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[13601]在来の浴室、浴槽の断熱について

質問者:ジャスミン / 最新の回答・ご意見者:タンドリーチキン / 回答・ご意見数:9件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2018年01月27日 10:01

新築一戸建てを建設中です。

浴室の断熱について
<工法>
浴室をユニットバスではなく、在来法で作っています。
<浴槽>
海外製のホーローの浴槽に発泡ウレタンを吹きました
<浴槽下の基礎部分>
何も断熱していません。
<現状>
パッキンで通気をしている基礎なので発泡ウレタンを吹き付けているとは言え、冷気がそのままバスタブを包みます。
洗い場の方は木下地にグラスウールの床断熱
PRFにて防水をしています。
しかし浴槽下、壁にはPRF処理していません。
<問題>
この浴槽の基礎部分にも断熱をしてほしいと願いましたが
何もせずに塞がれてしまいました。
以前のお風呂は、浴槽がすぐにお湯から冷めてしまったので
浴槽下の基礎には二重三重にも断熱を強化してほしかったのですが
ウレタンだけで充分だと言われてしまいました。
<お尋ねしたいこと>
・浴槽下の基礎断熱の工法について
・ウレタンだけで本当に断熱は充分か?
・バスタブまわりの壁も床もPRF処理していませんが大丈夫でしょうか?

よろしくお願いします。


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これまでの回答・ご意見数9

アドバイザーからの回答

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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年01月27日 15:45

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

今は何でも「工法」っていうのがあって、小さな工務店でもメーカーの推奨するその工法通りに施工する、メーカーの推奨する工法の認定を受けた施工店に依頼する、そうしたことによってメーカーの責任施工としてしまうのが一般的。ただその点で言うと、在来工法の浴室はどこのメーカーでも責任施工をする「工法」っていうのはないと思う。おれは聞いたことがない。なので昔から在来のお風呂はその工務店、水道屋さん、タイル屋さん、が知恵を出し合って時にはクレームから改善するなどして作っていったわけだ。なので、はっきりとした施工図もあまり出回っていないから、設計士でもその細かい納め方を知ってる人も少ないと思う。

そんな中でどこまで手間をかけるのか(お金をかけるのか)とか、知識とか経験でどう作るかは決まると思う。自分的には在来浴室の壁を木下地で作るのはちょっと抵抗がある。浴室まわりだけでもコンクリートの基礎を立ち上げたい。で、一度そこでポリマーセメント防水をする。この場合はもちろん通気もしていないので昔は断熱もしていなかった。今だったら、基礎断熱にはしたいかな。その場合は防水の仕方を考えないといけない。基本的に洗い場の下は空間を作りたくなかな。

それから断熱だけど、このやり方は断熱と保温がごっちゃになっているよね。似たようなやり方で断熱と保温を兼ねているようなユニットバスはメーカー製であるけど、これだと浴槽の保温と壁の断熱、洗い場床の断熱をどう繋げるのか疑問だね。あと、浴槽の脇の今空いてる部分はどうふさぐのだろう。昔はブロックだったけど下が木だね。浴槽とすでに貼ってある羽目板の間はコーキングでもするんだろうか?向こう側は断熱材を入れる前に浴槽をすえちゃってるね。

ちょっと情報が少なくて分からないけど、この工務店なりのいつものやり方があるのかも知れないし、この施工方法でやった物件がどれくらいあるのかをやる前に聞けば良かったよね。せめてこの床下、浴槽下を点検できるようには最低でもしてもらわないと、「壊さないと何もわからない」ってことになっちゃうかも知れないので注意が必要だと思った。
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ジャスミン

所在地:東京都
2018年01月29日 22:13

タンドリーチキンさま
キ?44さま

分かりやすいアドバイスをありがとうございました。
やはり不安に思っていたことが間違いなかったと確信出来ましたし、
業者にも話すべきだと分かりました。

早速、こちらの要望
(業者が分かってやっていることとしても、
もう一度こちらの断熱に対する考えと希望)
を伝えて検討していただくように話しました。

どのように出てくるか分かりませんが、

依頼した業者は寒冷地での施工を主にしているので
今回のような施工が標準の考えだとはとても思えないので
(私の家は関東ですが他の断熱は同様に寒冷地仕様なので)
ここだけ欠けています。

とりあえず、どのような断熱を提案してくるか対策を待ちたいと思います。
それによってまた是非ご相談させていただけたら幸いです。
ありがとうございました。
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キ?44

所在地:北海道
2018年01月29日 13:41

URL:
家づくりの想い:

 タンドリー氏の言われることで正解かと?

