[12951]ダウンライトの逆向き(上下反対)の取り付けについて
質問者:sora / 最新の回答・ご意見者:sora / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:その他 / 2017年07月09日 13:37
天井埋込専用のダウンライトの器具が、梁の上や仕切り壁の上(写真の矢印のところ)に、間接照明のアッパーライトの用途で逆向きに8箇所埋め込まれています。築6年が経っていますが、天井埋込専用のものだとは最近になって気付きました。
メーカーに、このまま使用し続けて問題ないのか問い合わせたところ、『使えない状態での使用となり、放熱ができない、部品の性能が保持できない、埃が炭化して低温着火する、等の危険が考えられるため、使用は止め、施工業者さんに取扱説明書を見せて相談してください』とのことでした。
この照明器具を選択して採用した設計士さんにそのことをメールで伝えましたが、一週間経っても返信はなく、再度メールで回答を求めたところ、『意匠を優先し梁をスマートに見せるためLEDダウンライトを埋め込むことを検討した』『手の届かないところに付けるので頻繁に電球を交換するものを選ぶわけにはいかない。そこで寿命が長く熱を出しにくいLEDの器具を検討した。当時はLEDはダウンライトがわずかに出回っているだけだった』『熱を発しにくい器具といえども熱はこもらないよう熱抜きの孔を設けることと、下地には石膏ボードを貼り熱の対策を行った』という回答が返ってきました。
実際には、『熱抜きの孔』は見当たりません。また、LEDが熱くならないというのは発光面のことで、LEDの素子周辺と電源部は発熱して高温になるようです。LEDは熱に弱いため、熱を逃す構造になっており、器具の間違った取り付けなどで放熱ができないと、LEDは極端に寿命が短くなったり、器具が故障したり、過熱して最悪発火の危険がある、ということのようです。
取扱説明書を無視した取り付けがされていることに納得がいかないのですが、このような内容は、一般的に、設計士さんや施工業者さんに責任は問えますでしょうか?
メーカーに、このまま使用し続けて問題ないのか問い合わせたところ、『使えない状態での使用となり、放熱ができない、部品の性能が保持できない、埃が炭化して低温着火する、等の危険が考えられるため、使用は止め、施工業者さんに取扱説明書を見せて相談してください』とのことでした。
この照明器具を選択して採用した設計士さんにそのことをメールで伝えましたが、一週間経っても返信はなく、再度メールで回答を求めたところ、『意匠を優先し梁をスマートに見せるためLEDダウンライトを埋め込むことを検討した』『手の届かないところに付けるので頻繁に電球を交換するものを選ぶわけにはいかない。そこで寿命が長く熱を出しにくいLEDの器具を検討した。当時はLEDはダウンライトがわずかに出回っているだけだった』『熱を発しにくい器具といえども熱はこもらないよう熱抜きの孔を設けることと、下地には石膏ボードを貼り熱の対策を行った』という回答が返ってきました。
実際には、『熱抜きの孔』は見当たりません。また、LEDが熱くならないというのは発光面のことで、LEDの素子周辺と電源部は発熱して高温になるようです。LEDは熱に弱いため、熱を逃す構造になっており、器具の間違った取り付けなどで放熱ができないと、LEDは極端に寿命が短くなったり、器具が故障したり、過熱して最悪発火の危険がある、ということのようです。
取扱説明書を無視した取り付けがされていることに納得がいかないのですが、このような内容は、一般的に、設計士さんや施工業者さんに責任は問えますでしょうか?
