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[12202]屋根の結露について

質問者:sora / 最新の回答・ご意見者:sora / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2017年01月30日 18:39

以前に小屋裏・壁内の水染みについて質問させていただいたものです。
屋根に断熱材が施工してあるのですが、屋根に通気層がなく、結露が発生している可能性があるため、天井断熱にして小屋裏換気を設けるとよい、とアドバイスをいただきました。

写真のような染みが複数箇所にできており、雨漏りの可能性も考えられるため、先日、一面だけ散水テストをしていただきました。その結果、一箇所、水の浸入が確認でき、今後、残りの箇所も調査をしていただく予定ですが、結露の可能性については、調査をする前に設計士さんに否定されてしまいました。その内容について疑問があり、専門家の方々のご意見を伺いたく、何度も申し訳ございませんが投稿させていただきました。

設計士さんのお話しでは、屋根材(ガルバリウムで、裏に何ミリかの断熱材が付いているもの)、アスファルトルーフィング、野地板、断熱材(現場発泡硬質ウレタンフォーム)は、それぞれの間に空間は作らず、全てくっつけて施工してあるため(隙間があったとしても1ミリもない程度のものとのこと)、空気が動く空間がないので結露はしない、とのことでした。この内容は正しいでしょうか?と申しますのも、設計士さんは「複層ガラスの間にも空気が入っているが、空気が動かないから結露しない。それと同じ。」というようなこともおっしゃっており、密封されている複層ガラスの中の空気と、屋根材?アスファルトルーフィング?野地板?断熱材の間の空気を一緒のように考えていらっしゃるようで、すごく不安になってしまいました。
それぞれの材料には透湿性の違いなどもあると思いますが、例えば、硬質ウレタンフォームは透湿率が低いので結露しにくい、等のことはございますでしょうか?
結露の面でも断熱性の面でも、アドバイスいただいたように、天井断熱にして小屋裏換気を設けるのが一番良いと思うのですが、なかなか理解いただけません。もし結露していないようであれば、もう断熱性の面は妥協するしかないとも考えておりますが、結露調査について、どのように調べていただけるのか質問したところ、結露が発生しやすそうな日に、染みができている周辺の触れるところを触って、濡れていないか確かめる、とのことで、このような方法で結露の有無を正しく調査できるかどうかも疑問に感じます。結露が発生しやすい箇所は、手で触れないところではないかと思うのですが、正しく調査できる方法はございますでしょうか?

アドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2017年01月31日 11:37

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

先ず屋根面結露は、生活空間から温められて上昇した水蒸気(空気)が屋根面で凝縮して水滴になる現象です。
論点整理をしますと本件は、金属製の屋根面にウレタン断熱材が発泡してあり、結露を生じさせる状況にありません。

複層ガラスとは例え方に誤りがあります。
複層ガラスにはそもそも湿気の入らない構造にしてあり、ガラスを挟んでいるスペーサーには乾燥剤のシリカゲルが入っています。

硬質ウレタンフォームの多くは軟質ウレタンと異なり、スキン層で殆どの湿気を遮りますが、写真で見る限り、ウレタンのスキン層以外の隙間から湿気は侵入いたします。
しかしながら以前質問の際の写真も何度も見てみましたが、本件では屋根面に結露する可能性は極めて低いと断言できます。

屋根面が硬質ウレタンで囲われている事で、取り合い部分の断熱性能の弱い部分に水蒸気凝縮(結露)が集中する割合は高くなります。
見えている染み部分の断熱補強の対策の方が有効と思考されます。

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sora

所在地:石川県
2017年01月31日 14:10

福地さま

ご回答くださり、ありがとうございます。

断熱材も野地板も、ガラスとは違って少しは透湿して、結露で野地板が腐食するのではないかと気になっていましたが、硬質ウレタンは殆どの湿気を遮るとのことで、安心いたしました。

ありがとうございました。
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2017年01月31日 12:03

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

担当の設計士さんのおっしゃっている事、厳密に考えると、少々「?」なところもありますが、それは、あなた様にかみ砕いて説明して下さったのを、さらにあなた様が解釈を加えて、こちらにあなた様の言葉で書かれているのかもしれませんね。

ですから、あまり、その設計士さんと「技術的論議」をしても、先方は硬化されるだけだと思いますよ。誠実な技術者であればあるほど。。。。

できるだけ柔らかく、「お願い」されるのが得策かと思います。
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sora

所在地:石川県
2017年01月31日 14:25

栃木さま

ご回答くださり、ありがとうございます。

その通りですね。過去にも色々あったため、ついつい不信感を抱いて反論したくなってしまうのですが、気を付けようと思います。

ありがとうございました。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2017年01月30日 20:27

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

結露の調査方法はわかりませんが、小屋裏の気温と湿度を期間を決めて測定して記録するしかないんじゃないですかね。

> 空気が動く空間がないので結露はしない、とのことでした。この内容は正しいでしょうか?

ぼくは正しくないと思います。通気層を設けないサイディング貼りの張替えをしたことがありますが、合板とサイディングに挟まれた防水紙の層は結露でカビと錆だらけでした。空気が動かないと多少の結露が乾かない。湿度も緩和されない、と思います。

> 複層ガラスの間にも空気が入っているが、空気が動かないから結露しない。それと同じ。

空気が動かないからではなく、乾燥空気が入っているので結露をしないと思います。稀に空気層に湿気が入ってしまった場合、ペアガラス内が結露します。スキーゴーグルのダブルレンズも中が結露することありますよね。

発泡ウレタンは様々なメーカー商品がありますが、だいたい屋根に直接施工する場合、ダンボールでできた通気部材を野地板裏に取り付けて通気を確保するものが多いように思います。採用された断熱メーカーに問い合わせてみては。
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sora

所在地:石川県
2017年01月31日 15:20

現場監督Aさま

ご回答くださり、ありがとうございます。

複層ガラスの話は、やはりおかしいですよね。

屋根に通気層を作るか、または天井面で断熱をして換気口を設けるのが良い施工法かとは思うのですが、硬質ウレタンフォームは湿気を殆ど遮ることができるようですので、屋根面は結露していないことを願うしかないかな、と思っております。
もしグラスウールや軟質ウレタン等、透湿率が高い(?)断熱材を使っていた場合、防湿気密シートが施工されていないと『合板とサイディングに挟まれた防水紙の層は結露でカビと錆だらけ』と同様のことが起きる可能性が高い(?)ということになるのでしょうか?

ありがとうございました。