先生ではありませんが、土日に入るのでわかる範囲にて。

正直、こういう施工はよくあります。今はほとんど洗面台などは床給水（床面から給水菅が出てる）が多くこういう施工にならなくしてありますが、洗濯機の水栓は壁付きなのでだいたい土台を欠いてこんな施工をしているところが多いでしょうね。ぼくはあまり気持ちの良いものではないので、壁を垂木一本ふかしてそこに配管を通すように提案をしますが、部屋が狭くなるなどと設計に言われて大体却下されます。同じ理由でトイレの給水も最近は床が多いですよね。壁をふかして壁給水にした方が非地上的な床のお掃除などはやりやすいと思うんですがね〜。住宅のローコスト化でそうなっていってしまったようですね。

構造的にはそこまで心配する影響はないと思います。書いた部分は細くなってしまいますが、そこに負荷が集中して折れてしまうような力がかかることってまずないと思うので。木造に限らず柱や梁の切り欠きって、どこまでやって大丈夫か、どこまでがダメなのかっていう公的な基準はなくて、各社、各工法で基準があったりなかったり。設計者によってもありかなしか分かれるところかもしれませんね。

自分も全く同じ意見。俺的にもあまりやりたくはない施工だけど、ふかしちゃダメって言われればこうなる。案外、よく見る施工だ。大丈夫かどうかは設計者の判断だけど、まあそう大した影響はなさそうだ。