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[12334]地盤調査結果の改ざん疑惑

質問者:HUSHINKAN / 最新の回答・ご意見者:HUSHINKAN / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:その他 / 2017年02月18日 16:16

新築木造を建築中です。現在、地盤強化無しで基礎まで終了。
建築請負契約前にハウスメーカーより地盤調査の結果、地盤補強の必要無しのベタ基礎を採用との報告書を受け取りましたが、最近に日付の古いもう一部の報告書がある事が発覚しました。(※ハウスメーカーが誤って新旧の報告書データを当方メールに添付。)
その古い報告書には、地盤対策が必要(柱状改良工法もしくはタイガーパイル工法)の旨の記載がありました。
ハウスメーカー及び地盤調査会社に問い合わせた所、以下の説明がありました。
●日付の古い報告書(地盤対策必要)は、測点5箇所中1箇所に地盤の弱い箇所があり、その結果内容を踏まえた見解。
●日付の新しい報告書(地盤対策無し)は、その地盤の弱い箇所から内側50cm間隔で追加で2箇所に測点を取った結果、地盤が安定してあり、その結果内容を踏まえた見解。その地盤の弱い箇所は特異点としたとの事。
各報告書の数値データは同じものですが、見解結果が違い困惑しております。
地盤調査会社はハウスメーカーの指定業者である事と地盤対策が必要な場合は、ハウスメーカー側が費用負担となっている契約です。見方を変えれば、地盤対策費用を浮かす為のデータ改ざんではないかと思います。本来であれば、古い報告書にて施主側に説明があるべきで、その上での地盤対策無しでの工事着工だと思います。ハウスメーカーにその旨を指摘しましたが、地盤強化は必要無く(軟弱地盤ではない)、工事のやり直しなどは考えていない、地盤保証が20年あるので問題ない、古い報告書は隠していた訳ではなく、データ改ざんではないとの返答です。
地盤保証内容も不同沈下した場合に3m以上の二点間を結ぶ6/1000以上の傾斜(地震の場合は免責)の場合に有効です。(※傾斜角5/1000でもかなり傾きだと思います。)その点を踏まえて、ハウスメーカー側に保証内容の傾斜角基準の撤廃、天災(地震)での免責の撤廃を申し入れましたが、ハウスメーカー側はNOの対応で、全く誠意が感じられません。
コチラとすれば、とにかく安心安全な家を建てて貰い為、工事のやり直し(地盤強化をする)でも良いし、強行で家を建てるのであれば、保証内容(アフターケア)を十分に見直して貰いたいのですが。
このまま、家が完成し、万が一に軟弱地盤が原因による保証対象外の傾斜角5/1000以下の不同沈下が発生した場合にハウスメーカーの瑕疵を認めさせ、無償補修させる事が可能ですか?(※ハウスメーカーが隠していた(誤送信した)日付の古い報告書が最悪裁判となった場合に証拠書類として効果ありますか?)





これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

TNN

所在地:京都府
2017年02月19日 09:26

URL:
家づくりの想い:

>このまま、家が完成し、万が一に軟弱地盤が原因による保証対象外の傾斜角5/1000以下の不同沈下が発生した場合にハウスメーカーの瑕疵を認めさせ、無償補修させる事が可能ですか?(※ハウスメーカーが隠していた(誤送信した)日付の古い報告書が最悪裁判となった場合に証拠書類として効果ありますか?)




