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[12082]雨漏り再発に伴う追加費用について

質問者:JN / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2016年12月29日 01:37

雨漏りがするので、散水調査後、雨漏り工事をしましたが、(家の東側と南側の大きくわけて2カ所)工事4日後に東側から雨漏りが再発、13日後に南側から雨漏りが再発しました。業者に問い合わせると、

『再調査は、無料でさせて頂きます。
再発の原因が同じ箇所の場合は、無料の再施工となります。
別の原因や別の侵入経路の場合は、再見積りとなります。』

との返事だったのですが、これだけの短期間で雨漏りが再発しているということは、業者側の初期の調査不足が大きな要因であり、原因を突き止められないまま、工事に踏み切ってしまった、業者側の責任が問われるべきではないでしょうか。それとも、追加費用の支払いに応じなければならないのでしょうか。

また、工事は私たちが見えないところで施されているため、同じ個所からの再雨漏りなのか、新たな原因からの雨漏りなのか判断は不可能です。悪い言い方をしてしまえば、先方の工事不備であっても、「新たな場所からの雨漏りです、追加費用を支払って頂きます」と言われれば何も言い返せません。

また仮に、再工事をしても雨漏りが直らなかった場合、再々調査、再々工事、再々支払いと、いつまで経っても、切りがありません。

業者とは特に契約書などは交わしておりません。保証期間についてもこちらからメールでお伺いしたところ、1年間ということです。工事後の調査報告書もありません。工事個所をランダムに写真に写したものをコピー用紙に印刷したものを送ってきただけです。

最後に相談内容をまとめますと・・・

? 短期間での再発は初期調査ミスであるにもかかわらず、再調査は無料だというものの、別な経路、原因がみつかった場合は追加支払いに応じなければならないのでしょうか。
? 業者側との話し合いが決別した場合、既に支払った金額を返金してもらうことは可能でしょうか。
? 公的機関に問い合わせましたが、結局自分で交渉していかなくてはならないとの事。こちらが追加費用の負担なく、交渉をうまく進める文言や言い回しなどありますでしょうか。あればアドバイスをお願い致します。

宜しくお願い致します。

これまでの回答・ご意見数3

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アドバイザー  相談者

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現場監督A

所在地:東京都
2016年12月29日 02:30

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

建物自体を建てた業者さんなどではなく、品確法の10年保証とは関係のない条件で、雨漏りの修繕の依頼を有償でしてトラブルになったと仮定しますが、まず契約がどんな契約だったかです。「雨漏りを直します」という契約だったのか、「調査の結果、雨漏りの原因はここだと思われます。だからここをこう直す工事をします」という工事の契約だったのか。普通は後者です。中身がどのようになっているかもわからないのに工事着手前に100%の状態で原因がわかることも少ないでしょう。その辺は素人のお客様に対しての説明が不足しているかする気がないのかということもありますし、単純に調査をする技術があったかなかったか、行った工事を写真等できちんと記録する業者だったかなかったかとか、その辺は業者選定の失敗ということになってしまうと思います。そんな業者さんと口約束だけで工事を依頼してお金を払ってしまっていたとしたら、それを守れる法律は現状ないのかもしれません。

> 短期間での再発は初期調査ミスであるにもかかわらず、再調査は無料だというものの、別な経路、原因がみつかった場合は追加支払いに応じなければならないのでしょうか。

調査をどのレベルでやったのか、どのくらい費用をかけたのかにもよりますが、雨漏りを完全に直しますという契約じゃない限り、再調査後にまた追加工事の見積もりが来て、その工事を依頼するかどうかを決めるのはお客様です。追加支払いに応じる必要はありませんが、支払わないと工事に着手はしないような気がします。

> 業者側との話し合いが決別した場合、既に支払った金額を返金してもらうことは可能でしょうか。

基本的には無理だと思います。ただし、消費者センターなどでクーリングオフについて問い合わせてみるのは有りかもしれません。業者が呼んでもいないのに訪問してきての工事契約の場合、無期限でクーリングオフできる場合があります。契約書がないとなればその辺の証明が難しいですが。

> 公的機関に問い合わせましたが、結局自分で交渉していかなくてはならないとの事。こちらが追加費用の負担なく、交渉をうまく進める文言や言い回しなどありますでしょうか。

雨漏りを直しますという契約をした文書がない限りは、追加の支払いなく雨漏りを完全に直すことは無理な気がします。

別の視点でどんな雨漏りでどのような工事をして、どのような写真があるのか。そんな情報があればこちらである程度の雨漏りの原因や、行った工事が妥当なのかどうか、その辺の推測はできそうですが、結局最終的に直すには追加の費用が発生すると思われますし、場合によっては別業者を探す必要があるかもしれません。
まずは、費用を支払っていなければ支払いはすぐにしないこと。
クーリングオフが使えるかご自分で問い合わせること。
その辺がはっきりしないのに工事や作業をさせないことが大事かと思います。
myph

JN

所在地:神奈川県
2016年12月29日 12:31

ご丁寧にお答えいただき、有難うございました。

雨漏り工事というものがはじめての経験で、契約書や報告書など、工事を始める前にすべきことに対する、私の勉強不足が招いた結果でもあるかと思います。

しかし・・・やはり4日後の再雨漏りとは・・散水調査と工事費で20万以上を支払っておりますので、何とも納得ができないでおります。
請求書の郵送だけは早く、7日以内に振り込めとの指示があり、工事後、すぐに振り込んでいるのです。

