[13889]戸境壁からの重量衝撃音
質問者:みりん / 最新の回答・ご意見者:医王山 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:マンションの騒音問題! / 2018年04月11日 11:25
築1年の分譲マンションに住んでおります。
リビングの戸境壁から隣人のお子様2歳の足音やジャンプ音、何か物を床においた音などがドン!ボンボンボン!とかなり大きく太鼓のように響いて困っております。
壁の構造ですがパンフレットには遮音性にすぐれた作りと書いており
コンクリート180mm でそこに軽量鉄骨を空間をあけて貼ってあり、プラスターボード、最後にクロス貼りで、二重壁です。声などは聞こえません。
管理会社にお願いしてエレベーターに貼り紙をしたり、ポストに投函したりと
音のお願いをしておりますが、いっこうに変化ありません。
1年点検があって業者に相談しましたら、
二重壁は高い音、たとえば声などは遮ってくれるが
重量音は逆に軽量鉄骨の空間が音に共鳴していて太鼓現象がおきてしまうとのこと、対策としては隣人に気をつけてもらうのが一番、
もしくはお金はかかるが
リフォームでクロスをはがして軽量鉄骨の隙間にグラスウールをつめると太鼓現象はおさまりますとのことでした。
できればリフォームはしたくないのですが
リビングの壁一面収納(厚さ約40センチ)でも防げるでしょうか?なにか方法があれば教えてください。
リビングの戸境壁から隣人のお子様2歳の足音やジャンプ音、何か物を床においた音などがドン!ボンボンボン!とかなり大きく太鼓のように響いて困っております。
壁の構造ですがパンフレットには遮音性にすぐれた作りと書いており
コンクリート180mm でそこに軽量鉄骨を空間をあけて貼ってあり、プラスターボード、最後にクロス貼りで、二重壁です。声などは聞こえません。
管理会社にお願いしてエレベーターに貼り紙をしたり、ポストに投函したりと
音のお願いをしておりますが、いっこうに変化ありません。
1年点検があって業者に相談しましたら、
二重壁は高い音、たとえば声などは遮ってくれるが
重量音は逆に軽量鉄骨の空間が音に共鳴していて太鼓現象がおきてしまうとのこと、対策としては隣人に気をつけてもらうのが一番、
もしくはお金はかかるが
リフォームでクロスをはがして軽量鉄骨の隙間にグラスウールをつめると太鼓現象はおさまりますとのことでした。
できればリフォームはしたくないのですが
リビングの壁一面収納(厚さ約40センチ)でも防げるでしょうか?なにか方法があれば教えてください。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2018年04月13日 18:51
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
太鼓現象っていうのは共鳴をしているということなので、元々の響いてしまっている音源とその壁の固有振動数が重なると共鳴して音が響くんだと思います。固有振動数は物質の大きさや重さ、厚みなどから決まってくるのでそれは変えれば今響いている音は響かなくなるかもしれません。やってみないとわかりません。
壁一面収納は厚さが40センチとありますが、その厚さ分の物質ではないですよね。せいぜい背板の厚み分くらいしか効果はないと思います。中に隙間なく本などの重いものを詰め込めば防音にはなるかもしれませんが、隙間なく、、っていうのがあまり現実的ではない気がします。
確実なのは音に対してはお互い気をつけて生活することなんですが、書かれている内容だと、小さな子供に起因する音が多いような感じが、、時が解決するかもしれませんね。注意喚起をするよりもその隣人の方とうまく人間関係を作ることが一番近道かもしれません。
壁一面収納は厚さが40センチとありますが、その厚さ分の物質ではないですよね。せいぜい背板の厚み分くらいしか効果はないと思います。中に隙間なく本などの重いものを詰め込めば防音にはなるかもしれませんが、隙間なく、、っていうのがあまり現実的ではない気がします。
確実なのは音に対してはお互い気をつけて生活することなんですが、書かれている内容だと、小さな子供に起因する音が多いような感じが、、時が解決するかもしれませんね。注意喚起をするよりもその隣人の方とうまく人間関係を作ることが一番近道かもしれません。
医王山
所在地:滋賀県
2018年04月14日 09:26
URL:
家づくりの想い:
みりんさん
お話では、壁コンクリート(RC)+軽鉄下地プラスターボード(PB)、固定の仕方で太鼓張り重量音が聞こえている現象と考えます。
隣室等(隣室とは限りません)の音が壁、天井のボードに振動として入り下地を通じて躯体に伝搬し、自室の壁、天井ボードで共振します。
今回のケースでは壁とのことですので、・・・
一般的には、界壁にはプラスターボード(PB)GL工法(直貼り)は、太鼓張り現象で音の問題があることは知られてきました。あまり理解がありませんが、同様に木仕下地や軽量鉄骨下地でも、固定方法と空気層の寸法によっては、太鼓張り現象が生じます。
(販売面からパンフレット表示と性能の違いがあれば販売場の問題があると思います。)
現状の壁にグラスウール(GW)を詰めても音は格段の低下とならないと思います。
遮音性能としてRC180mmは一般的には性能を満足しています。空気伝搬音ではなく躯体伝搬音がボードで共振しているので、遮音性能ではなく共振対策が必要です。
昔の様にコンクリート(又はモルタル)に直にクロスを貼る方が、共振がありません。
壁面収納では多少低下しても質量が少ないので遮音性能はあまりありません。
現地でテストしながらでないと何とも言えませんが、例えば一般的な解決方法として、
1、 軽鉄下地壁を撤去して、モルタル下地クロス張りとする。
(昔は音の問題があるのでRC壁に直下クロス貼りでしたが熱割れ等クラックなどの対策として近年ボード使用が増えました。)
2、 軽鉄下地の取り付け方法を変える。
取り付け方法が不明ですが・・・・
固定には、壁からの音対策として、防振板ゴムを介して取り付けます。
(ゴムの特性に注意が必要です。)
などが考えられます。
お話では、壁コンクリート(RC)+軽鉄下地プラスターボード(PB)、固定の仕方で太鼓張り重量音が聞こえている現象と考えます。
隣室等(隣室とは限りません)の音が壁、天井のボードに振動として入り下地を通じて躯体に伝搬し、自室の壁、天井ボードで共振します。
今回のケースでは壁とのことですので、・・・
一般的には、界壁にはプラスターボード(PB)GL工法(直貼り)は、太鼓張り現象で音の問題があることは知られてきました。あまり理解がありませんが、同様に木仕下地や軽量鉄骨下地でも、固定方法と空気層の寸法によっては、太鼓張り現象が生じます。
(販売面からパンフレット表示と性能の違いがあれば販売場の問題があると思います。)
現状の壁にグラスウール(GW)を詰めても音は格段の低下とならないと思います。
遮音性能としてRC180mmは一般的には性能を満足しています。空気伝搬音ではなく躯体伝搬音がボードで共振しているので、遮音性能ではなく共振対策が必要です。
昔の様にコンクリート(又はモルタル)に直にクロスを貼る方が、共振がありません。
壁面収納では多少低下しても質量が少ないので遮音性能はあまりありません。
現地でテストしながらでないと何とも言えませんが、例えば一般的な解決方法として、
1、 軽鉄下地壁を撤去して、モルタル下地クロス張りとする。
(昔は音の問題があるのでRC壁に直下クロス貼りでしたが熱割れ等クラックなどの対策として近年ボード使用が増えました。)
2、 軽鉄下地の取り付け方法を変える。
取り付け方法が不明ですが・・・・
固定には、壁からの音対策として、防振板ゴムを介して取り付けます。
(ゴムの特性に注意が必要です。)
などが考えられます。