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[13859]二社からの床下の工法の提案を受けてのご相談です。

質問者:hanako / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2018年04月05日 18:05

◎西と北に山からの湧水が流れる側溝があります。
◎西側北側が1.5メートル程の法面があり、西側が住宅、北側が畑になっています。
◎敷地の北側はスコップで少し掘っただけで、水が染み出してくる状態です。
◎今の床下の現状は、柱や横板に青カビが発生しています。

これを踏まえて。

二社に相談してみました。
【A社】
・屋敷の北側、西側の側溝の淵を高くしてコンクリートで覆ってしまう。
(雨水など、外からの水分を入らなくしていまえば、今含んでいる水分は土地が吸収するはずと言われてました)
・北側にある排水桝から浸水している可能性があるから、底にコンクリをいれましょう。
・床下に石炭の燃えカスを入れると湿気が取れる。

【B社】
・北側の暗渠を入れるのがよいが、土地にいれるだけの隙間がないので、床下の改善を提案されました。防水シートを貼って砂利を入れ、コンクリートで固める方法です。西側の南・北の和室の下のみ。

二社とも相談段階で、今見積もりをしてもらっているところです。
実際、どういった方法がいいのか迷っています。
金額的な余裕もあまりないので、ご相談しました。
宜しくお願いいたします。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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キ?44

所在地:北海道
2018年04月06日 11:23

URL:
家づくりの想い:

参考までに、私が数年前に行った件の例を。

そこも、同じように北側の山側よりの出水でした。
基礎内に入った水分が、土台・大引きを、押したら水がにじみ出るほどになっていました。数本は大引き(梁材)が折れていました。

ここの場合は、北側(建物の裏側)を、基礎のベースよりさらに低い深さまで掘り下げ、すべて砕石で置き換えました。表面は土と、犬走り砂利ですが、北側の地盤のほとんどを砕石にしたことになります。
これで、地下水位を下げたこと、地下水をさらに深いところへ導いたことなどが、
良かったと見え、その後問題はありません。
 もちろん基礎内部は、防湿施工(ポリフィルム+押さえ砂)は、同時に行いましたが。

 地下水位を下げることがまず必要と思います。
 それがされないと、ポリフィルムの上に水が滲んで来ます。最悪は、その上にまで、水位が上がってきます。

hanako さまの敷地の状態が、詳しくわかりませんので、参考にしてください。
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現場監督A

所在地:東京都
2018年04月09日 22:28

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

> ◎西と北に山からの湧水が流れる側溝があります。
> ◎西側北側が1.5メートル程の法面があり、西側が住宅、北側が畑になっています。
> ◎敷地の北側はスコップで少し掘っただけで、水が染み出してくる状態です。
> ◎今の床下の現状は、柱や横板に青カビが発生しています。


元々田んぼかなんかだったんですかね?ぼくはまずはじめに暗渠排水が良いと思います。暗渠排水管を床下GL面よりも数十センチ低く施工し、雨水管、あるいは下水管につなぐことができれば理想的です。敷地が広ければ100センチ間隔くらいで施工できれば一番いいです。暗渠排水管の上には水はけのよい砂利で多い、その上は山砂などでもよいと思います。これを北側と西側にできればよいのですが、北側が施工できないのであれば東側ではどうでしょう。全周ぐるっとやってもよいかと思います。まずはこれで床下の湿気が減れば良いのですが、それでも足りない場合は、床下の防湿処置になります。床下の作業は手間がかかるので、できれば触らずに済んだらそれに越したことはないのですが。
のりめんは隣地なのでしょうか。許されるならば北側の側溝よりも外側でも深く掘れれば施工する価値はあると思います。