 私なりの考えを。
 まず、この部分だけを考えても、あまり意味は無いかと。
お宅全体の「断熱計画」の中で、ここだけが、「穴」と言うことならば、かんばしくはない。
 他の部分の断熱性能に合わせる必要が有るのです。
次に、浴室を含めて、断熱材で、ある程度の厚みの「箱」を作る。という考え方で、見てみてください。そこに欠けや穴が有るなら、問題です。
別の言い方で言うと、断熱材の種類は変わっても、それが、「切れ目無くつながって」いますか?
 基本的には、こういうことです。もちろん業者もわかっていることではあります。が、再度見直して見る、見直してもらうことで、ご確認ください。
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ジャスミン

所在地:東京都
2018年01月30日 00:19

キ?44さま


アドバイスをありがとうございます。

はい。ここだけが穴です。
そしてこの穴のお陰で家全体に施した断熱が無駄になるのでは?
と危惧しています。

「切れ目無くつながっている」
まさにそれが大事ですね。

この言葉をお借りして業者に理解してもらえるよう話します。
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タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年01月29日 23:57

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

ラスカットというのはモルタルをを塗るための下地材でラスカットの下に防水層を設けているのかもしれないけど、それでもちょっと不安だなぁ。断熱の方が心配なようだけど。
断熱は他の部屋と断熱性能を合わせる必要はないので、特にお風呂は裸で入るところだから、厚めでもいいくらい。断熱性能は断熱材の能力と厚みで決まるから断熱材の種類によって厚みが足りてるか。
室内の浴槽で写真のように浴槽に断熱されていれば保温の効果はあると思うけれど、さらに基礎断熱など二重、三重にしていれば効果は高まるのは当然で、それで十分かどうかを決めるのは施主であって施工者ではないと思うよ。
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ジャスミン

所在地:東京都
2018年01月30日 00:16

アドバイスありがとうございます。

木下地(その下に他の床と同じ断熱材 ? 実は入れ忘れていて、私が気がついて職人さんが慌てて基礎に潜って後から施工していました)
その上にFRP、防水シート、ラスカット、タイルの順でした。
(FRPについても問題があり、別のカテゴリーで質問中です)

バスタブ側は写真の通り、基礎には断熱施工は一切なく通気のよい
基礎の空間にそのまま置かれています。
(実はバスタブの発泡ウレタンも隙間だらけです)

契約前から浴室の断熱については強く要求してきましたが、
施工が始まったら、思ってもみない有様でびっくりしています。

今、業者の回答を待っています。

あまりうるさく言うと煙たがられるので
日頃の労苦に感謝を述べつつ、
最後まで気持ちよく協力してくれる方法を見つけたいと思っています。




myph

キ?44

所在地:北海道
2018年01月30日 13:24

URL:
家づくりの想い:

>断熱は他の部屋と断熱性能を合わせる必要はないので、
>さらに基礎断熱など二重、三重にしていれば効果は高まるのは当然で、

 そうかな?
全体としてのトータルな性能は、把握しなければいけないし、部分的に性能を上げても、あまり変わりはしないよ。
 どんなに深い器だとしても、底に近いところに穴が有れば、そこまでしか、水はたまらない。もちろん穴から出る以上の水を入れ続ければ、増えはするけどね。最終的には、その穴の位置までしか水はたまらない。
 逆に、器の口を一部だけかさ上げしても、水はそのところまでは、溜まらないよ?
 今回の件で言えば、浴室をここだけで断熱空間として、一つの部屋として独立しているのなら、そこだけの話で良いんだけどさ。
 
 私が言っているのは、そういうことでの、トータルな性能、部分的な断熱欠損の防止という観点なんだけど。

myph

タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年01月30日 19:01

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

君、いつもそうなんだけど、お互い匿名の立場で他人の批評をしても無意味だよ。自分が知ってることだけ書けばあとは見る人が選ぶよ。この質問者の方は良く勉強されているので理解していると思うよ。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2018年01月31日 10:02

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

匿名だから言えることもあるんですが、ぼくの所属する会社では3年前までユニットバスを施工する際に、ユニットバスの下の床下空間は通気をとっていました。でも断熱もしていませんでした。なので保温浴槽を使用していないお宅はお湯がすぐに冷めてしまいます。おそらくそういったクレームがユニットバスメーカーにきてメーカーは保温浴槽を断熱としても認定される商品を出したのだと思います。断熱の知識が低い施工店は今でも多いです。本来なら断熱は断熱でしっかり浴室の場合は基礎断熱をして、そこから浴槽の保温を考えるのが通常ですから。メーカーが特別に検討して開発しないとできない、「保温浴槽を床下断熱に兼ねる」という施工は簡単じゃありません。それがきちんと考えられた施工なのかを確認する必要があると思います。在来で浴室を作る場合、そんなことを考えるよりもしっかり基礎断熱をして浴槽の保温は別に考えた方が簡単です。

ぼくも他の部屋とのバランスはあまり関係がないと思います。あり得ないくらいのレベルで高気密高断熱であれば理論上は関係がありますが。できる限り穴がないようにしっかり施工することが大事です。

