無い)でないので当たり前です。

よって、階段の場合中央に帯を入れたり、巾木を入れたり
カモフラージュするのが一般的ですが施主が好まない場合
リスクを承知で帯無しで施工します。

ボードのジョイントにメッシュ等を行なう行わないの問題がありますが
下地の梁が動けばどんな下処理を行っても出ます。
リフォームAさんは下地が動いたので当店は関係無いとおっしゃっていると
思いますが、一年は大丈夫だったのですよね?

費用的な問題もあるとは思いますが、3m×8m位のコンパネがあれば
下地に貼ってその上に同じサイズのボードを貼って仕上げると
クラックは出にくいですが、基本使いませんし、商品として一般に無いですよね。

あなたが気が済むまでビスを打ち、再度仕上げをリフォームAさんに依頼して
その費用を折半するのか100%持つのかは交渉次第と思います。
それで再度 下地に出るのであれば、諦めもつくでしょう。




myph

uzumaki

所在地:大阪府
2016年10月20日 15:37

ご回答ありがとうございました。とても参考になりました。
また色々調べてみたいと思います。