sora
所在地:石川県
2017年07月10日 18:11
早急に対応いただきたい旨、設計士さんにお伝えしたところ、建築の素人からすると、びっくりしてしまうような回答がありました。同じ業界の方々のご意見をお伺いできると助かります。
設計士さんからの回答は以下の通りです。
●天井埋込専用のダウンライトの器具を、取扱説明書の内容を無視してメーカーが禁止している方法で取り付けたことに対し、
『設計いうものは現在ある商品を利用し工夫しメーカーの意図以上のことも考えながら行うこともあると思っています。この照明の納まりについては図面の上で説明したはずです。』
●埃が炭化して低温着火する危険もある、という内容に対し、
『現実に埃が炭化した箇所が存在するのでしょうか。まだお調べでないのでしたら次回天井裏を調べるときに調査しましょう。何も異常がなければこのままお使いになるかどうするかは使用する方の判断ではないでしょうか。』
●ご対応いただけないのでしょうか?という問いに対し、
『器具の存在さえ許せないのであれば取り外しましょう。』
実際には、照明の納まりについてまで説明を受けた記憶はなく、天井埋込専用の器具が逆向きに取り付けられることなど知りませんでした。
また、器具の埃については、大きな脚立を購入し、過去に2度掃除して取り除いております。
文面からすると、対応するとしたら、器具を取り外しただけで終了のようです。
こちらは、正しい取り付けが出来る器具に交換していただきたいだけなのですが、『器具の存在さえ許せないのであれば…』とか、もう意味不明です。
この設計士さんの対応は普通と言えますでしょうか?こちらが普通ではないと思っても、もしかすると業界では普通ということもあるかもしれませんので、ご意見を伺えると助かります。
ちなみに、公的機関に問い合わせたところ、『早急になおしてもらうべき内容』とのことでした。
設計士さんからの回答は以下の通りです。
●天井埋込専用のダウンライトの器具を、取扱説明書の内容を無視してメーカーが禁止している方法で取り付けたことに対し、
『設計いうものは現在ある商品を利用し工夫しメーカーの意図以上のことも考えながら行うこともあると思っています。この照明の納まりについては図面の上で説明したはずです。』
●埃が炭化して低温着火する危険もある、という内容に対し、
『現実に埃が炭化した箇所が存在するのでしょうか。まだお調べでないのでしたら次回天井裏を調べるときに調査しましょう。何も異常がなければこのままお使いになるかどうするかは使用する方の判断ではないでしょうか。』
●ご対応いただけないのでしょうか?という問いに対し、
『器具の存在さえ許せないのであれば取り外しましょう。』
実際には、照明の納まりについてまで説明を受けた記憶はなく、天井埋込専用の器具が逆向きに取り付けられることなど知りませんでした。
また、器具の埃については、大きな脚立を購入し、過去に2度掃除して取り除いております。
文面からすると、対応するとしたら、器具を取り外しただけで終了のようです。
こちらは、正しい取り付けが出来る器具に交換していただきたいだけなのですが、『器具の存在さえ許せないのであれば…』とか、もう意味不明です。
この設計士さんの対応は普通と言えますでしょうか?こちらが普通ではないと思っても、もしかすると業界では普通ということもあるかもしれませんので、ご意見を伺えると助かります。
ちなみに、公的機関に問い合わせたところ、『早急になおしてもらうべき内容』とのことでした。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2017年07月10日 09:25
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2017年07月10日 20:39
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
栃木先生の回答で十分すぎると思いますが私の私見を少々。
一般に栃木先生をはじめきちんと後々のことも考えて仕事をする設計者は少ないと思います。何かあった際の多くは直接請負契約をしている施工者に来ることが多いからです。逆にこういったアフター対応を真摯に行なわない方は設計者、施工者に限らず後からの言い訳ばかりで、正しい経験や知識がつきませんからそういった部分では未熟になりがちですよね。
やるべきことはまず1つ。現状の安全性を設計者に確認しましょう。6年前なら床埋め込みのアッパーライトもありますから、敢えてそこでメーカー推奨でない取付方法をしても安全な設計になっているのかどうか。ちなみに火事などが起きて実際に被害が発生した場合、製造者責任法で設計者に責任がいく可能性もありますから、絶対の自信がない限りは交換の手配を取るのがお互いが安心だと思いますが、その態度だとそういった知識もないのでしょう。
どうにも対応をしてもらえないときは建ててもらった工務店などに依頼をして同じ口径のアッパーライトに自費でも交換された方が、色々な方に安全確認を行うよりも安心して暮らせるのでは?