そもそも浴槽裏にウレタン吹き付けするくらいで床下の断熱が充分とれるとはぼくは思わないので、基礎断熱と併用した方がより断熱効果はあるんですから、ジャスミンさんのご要望から考えたら、なぜ断熱が浴槽に吹いたウレタンだけなのかはそりゃ疑問に思いますよね。今から直すとすると解体が伴ってきそうですが、タンドリチキンさんが言うような点検口などはしっかりあるのでしょうかね。在来浴室の床下を潜って点検できるようにするのは結構難易度が高いと思います。
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ジャスミン

所在地:東京都
2018年02月04日 20:28

現場監督Aさま



アドバイスありがとうございます。

>そもそも浴槽裏にウレタン吹き付けするくらいで床下の断熱が充分とれるとはぼくは思わないので、基礎断熱と併用した方がより断熱効果はあるんですから


そうですよね。
実は、このウレタンは私が買ってきて吹き付けたのです。
契約前から浴槽が冷える問題を解決して欲しいことを
再三伝えており、いざ施工となった時に
「浴槽のウレタンは契約書にないので、ご自身でやってくれ」と
言われ、びっくりしました。
交渉したのですが、「契約にない」の一点張り。。。

仕方なくウレタンを買って自分で吹き付けました。

じゃあ、浴槽下の断熱はしっかりやってくれるのだろうと思ったら
まったくなにもせず、そのまま浴槽を置いて閉じようとしたので
驚いて、訊ねましたら
「点検が出来なくなるので、普通はこのままですし、
法的にもここは空洞にして、何もしちゃいけないんですよ」
という有様。

絶対におかしいだろうといろいろ調べ始めて
やはり手抜きだと確認を持ちました。

とりあえず業者には「これからでも断熱してくれるよう」
話していますが、実際にやってくれるかどうかは
分かりません。
またどのようにやるかも分かりません。

長野の業者なので関東より寒い地区の業者の意識とは
ちょっと思えないです。

毎日不安です。
myph

キ?44

所在地:北海道
2018年01月31日 10:41

URL:
家づくりの想い:

 とりあえず、悪意を無しに言わせていただくと、
北海道では、ユニットバスの断熱・・・云々の話はしません。
当たり前に住宅としての「箱」の中に考えます。トータルな性能と言う意味でも。
私の記憶が正しければ、ユニットバスの床下の断熱に他の部分と違う納めだったのは、十数年前までです。(新築の場合、リフォームは現地あわせなので、様々)
 基礎、床、壁を含めて、「断熱をしっかり施工後にユニットを据える」という順で仕事をします。(気密の意味でも、切れ目はなくする)
 浴室そこだけを、独立した考えはいたしません。
 現場監督Aさまはじめ皆さんのやり方でも、問題ないといえば言えますが、
ごめんなさい。一時代前と、言えます。
myph

一戸建てを建てました。

所在地:千葉県
2018年01月31日 18:00

URL:
家づくりの想い:こちらのサイトで色々勉強さ

この方いつも、質問に答えるというよりも、自己満足に酔ってる感じしますよね。
myph

タンドリーチキン

所在地:東京都
2018年02月05日 01:21

URL:
家づくりの想い:地元の住宅建築に携わってき…

手抜きというか、知識がないんだと思う。他はどうか知らないけど、関東での木造戸建て住宅で昔から一般的なのは、床は根太の間に断熱材、今は根太レスだと合板裏に断熱材、だから階段の下は床を抜いてたりする会社は階段下が断熱の穴になってた。お風呂のようにフローリングがないところも「穴」。今は長期優良住宅やフラットの断熱仕様がきっかけでそういった部分が改善されてきている。その場合のお風呂の断熱方法は基礎断熱が多いと思うよ。お風呂の周りのみ基礎断熱にするか、お風呂と洗面所のみ基礎で囲って基礎断熱にするのが多い。基礎断熱の場合ははじめから通気キソパッキンではなく気密キソパッキンを使う。それでも玄関や勝手口のように土間まで下がっているところまで基礎断熱にすることは稀だから気密キソパッキンをつかうんだけど、そういうところは断熱の穴にはなってしまうんだろうけれど。

今回の場合、浴室の中で洗い場は床下断熱、浴槽は真裏にウレタン、なんだけど、これらがきちんと穴もなく繋がっていて、壁の断熱材ともつながっていれば問題がないんだけど、確かに厚みは心細いよね。湯が冷めにくいようにという要望なんだからこれじゃ頼りないし、断熱すると点検ができなくなるんじゃなくて、点検ができるように断熱するんだよ。何の法律か聞いてみたいくらい。一回浴室の工事はとめた方がいいみたいだよ。どう施工するか納得がいってから作ってもらった方がいいみたい。