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[13543]基礎コンクリート打設時の気温と管理

質問者:タナ / 最新の回答・ご意見者:タナ / 回答・ご意見数:6件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2018年01月14日 01:59

現在、外壁の一部と柱のみを残してのリフォーム工事中です。
(某大手リフォーム会社)
無筋コンクリート基礎補強の為、既存基礎の内側に、添え基礎を抱き合わせる工事です。

昨日12日(金)に、添え基礎のコンクリート打設を行いました。
(底面?というのでしょうか。基礎の立上がり部分ではありません)
仕事帰りに現場に行きましたら、ブルーシートなどでの養生が無く、そのままの状態でした。現場は東京都品川区で、気温が低いことも重なって不安です。
心配事は

・当日昼間の気温は5度前後。

・その後、夜中?明け方にかけてマイナス0.8度。

・一夜明けて13日の午前中も3度前後

・シートなどで保温?管理していない
(家の周囲は足場を組んでいますので、青い網のようなもので囲われてはいます。
屋根もありますので、野ざらしではありません)

こういった環境で、コンクリート強度が出るのか不安です。
特に、夜中?明け方はマイナス0.8度で、コンクリートが凍りかけていたのではないかと。。。

営業担当に素直に聞いたところ
「工事部の人間が立ち会っているので、大丈夫です。シートでの保護も必要ないです」
という返事で、具体的な返答ではなく正直納得できていません。

そして、本日13日夜に現場に行きましたら、立ち上がり部分の鉄筋周りに、型枠?のようなものが設置されていました。その型枠内には、コンクリート流し込みは無いです。
しかし、昨日打設して、その翌日、底面?の上に型枠を設置すること自体、この寒波の中で型枠下のコンクリートが固まっていないのではないかと。
(ちなみに、以前、速乾性のあるコンクリートを使うと言ってました)

完全な素人で、コンクリートの知識はありません。自分なりに調べてみましたが、専門用語も多く、正直、理解できませんでした。
ただ、平均気温が4?5度以下の場合は、特に氷点下などの条件下では
コンクリートの温度補正やその後の保温管理などが重要で、初期の管理が悪いとコンクリートの強度が出ない。。。という情報が多く気になって、皆さんの意見を聞きたいです。
単純に、私の考えすぎで、気温が氷点下だとしても、数時間程度であれば冷害などは心配する必要が無い。。。ということであれば良いのですが。。。

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タナ

所在地:東京都
2018年01月14日 09:30

先方に、質問しようにも何を聞いたら良いのか?分かりません。
「◎◎という基準を満たしていますか?」などと、具体的に聞く内容などはありますでしょうか?
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タナ

所在地:東京都
2018年01月14日 18:42

再度、営業担当者から連絡がありまして

打診検査で対応します。ということでした。

もし、コンクリートが凍っていた場合は、中に空洞ができるので
打診すれば音で正常なコンクリートとの違いを判別できると。
そんな原始的な検査でも良いのでしょうか?

どうしても不安であれば、コンクリートを打ち直すしか方法が無いというのですが
それも、申し訳ないですし。
実際、打診検査でも、あまり気にする必要はないでしょうか?

これまでの回答・ご意見数6

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キ?44

所在地:北海道
2018年01月15日 16:56

URL:
家づくりの想い:

あくまでも、私感の範囲と、お聞きください。

まず、現在の基礎に「添え基礎」と言うことですが、
普通に考えて、そうとうにぼろい?基礎、古い基礎でなければ、上ものが乗っても、即、どうこうは無いと思うのです。添え基礎にするというのは、現状の巾の関係、および、だめ押しでの強度の補強・・・と、極論ですが考えられます。
ことばが悪いですが、それの強度に右往左往することは、考えすぎと思うのです。

次に、「打診検査」ですが、
そもそも、あなたが体調不良で病院に行ったとお考えください。
聴診器で聴き、指で「トントン」はしますが、いきなり「手術です」「切開します」・・・・
言うでしょうかね?
もしやったとすれば、体調不良以上に、痛み、不調、キズ・・・・増やしませんか?
「基礎」にしても
打診(シュミットハンマー)による検査は、公にも認知されている「非破壊検査」になります。し、通常はそれ以上のことは、よほどのことがない限りは、しないと思います。
さらに言えば、通常の住宅基礎で、それを行うことすらも特別と思われ、業者側での、「それほど言うのなら、安心してもらうため」の、顧客対応になると思います。
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タナ

所在地:東京都
2018年01月15日 17:26

早速の回答、ありがとうございます。
仰る通り、添え基礎になりますので、あくまで補足的なものです。
よって、今回の添え基礎が全く役に立たなくても、以前より悪くなることはないので、極論を言えば心配する必要が無いと思います。
ただ、基礎補強に100万円ほどの費用を投じたものですから、お金をかけて強度が増さなかったとしたら。。。と思ってしまった次第です。

打診検査は、シュミットハンマー試験であれば私も安心できるのですが、
今回はそうではなく、「ただの打診棒で、音を聞いて判断する。。。」というものでしたので、不安感を覚えました。

いずれにしましても、今回のアドバイスは参考になりました。
あくまで添え基礎ですので、過剰に不安感を募らせる必要思ないかと認識できましたので、ありがとうございます!!
myph

タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年01月16日 05:15

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

コンクリート打設時に凍結をしてしまうとそもそも強度が出る出ないの前に固まらないから。打診検査をするまでもなく、枠を外した時点で凍結があったかどうかわかるよ。プロなら。
あと凍結するなら表面からだから表面は固まってるけど中が凍結とか空洞はないと思うけれど、凍結を心配しているのに打診検査という流れがいまいちわからない。心配はないけど、安心させるために何かやらなきゃって考えてくれたんだろうね。

