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[12250]ブロック上の通し柱

質問者:羽津金 / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2017年02月08日 14:10

在来木造築30年の自宅を耐震工事中です。
延べ面積120?総二階で基礎は無筋布基礎のため、外側に鉄筋コンクリートの基礎を新設する予定です。

1階の北東角に浴室があります。(工事後はユニットバスになります)
その浴室のタイルを剥がしたところ、外壁側の2面が1メートル位の高さまでブロック積みになっており、その上に土台と出隅の通し柱が乗っている状況でした。

工務店はその2面、ブロックに乗っている土台より上の部分に筋交いをたすき掛けに入れています。
土台からブロックにアンカーボルトも入れていますが、ブロックは無筋でところどころ欠けもあり、刺したアンカーボルトが一部露出している状態です。

工務店に不安がある旨伝えたところ、外側に新設する鉄筋コンクリート基礎をブロックの高さまで増し打ちして水平対向にアンカーボルトでブロックに抱かせる形で補強するとの提案がありました。
力のかかる出隅の通し柱がブロックに乗ってしまっているのが心配です。
このような補強の仕方でも問題はありませんか?

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2017年02月08日 17:44

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

補強の方法の問題より、使用される金物関係が、公的に認定されているものであるかどうか、、、そして、その金物に対して定められている正しい施工法かどうかを確認されるのが良いでしょう。

もしやすると、上からの力(荷重)を心配されていると思いますが、それは、変な言い方ですが、築30年、今まで大丈夫であったのが、耐震補強工事を行って突然、上から潰れて壊れるような事は考えにくいです

耐震補強工事という限り、地震時に対しての不安があるので、行う工事でしょう。地震が発生した時に、まず壊れる可能性があるのは、土台や柱とスジカイを留めている金物です。これは、丈夫なスジカイを入れれば入れるほど、その接合部に大きな力がかかります。

先だっての熊本地震でも、問題になりました。

いわゆるアンカーボルトの心配をされるよりは、「引き抜き金物」と呼ばれる金物がどのようになるのか、、、、工務店さんに確認されると宜しいのかな?と思いますよ。

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