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[13305]胴縁の施工・通気に関して

質問者:アキラs / 最新の回答・ご意見者:アキラs / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2017年11月09日 21:44

よろしくお願いします。

2008年の新築工事中の写真、場所は、関東の中心あたりです。
3枚の写真をもとに、3つの質問をさせていただきたいと思います。

1枚目の写真。外壁?軒天の写真です。

質問1:縦胴縁は、軒天の厚さより少し長めにとっています。しかし、軒天が上をベースに取付けてあります。このような施工で外壁?軒天の通気スペースは確保できているでしょうか?(現在は完成、引渡しされていて外からは確認できません。屋根裏から入れば、私でも目視で確認できるでしょうか?)

質問2:この外壁専用の当時のマニュアルによると、「出隅は90mmの胴縁を使用してください」と書いてありますが、写真ですと45mm位×2本の施工です。問題はありませんか?

2枚目の写真。

質問3:バルコニー左下部分が横胴縁になっています。通気層を覗いて確認するとバルコニーのいちばん下はすべて横胴縁になっていました。マニュアルでは縦胴縁で通気をとるとの記述です。「この施工では通気が取れていないのでは?」と施工会社に問い合わせると、「胴縁には、切込みが入っているのを使用しているので大丈夫です」との返答でした。その胴縁材料が3枚目の写真です(運よく撮ってありました)。確かに定位置に切込みが入っています。しかし、穴は小さくその大きさにややばらつきが見られます。このような胴縁で必要な通気をとることができるのでしょうか?

ご回答お待ちしております。よろしくお願いいたします。
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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キ?44

所在地:北海道
2017年11月10日 14:12

URL:
家づくりの想い:

>質問2:この外壁専用の当時のマニュアルによると、「出隅は90mmの胴縁を使用してください」と書いてありますが、写真ですと45mm位×2本の施工です。問題はありませんか?


普通に問題なくやっている施工ではないでしょうか?

>質問3:バルコニー左下部分が横胴縁になっています。通気層を覗いて確認するとバルコニーのいちばん下はすべて横胴縁になっていました。マニュアルでは縦胴縁で通気をとるとの記述です。「この施工では通気が取れていないのでは?」と施工会社に問い合わせると、「胴縁には、切込みが入っているのを使用しているので大丈夫です」との返答でした。その胴縁材料が3枚目の写真です(運よく撮ってありました)。確かに定位置に切込みが入っています。しかし、穴は小さくその大きさにややばらつきが見られます。このような胴縁で必要な通気をとることができるのでしょうか?


施工各社のそれぞれ、工夫してやっている部分ですね。
これを大きく取ると、外壁下地としての機能が無くなります。
少ないと、おっしゃるとおり「通気が少なくなる」わけですね。
とはいえ、通気層の空気は、風のように流れるわけでは、ありません。
空気が動くことができれば(滞留しなければ)良いと考えることができます。
少なくても良い。ということでは決してありませんが。
 正直言うと、通気ドーブチの欠き込みよりも、他にもっともっと重要な点が実はあります。それによる不具合の方が、クレームとして起きる可能性があるんです。

ごめんなさい、質問1は、写真と説明がいまいち不明でして、ごめなさい。
myph

アキラs

所在地:埼玉県
2017年11月10日 20:16

キ?44さん

早速の回答、ありがとうございます。とりあえず、「不具合」ということではないようなので、とても安心しています。この投稿の件以外にいろいろ雑な施工がありまして(板金に関する箇所で)、適当に建てられた家ではないのかと心配した部分がありました。胴縁の切り欠きに関しては、ひとつの機能だけにとらわれて考えてはいけないんですね。本当にありがとうございました。


myph

現場監督A

所在地:東京都
2017年11月10日 22:10

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

質問1
お写真が不鮮明なのでうまく読み取れませんでした。写真は乾式タイルのベースサイディングですよね。「軒天が上をベースに取付けてあります」というのはベースサイディングを先に貼って軒天が貼ってあるけど大丈夫ですか?って意味ですかね。通常は外壁の縦胴縁を軒天より上まで伸ばしてから軒天の野縁を組みます。外壁通気層から軒天裏まで通気がつながります。これを軒天よりも縦胴縁を勝たせると言います。サイディングと軒天材はどっちが勝ってても良いと思いますが、通常のサイディングであれば仕上げ上の観点で軒天を勝たせます。この場合は軒天とベースの隙間にコーキングを施工後、タイルを施工したと思います。問題はなさそうに見えます。

質問2
しっかり留め付けられていればご心配はないと思います。

質問3
お写真の貫の欠き込みではぼく個人的には通気は不十分になりそうな気がします。ご指摘のバルコニー左下の面は玄関の上の下野からも通気が取れると思うので通気層の空気は動くと思いますが、バルコニー正面は空気が動かなそうです。ただし反対側が室内ではないのでそもそも湿気の発生源も少なそうですが。なんで横胴縁にしたんだろう?と疑問に思います。する必要性が見当たりません。こういう場合は乾式タイルメーカーの施工要領を確認するのが良いと思います。横胴縁はダメor横にする場合は六尺ピッチで30の隙間を開けるor欠き込みをするなどなど方法が書いているはずです。メーカー認定施工店であればその辺は細かく守っているはずです。下がこの欠き込みで上(バルコニーの笠木)は塞いでいる形だったらちょって通気上はあまり好ましくないかもしれません。そういう場合どういう支障が出る可能性があるかというと15年くらいたった時に通気層内が湿気っていて、貫胴縁が朽ちたり防水紙を留めるタッカーの針が錆びて無くなったりします。この辺は念のため施工店を通してメーカーの確認を取っておいた方が良いかなと思います。
myph

アキラs

所在地:埼玉県
2017年11月10日 23:27

現場監督Aさん

非常に丁寧な回答ありがとうございます。

写真1です。皆さんに写真・説明が分かりにくかったようでしたね。すいません。端的に言うと、素人の目からですと、縦胴縁の長さが少々足りず、通気が止められ、外壁通気が軒天換気ボードに流れていないのでは?という風に、この写真から感じるのです。でもこれは、おそらく屋根裏に入ればすぐに確認できるかなと素人ながら思っておりますので、安全には十分注意しながら近日中に確認したいと思っています。

質問2は、お二人に、問題ないといわれ安心しました。

写真2と質問3について。当時(2008年)の施工マニュアルを運よく取り寄せることが出来、確認しました。マニュアルでは、バルコニー部分は縦胴縁です。どうして横胴縁にしたのだろうと私も思います。通気のこともすごく気になるところなのですが、本質的なことはここにあるのかなという気がします。作業の簡略化でも図ったのでしょうか。ちなみに、バルコニー裏側は、マニュアルどおり水切りと縦胴縁が施工されています。一方で窓まわりは、場所によってはマニュアル通りになっておらず、中間には横胴縁を10mmほど開けるべき隙間がないところもあります。切り欠きの胴縁は使用していますが。
何でもかんでも、マニュアルと違うぞと言う気はありませんが、バルコニーに関しては、どうしてマニュアルと違ったのか、その必然性があったのか、その説明は施工会社に伺うつもりです。施工会社も私の話を聞いてくれ、どちらかというと前向きに対応してくれるところなのが幸いです。

ご回答、ありがとうございました。