本件の地盤改良の必要性と保証の内容を変更するという内容は話しが違います。
まず、地盤改良が必要なのか必要でないのかの判断であり、
必要ない場合でも必要でも保証の内容は変えられません。

最初の調査結果で駄目だったとします。
本当に駄目なの?もう一度測ってみましょう、たまたま前回の場所が
駄目だって他の箇所を測れば大丈夫だったので、調査結果が○になったのでしょう。よくある話です。
Aという会社に地盤調査を依頼しBは駄目と言うパターンもありますし。

お客様負担であれば、状況を説明し、どうしますか?という選択肢があるでしょう。
しかし今回はメーカー側が負担なので状況が違います。できるだけ
改良はしたくないでしょう、しかし保証はつけないといけない、何かあったら
メーカーが責任を取らないと行けない、悩む所ですが、今回は
大丈夫という結果を提出されたのですよね。
信用するか、近所の地盤改良の有無を調べればいいのでは?
あまり参考にはならない場合もありますが、気持ちの問題もスッキリすると
思います。


古い報告書が裁判とありますが、数値データーが同じですよね!?
何も問題ないと思いますが。

今どんな状態かわかりませんが、
更地なら、自分で数社地盤調査を自費でされたらどうですか?
その結果次第で、本当に地盤改良が必要か不必要か納得できますよね。


















myph

T.Kumagai

所在地:静岡県
2017年02月19日 17:54

URL:
家づくりの想い:

まず、ハウスメーカー側に工事の一時中断を申し入れます。
通常の請負契約であれば、施主側からの工事の一時中断を受け入れる条件になっています。(ただし、これに伴う工事の遅れ、損害賠償請求には目をつぶります。)
この手の問題は、焦っても仕方ないため工事中止を行い、時間を作るのが得策です。



>このまま、家が完成し、万が一に軟弱地盤が原因による保証対象外の傾斜角5/1000以下の不同沈下が発生した場合にハウスメーカーの瑕疵を認めさせ、無償補修させる事が可能ですか?(※ハウスメーカーが隠していた(誤送信した)日付の古い報告書が最悪裁判となった場合に証拠書類として効果ありますか?)


上記の点は、結論から言えば不可能に近く、また証拠書類としては効力を発揮しないと思います。


>各報告書の数値データは同じものですが、見解結果が違い困惑しております。

古い調査書と新しい調査書の同じ位置でデータが異なれば話は別です。
見解結果について、報告書は地盤調査会社が作成したものだと思いますが、調査会社はハウスメーカーが『指定した地点のみ』調査します。
ハウスメーカーの設計者が1点の数値が飛びぬけて異常値を示したため再度調査を行ったものと推測できます。
その結果、地盤補強不要と判断したと思われます。


>ハウスメーカー側に保証内容の傾斜角基準の撤廃、天災(地震)での免責の撤廃を申し入れましたが、ハウスメーカー側はNOの対応で、全く誠意が感じられません。

申し訳ありませんが、上記の補償内容の撤廃等は、ハウスメーカー側からすれば万が一にも受け入れられない内容です。
強引に上記を押し通す態度ですと、先方側からの契約解除もあり得ます。 
引き受けた場合、かなり危険な企業(倒産間近など・・・)です。

>新築木造を建築中です。現在、地盤強化無しで基礎まで終了

この状態であれば、取れる手段は大きく二つになります。


上記の状態にして、下記の2つが取れます。
1. 基礎を壊し、地盤補強からやり直し。
安全・安心は買えますが、費用はすべて施主様負担になると思われます。

2. 現状のまま家の工事を進める
保証内容の変更はかなり難しいと思われます。



×. 弱かった地点のみ地盤補強を行う
絶対にダメです。この方法は不当沈下につながります。
建築基準法でも禁止されています。

myph

HUSHINKAN

所在地:東京都
2017年02月24日 18:48

皆様のご意見に感謝致します。
ホームインスペクションの方、弁護士の方からのご意見、近隣の地盤状況、工事の進捗状況、地盤保証内容、費用など総合的に判断して、このまま工事を継続させる事に致しました。
少し納得できない部分はありますが、全ては私の確認不足、知識不足により、対応が後手後手になった事が要因ですので。
今回契約したハウスメーカーは、今回の地盤の件以外でも施主側への説明不足が多々あり、その都度、クレーム・改善を要求していましたが、その矢先でした。
良い勉強になりました。ありがとうございました。