2015年11月に商工会議所へ家の屋根や外壁関連の工事者の相談。漆喰外壁、瓦屋根、その他軒も木部であらわしとなっているため漆喰に詳しい業者さんでなければ出来ない旨を伝え、工務店を紹介された。工務店が漆喰工事多数の経験者であることを確認し、一級建築士、工務店、左官屋、塗装屋が立会いの中、工事について調査後、外回り全般の見積りを出してもらった。調査中に漆喰外壁がチョーキングしているので、以前に塗装してあり今回も漆喰を塗装しましょうと提案された。こちらは新築後まもなく保護剤を塗ってあったはずだが、新築時から棟梁まかせにしていたため棟梁が高齢になり転居してしまったあとで、詳細が分からず、漆喰に詳しいという業者の言葉を信じ任せることにした。漆喰外壁のカビや汚れを落とす為と高圧洗浄し漆喰が大量に剥がれ落ちたが、傷んでいる部分が落ちただけで全く問題ないと、剥がれた部分を補修し、水性塗料を塗って2016年1月で工事は完了。その後2016年8月に漆喰の軒部分に塗料の剥離が見つかり、青野後、他にもクラックや気泡、ミミズ腫れのような瑕疵が多数見つかったため、工務店に連絡し交渉していたが、相手側はパテで補修した部分の再工事のみは認めたが、そのほかの部分についてはもともとの下地(漆喰や下地モルタル、漆喰に塗装してあった)が原因と当事者同士の交渉は不調に終わっている。今回の数回わたる交渉の中で、建築士、工務店ともに全く漆喰外壁の工事経験が無かったことも判明。瑕疵担保期間を半年延長し、第三者を介して交渉することになったが、相手の言葉を信じて任せてしまったことが原因とは言え、相手は嘘を言っていたことや本来、漆喰に詳しい経験者であるならば、漆喰を破壊するような高圧洗浄や塗料の塗装、パテ補修など考えられないことをしてしまった責任は重いのではないか。塗料会社や左官組合、左官職人、漆喰専門家に相談したところ外壁を全部剥がして漆喰を塗りなおししかないと言われています。このまま第三者を介して交渉を続けた方がいいのか調停、訴訟を考えた方がいいのか悩んでいます。建築士と設計管理契約を交わしており、工務店とも請負契約を交わしております。全補修工事は500万を超える見積りです。賠償請求は出来るのでしょうか。どうか教えて下さい。
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アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2017年01月27日 12:24
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
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