家ってなんのために作るんでしょうね?安心して暮らせる箱じゃないのでしょうか?こうして自分の好きなプラモデルを作る感覚の方を聞くと悲しくなります。
一般に栃木先生をはじめきちんと後々のことも考えて仕事をする設計者は少ないと思います。何かあった際の多くは直接請負契約をしている施工者に来ることが多いからです。逆にこういったアフター対応を真摯に行なわない方は設計者、施工者に限らず後からの言い訳ばかりで、正しい経験や知識がつきませんからそういった部分では未熟になりがちですよね。
やるべきことはまず1つ。現状の安全性を設計者に確認しましょう。6年前なら床埋め込みのアッパーライトもありますから、敢えてそこでメーカー推奨でない取付方法をしても安全な設計になっているのかどうか。ちなみに火事などが起きて実際に被害が発生した場合、製造者責任法で設計者に責任がいく可能性もありますから、絶対の自信がない限りは交換の手配を取るのがお互いが安心だと思いますが、その態度だとそういった知識もないのでしょう。
どうにも対応をしてもらえないときは建ててもらった工務店などに依頼をして同じ口径のアッパーライトに自費でも交換された方が、色々な方に安全確認を行うよりも安心して暮らせるのでは?
家ってなんのために作るんでしょうね?安心して暮らせる箱じゃないのでしょうか?こうして自分の好きなプラモデルを作る感覚の方を聞くと悲しくなります。
sora
所在地:石川県
2017年07月11日 10:10
現場監督Aさま
ご回答いただき、ありがとうございます。
安全性について、設計士さんが、熱がこもらないように設けたという『熱抜きの孔』が見当たらないため、どこに孔があるのか質問しましたが、肝心なことについては回答がなく、こちらへ責任転嫁するような内容や、調べれば嘘とわかる内容が書かれており、話になりません。
設計士さんは、『対応するには、工事関係者にも自分と同じ認識を持っていただかねばならないので、メールを送った』とのことで、工務店に自分の言い分を伝えているようです。工務店は、この設計士さんと長く一緒に仕事しており、これまでにも不具合が出た際、『担当者が辞めて、施工図が見つからないのでわからない』等、曖昧にされることが多く、補修をしても中途半端なやり方で、現在も断熱欠損や水の浸入等、他にも問題が残ったままです。
設計士さんは、こちらが普通に考えて、おかしい、非常識だ、と思う内容を、あまりにも普通におっしゃるため、もしかして、こちらの感覚がおかしいの?とわからなくなることがあり、こちらとしては非常識なお願いはしたくないので、同じ業界の方々のご意見を伺えればと思った次第です。
とりあえず、もう少し、対応いただけるようお願いしてみたいと思います。
ありがとうございました。
ご回答いただき、ありがとうございます。
安全性について、設計士さんが、熱がこもらないように設けたという『熱抜きの孔』が見当たらないため、どこに孔があるのか質問しましたが、肝心なことについては回答がなく、こちらへ責任転嫁するような内容や、調べれば嘘とわかる内容が書かれており、話になりません。
設計士さんは、『対応するには、工事関係者にも自分と同じ認識を持っていただかねばならないので、メールを送った』とのことで、工務店に自分の言い分を伝えているようです。工務店は、この設計士さんと長く一緒に仕事しており、これまでにも不具合が出た際、『担当者が辞めて、施工図が見つからないのでわからない』等、曖昧にされることが多く、補修をしても中途半端なやり方で、現在も断熱欠損や水の浸入等、他にも問題が残ったままです。
設計士さんは、こちらが普通に考えて、おかしい、非常識だ、と思う内容を、あまりにも普通におっしゃるため、もしかして、こちらの感覚がおかしいの?とわからなくなることがあり、こちらとしては非常識なお願いはしたくないので、同じ業界の方々のご意見を伺えればと思った次第です。
とりあえず、もう少し、対応いただけるようお願いしてみたいと思います。
ありがとうございました。