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[11879]半地下室開口部のヒビ、欠損、ジャンカ

質問者:ジュン2016 / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2016年10月28日 02:06

お願い致します。
木造2階、半地下RC造の自宅を地元のハウスメーカーで契約して建築中です。半地下が完成し、型枠を除去しました。窓の開口部が5カ所あり、打設の際にバイブレーションが開口部下まで届くように、開口部にφ90×350の塩ビ管を上下に貫通させてバイブが通るようにして打設を行いました。打設後、塩ビ管内はコンクリートで満たされ、容易に躯体から外すことができず、一部サンダーで切断し、叩き折る方法で取り外されました。叩き折ることで躯体側まで欠損することを心配し、他の方法はないか現場監督と請負会社の責任者とも相談しましたが、他にいい方法はないと言われてしまい諦めて従いました。しかし、心配は最悪の結果となってしまいました。躯体にかなりのヒビが入ってしまいました。他の箇所では躯体側も欠損している箇所もあります。
また、地下の壁と基礎の打継部に大きく深いジャンカが数カ所、小さく浅いジャンカは広範囲に認めています。床スラブと天井スラブの天端精度が悪く、不陸のせいで型枠とスラブの間に隙間がかなりあいており、打設後にモルタルが多量に漏出し固まった跡があります。
業者側は構造体の強度に影響はなく、エポキシ樹脂や無収縮モルタルなどでで補修すれば問題ないという見解ですが、信用できないので、相談させて頂きました。
補修方法、構造体の強度や耐久性の低下の有無などを教えて頂けないでしょうか。地下工事をやり直さない限りは強度、耐久性については設計通りには得られないものなのでしょうか。何卒宜しくお願い致します。
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ジュン2016

所在地:神奈川県
2016年10月28日 02:43

1枚目 解体前の塩ビスリーブ
2、3枚目 10?大のジャンカ 壁の内側と外側 同一部
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ジュン2016

所在地:神奈川県
2016年10月28日 02:51

追加写真
開口部のヒビ 他の角度から
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2016年10月29日 10:04

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…


こもようなヶ所を部分的に見てしまうと不安になりますね。
ジャンカについては、事後処理として業者が云うように、水の侵入と鉄筋の酸化を防ぐため、表面をシッカリと仕上げる事になると思われます。

また基礎躯体は、全体的に家の加重を支えるので部分的なジャンカが強度的に大きな影響を与える事もないと思われます。
この基礎部分は、主要構造部に含まれており、瑕疵担保履行法の対象となります。
つまり施工の不具合で建造物に問題が生じた時の責任は、施工者側が法的に負う事を義務化しております。
この事は、ハウスメーカーも承知の上て施工していると思われます。

むしろ施工者側が気持ち良く仕事の出来る環境づくりは、施主にとって賢い家づくりの対応と思われます。

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ジュン2016

所在地:神奈川県
2016年10月31日 14:42

ご回答頂き、ありがとうございます。
この程度のジャンカであれば構造的にはあまり影響は少ないと考えてよいということは分かりました。

しかし、一番気になっている梁のヒビですが、断熱型枠をヒビに沿って欠いてもらったところ、ヒビに沿ってコンクリートが剥がれました。幅250×高さ50×奥行50mmと結構大きな欠損となってしまいました。幸い鉄筋は露出しませんでしたが、かぶり部分はかなりなくなってしまいました。ステンレスピンとワイヤーを設置し、無収縮モルタルで補強する提案をされましたが、完全に結合している訳ではなく充填しているだけなので、補強した部分は構造的な強度には含まれないといわれました。なので、本来の設計の梁より太さが大幅に細くなったと仮定して構造計算をし直して、耐震等級3をクリアできるか確認するということでした。
欠損がかなり大きくかなりショックです。この欠損を理由に、地下工事をやり直してもらうよう要求するのは難しいものなのでしょうか。
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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2016年10月31日 19:38

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家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

>>この欠損を理由に、地下工事をやり直してもらうよう要求するのは難しいものなのでしょうか。


過剰な是正工事は無効になるという事項が契約書の約款に含まれているんじゃないかなと思います。地下部分の工事をやり直すとなると解体処分の作業やその産廃処理にも多大な費用がかかりますし、そのやり方によって地盤も痛める可能性が出てきます。現状のままの補強が望ましいのでは。要求するのは自由ですし、施工業者がその方がリスクが少ないと判断すれば可能性はゼロではないでしょうが。構造部位に設計どおりの強度が出ると判断されればやり直しは厳しいと思います。