蛇足だけど、シュミットハンマー測定法は非破壊検査としては一般的だけど、強度を測るものではなくて、高度から強度を推測するものだから精度としてはあまり高くないよ。固まってさえいればいずれは今日では出るから大丈夫。
myph

タナ

所在地:東京都
2018年01月16日 15:21

コンクリートが凍る場合は、外からなんですね。確かに、お水も外から凍っていきますし、それを聞いただけでも、安心感があります。
ありがとうございます!
myph

タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年01月16日 05:17

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

硬度でした
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医王山

所在地:滋賀県
2018年01月16日 10:09

URL:
家づくりの想い:

タナさん

コンクリートは外気温の影響を受けます。

材令28日までの平均気温で強度を上げて対応します。(昔は温度補正と言い今は強度補正といいます。)
コンクリートプラント(製作会社)では地域に応じて温度補正をしている場合があります。
お話の状況では温度補正をしている可能性があります。
それらに応じた説明を施工会社に聞いてください。
施工会社に打設時のコンクリート強度を納品書等含めて聞いてみてください
コンクリートは初期硬化で微量ですが発熱します。

氷点下10度以下の場合は採暖などの凍結防止をしますが、お話ではそこまでの温度低下では、無い。
状況の定かでない話の憶測ではなく施工会社にわかるように説明を依頼してください。
コンクリートは建物の必要強度より、余裕をみて強度を決めています。長期1/3、短期強度2/3の強度を採用して構造を決めています。

「速乾性のあるコンクリートを使う」早強コンクリートのことと思われます。冬場コンクリート強度の発現の為に使うケースがあります。
本来の28日強度でなくそれよりも短期間で強度がでるコンクリートです。

「コンクリートの凍害」とは生コンクリートではなく、建築構造物の部分に水分等が侵入して凍結膨張して被害を及ぼす場合を、一般的に述べている言葉と思います。
生コンクリートは凍結するケースは稀で、28日材令の温度による強度低下する場合が主です。
施工会社から詳しく聞いてみてください。

myph

タナ

所在地:東京都
2018年01月16日 15:44

専門的な回答、ありがとうございます。
生コンクリートが凍ることは稀なのですね。
ただ、凍らなくても温度によって強度が低下するのであれば、やはり心配です。

今回の件では、凍った可能性は低くても、
強度低下の可能性はあるという理解で合っていますか?
(しかし、強度補正したコンクリートであれば大丈夫な可能性)

もちろん、記載いただいた内容を踏まえて
再度、担当者に聞いてみます!

myph

現場監督A

所在地:東京都
2018年01月17日 03:17

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

安心したり不安になったり大変ですが、打設後コンクリートが凍結していなければ、大丈夫ですよ。深刻な問題ではありません。硬化前に凍結してしまうとコンクリートの水和反応が進まないのでポロポロになります。

材齢28日というのはコンクリート圧縮試験における強度の基準となるのが28日目にするということで、リフォームなどの小工事では行われないことが多いですが、コンクリート工事では打設時にテストピースを取り、多くは1週強度と4週強度を実際に1週間経った時と4週間経った時に潰して圧縮強度を確認するんです。大体、配合計画した強度の1.5倍くらいの強度が4週で出ます。凍結してなければ。
温度補正というのは設計時に必要な基準強度に幾らか強度をプラスしてコンクリートの配合を計画するだけです。もともと4週経てばかなり強度は十分なほど出ますから、プラスしなくても大丈夫なんですけどね。その分多少強度が出るのが早いです。

あまりに寒くて雪などかぶったり風が強かったりすると、コンクリートも凍結しますよ。あと、上に書いてある「水分等が〜」っていうコンクリートの凍害の説明は、打設・硬化後のコンクリートにクラックなどの微細な隙間などから水分が侵入し、山間部などで乾湿を繰り返したりする中でその水分が凍結してコンクリート表面が剥離するという現象の説明が混ざっていて、確かに打設後の養生が悪いと起きやすくはなるんですが、一般的な都市部の基礎程度ではこのような凍害は起きないので心配する必要はないと思いますよ。
myph

タナ

所在地:東京都
2018年01月17日 23:13

詳細な解説を、ありがとうございます!回答を読んで、だいぶ理解が深まりました。過剰に心配しすぎでした(苦笑)
時間を割いて教えていただき感謝です。本当にありがとうございました!
myph

キ?44

所在地:北海道
2018年01月17日 17:36

URL:
家づくりの想い:

 回答くださる皆さんは、「凍結していない」と、必ずしも言い切れないだけで、
通常の状態で、ほぼ、確実に大丈夫・・・・と、言いたいんだと思います。
万に一つ、十万に一つ・・・・のイレギュラーを否定できないだけなんだと思います。
あまり気に病む必要は無いんです。

 そもそもが、コンクリートを、「粘土」のように、単純に「乾燥」して固まる・・・・と、お考えではありませんよね?
 そのようなプロセスで固まるのだとすれば、雨が降ると、基礎が溶けちゃいますよね?
 どなたかの回答のように、水和反応の中で、発熱も有りますし、
北海道でも有るまいし、そう簡単には凍結はしないのです。
myph

タナ

所在地:東京都
2018年01月17日 23:07

皆さんの回答を見ていると、私があまりにも神経質に考えすぎなことが理解できました。漫然とした不安感がぬぐえなかったのですが、様々な意見を聞くことが出来て、皆さんに本当に感謝です。
ありがとうございます!!