4mの擁壁ということであれば、建物とは別に擁壁が確認申請をとってるはずです。それが敷地内にあれば、その敷地内に建てられる建物の確認申請でもその擁壁の完了検査済かあるいは構造的な確認をされていると思います。まずはその確認をしましょう。
その上で無筋のレンガは土留めとしては認められてないのでレンガに土圧がかかっていれば好ましい状態ではありません。ただ3段くらいなら規制はないのでメーカーでの対応はむずかしいでしょうね。しかも12年も経っているとクレーマーとしか扱われないかもしれませんね。
レンガが落ちて第三者を怪我させたりした場合、まずは所有者の管理責任を問われると思います。次に大きな裁判を起こせば製造物責任法でメーカーにも責任を問えるかもしれません。が、その危険性のあるものの引渡しを受け、現にこうして危険性に気がついている以上、最善はレンガに土圧をかけないように改善することじゃないでしょうか。単純に一般的なブロック塀なんかでも老朽化倒れて被害が出れば所有者責任になりますし、メーカーに主張しても法的にメーカーが対応する義務は出てこないかと。善良な対応が期待できれば良いのですが。

法的な確認が必要な工作物ですので、工作物申請か建築確認に添付で申請し、検査を受けていると思います。

確認申請などで、構造計算か根拠となる標準図が添付されていているはずです。

大手住宅メーカーであれば、検査済み書を取得して、購入者に渡していると思いますので、行政の建築相談で１度お伺いすれば、行政等で竣工検査をしているので、何らかのお話が聞けると思います。