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[12018]「追い焚き」と「高温差し湯」の違い

質問者:hitef2 / 最新の回答・ご意見者:hitef2 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2016年12月11日 12:46

はじめまして。どうぞよろしくお願いします。

今年10月末に築16年の中古マンションの購入契約をしました。その際、業者および売主に「風呂の追い炊き機能」があることを確認のうえ契約しました。付帯設備表にも、浴室機能として「追い炊き・足し湯・保温」と明記されています。

しかし引き渡し直後に、この物件の浴室には”浴槽の冷めたお湯を沸かしなおす「追い炊き機能」”はなく、”高温のお湯を足して湯を温める機能”であることが発覚しました。

「高温差し湯」機能は「追い炊き」として広告掲載したり、付帯設備表に記載してよいのでしょうか。


我々は次のように考えており、何らかの対応を売主に求めたいと思っています。
・追い炊き=お湯を足さずに、浴槽の湯を焚き直す機能だと認識していた
・リフォーム業者2社からも「高温足し湯は追い炊きと言わない(1社は、不動産業者がこれを追い炊きというのはアウトだと断言)」と言われた
・現実的に、我々のライフスタイルを鑑みて高温足し湯機能は生活要件を満たさない(家族の生活時間帯が細かくずれるため、少しずつ沸かしなおしが必要)

しかし売主側の仲介業者は、次のように主張しています。
・マンションの新築分譲時パンフレットに「追い炊き(高温差し湯式)あり」とうたっているため「追い炊き」で虚偽はない


契約前の内覧時は売主側仲介業者の都合で短時間しか内覧できなかったため、我々は浴室機能確認ができませんでした。そのため売主および売主側仲介業者の広告を信じて購入に至ったのですが、こういったことになり残念に感じています。
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hitef2

所在地:東京都
2016年12月13日 12:35

肝心の質問がよくわからに文章ですみません。

高温差し湯式は追い炊きと言えるのか?「追い炊き(高温差し湯式)」のような注釈を入れず「追い炊き」のみで設備表に記載しても虚偽ではないのか?
ということを知りたいです。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2016年12月11日 23:09

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

ぼくら建築の分野ではやっぱり「追い焚き機能」というと、ご想像する循環式の湯船の中のお湯をわき直す機能を思い浮かべます。その大きな違いっていうのは、足し湯、差し湯ですと単純にお風呂には水道からつながる給水管と給湯設備からつながる給湯管が来ているだけですが、追い焚き機能がある(給湯設備です)とお風呂には加えて共闘設備凸上がる追い焚き菅を施工します。だから「追い焚きがある」=循環式と認識します。

ただ、建築業界とは微妙に畑違いの不動産業界ではそういった施工面に明るい方ばかりとは限らず、単純な「機能」としてあるかないかだけを考えた場合、ただの足し湯を追い焚きと表記するには無理がありますが、「高温差し湯」に関しては追い焚き機能としている業者もいるようです。このようなトラブルは多いみたいですね。賃貸契約をした後で循環式の追い焚き機能を加える工事っていうのは事実上難しいです。よほどのことがない限り、一度お風呂は組み替える必要もありますし、給湯器の追い焚き(循環式)機能のついたものに交換します。数十万円の工事費用になると思います。

対応としては使い方がご予定していた方法とは変わりますが、できる限り頭や体を洗い流す際は湯船のお湯を使うようにして湯量を減らし、冷めたら高温足し湯をするという使い方しかないと思います。
どうしても不便だということであれば、敷金礼金や仲介手数料を返してもらい契約をキャンセルする交渉は自由だと思いますが、それが通るかどうかはやり方次第になりそうです。少し調べて見たのですが、不動産表記についてのルールではっきりと追い焚き機能の定義はされていないかもしれません。
myph

hitef2

所在地:東京都
2016年12月13日 12:33

現場監督A様

アドバイスをいただきありがとうございます。
現場施工の業界では「追い焚きがある」=循環式というのに安心した一方、建築業界と不動産業界の畑が違うというのは初めて知りました。消費者からみれば、不動産業界にも建築業界にも物件に詳しくあってほしいですが…。

賃貸ではなく、売買契約なのでかなり困っています。別件で見積もりに来たリフォーム業者さんいわく、マンションの構造からして追い焚き(循環式)にできないそうです。

保温性の高い風呂(”魔法瓶風呂”?”サーモバス”?そういったものがあると聞きました)にリフォームを検討していますが、どの程度の威力(?)があるのでしょうか。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2016年12月13日 13:27

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

サーモバス、保温浴槽といいますがけっこう効果あると思います。ぼくも小さい子がいますが、1、2度変わると全然変わるのでお風呂に入れるときは何度か追い焚きします。保温浴槽だとその冷めるスピードが遅くなります。ただし、全く冷めないわけではないですし、冷え切った体で浴槽に入った際には変わらず温度は下がってしまいます。

構造上追い焚きにできないではなく、やりにくいんだと思うんですが。まずお風呂をシステムバスだと思いますが、ほぼ分解する必要があります。そして浴槽から給湯器の位置までペアチューブを施工し、給湯器を追い焚き機能付きに変えます。浴槽と給湯器の距離が離れているとそれだけ工事が増えます。壊すか、配管カバーを使って露出配管にするか。浴槽を取り替えるのもほぼ分解か全交換なのでついでにできそうな気がします。
すいません。賃貸ではなく購入とありましたね。16年ですとそろそろ給湯器の交換をしても良い時期だと思います。通常は壊れてから交換するのが多いですが、給湯器と浴室のリフォームをご検討なら相談してみては。

表記が虚偽かどうかはこちらでは不動産関連の方は少ないようですよ。おそらくはっきりとしたルールがないので、追い焚きとは循環式だという人と、循環式と高温差し湯式があるって人と両方いるのかなって思います。給湯器のメーカーの紹介を見ると、「追い焚き感覚が得られる。追い焚きはできません。」と書いてありました。
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hitef2

所在地:東京都
2016年12月14日 10:33

重ねてのアドバイス、本当にありがとうございます。
保温浴槽は結構効果があるんですね。誰の負担というのにかかわらず魅力的です。

給湯器は引き渡し直前に故障が発覚し、交換の交渉をしています。リフォーム業者さんによると、ペアチューブ施工に共用部分の穴あけが必要になる可能性が高く、共用部分の穴あけはマンション規約でNGとのことです。

こちらは、建築関係の方が多いのですね。不見識なもので建築業界と不動産業界が異なると知りませんでした。(農家と八百屋が違うようなものなのでしょうか。)大変失礼いたしました。