再雨漏りをした際に連絡をしても、謝罪の言葉もありませんし、いつ再調査をしてくれるのかとこちらから訪ねないと連絡がなかなかありません。
自分が施工した4日後に再雨漏りをしたならば、飛んできて再調査、謝罪をすべきではないかと思うのですが。どうなのでしょう。

契約書は交わしていないものの、HPなどをみて、「雨漏りを直します」と謳い営業している業者に依頼するわけですから、依頼主からすると、雨漏りの箇所を探り出し(散水調査:工事を行うための根拠)、その後の見積り(根拠に伴う修理費用)ですから、雨漏りは複雑で、何度も修理を重ねる場合がある等の詳細な説明がない限り、一度で直ると思う方がほとんどではないでしょうか。

工事後、帰り際に、「雨を楽しみにしていてください」と言っていったのはなんだったのか。(私には完全に直ったので、楽しみにしていてほしいと理解したのですが)

情けないことですが、結局は、業者選びの失敗という結論にしか結びつきませんね。
業者選びは、本当に難しいです。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2017年01月02日 12:59

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

心中お察しします。
地域的な価格帯の大小はあるかもしれませんが、20万円程度で雨漏り2箇所を完全に直す工事などないと思います。足場をかけていれば工事の内容なんてたかが知れていますし、足場をかけないで20万円分の外部の作業をするのも結構困難です。一番しなくちゃいけないことは、今回どのような工事をされたのか自分自身でまず把握することです。

わかると思いますが、HPにうたっていることがそのまま契約内容とは限りません。工事をお願いする際にはその辺をしっかりと確認した上でお願いをするべきでした。そこはもう戻れません。

正直なところ、雨漏りを直すには色々な工法、色々な世代の建物の作りを熟知している必要があり、その熟知をするためには新旧の新築工事の経験やリフォームなどでの古い建物の解体、改修工事の経験が数多くないとできません。インターネットで雨漏り直します!とおしゃっている業者さんはそういう謳い文句を出さないと仕事のない決してよくはない業者さんだと思います。他業者さんに頼むようになってもいいように、今回の作業内容はきちんと残すようにしてもらい、ご自分でも把握するべきです。と同時にクーリングオフが使えないか調べてみてください。

窓周りの雨漏りであれば、窓周りの外壁を剥がさないと根本的な雨漏りの修繕にはなりませんし、それで新たな雨漏りのリスクを増やすことになる場合もあるので、外壁の全面修繕をお勧めする場合もあります。また築年数や外壁の工法、修繕箇所から判断して建て替えをお勧めする場合もありますよ。どんな業者も自分の得意な工事で解決しようとします。新築屋なら建て替え、外壁屋なら外壁の張り替え、塗装屋なら塗り替え、めんどくさがり屋は簡単な応急処置で終わらせるかもしれません。1番大事なのはご自分で現状や対策を把握し、作業前に作業内容を納得した上で工事を依頼することです。それを事前に示さない業者には工事を頼んではいけません。
myph

JN

所在地:神奈川県
2017年01月17日 18:37

何度もご丁寧に有難うございます。

皆様のアドバイスのとおり、もうどうにもならないと分かってはいたものの、電話をして、どうしてこんなにすぐに雨漏りをしたのかを問い詰めたところ、


雨漏り修理は原因箇所を見つけるのは難しく、散水調査の結果、「ここだろう」と推測される箇所を修理をしている、自分たちは、その箇所は完全に修理した。

私(今回依頼した業者)に見つけ出せな雨漏りだから、他の業者に依頼してもみつけられないでしょう。


・・・・ととても、修理数日後に再雨漏りをさせた業者とは思えない自信満々な、また謝罪なしな対応でした。


納得いかず、なんだかんだと一時間程、通話していたのですが、

挙句の果て、


「もう、かれこれ一時間しゃべっている。こちらは○○県に来ていて、車をうごかせないでいる。あなた(私)の言っていることを聞いていると、こちらでは対応できない、電話を切らせていただく」

と半ば一方的に電話を切られました。



本当に情けない、とんでもない業者に依頼してしまったと後悔ばかりです。

インターネットで探し、自分で依頼した雨漏り業者ですから、クーリングオフはできないでしょう。

もう、この業者とは一切かかわらず、別の業者なり、建築士の方に相談をしようと思っております。

現場監督A様がおっしゃるように、「HPにうたっていることがそのまま契約内容とは限りません」

本当ですね。

有難うございました。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2017年01月19日 05:39

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

ご苦労様です。
ちなみにクーリングオフはお客様から問い合わせをして工事の打ち合わせをしたとしても、工事契約の際に「契約のために会社行くのは大変だからうちに来て契約してください」って頼まない限り訪問販売になる可能性があって、無期限クーリングオフになります。本来これは物品販売受けなんですが、建築工事でも採用されるそうです。なので、リフォーム契約の際は「本日は私の都合で訪問していただき契約書を交わしました」って項目を作って一筆いただくのが主流です。
本来は建てられた業者さん、もしくは地元で長く続いていて年間コンスタンスに新築工事をやっているような工務店に頼むのが一番安心だと思います。