ただし、私はこう考えます。
なぜ、壁と壁、壁と天井の接合部分の壁紙だけが収縮して数mmもの
隙間が出来、壁紙と壁紙の間は収縮しても隙間があかないのでしょうか?
天井や長い壁には壁紙が何枚もたくさん、張られておりますが、
そこには0.1mm程度の隙間も見受けられません。
ぴったり綺麗で隙間が無く、どこが壁紙の切れ目なのかわからないほどです。壁紙と壁紙の接合部分には収縮した様子は全くありません。
壁と壁との隙間は大きな箇所で約2〜3mm程度もあります。
その場所に張られた1枚の壁紙に注目して考えますと、
一辺だけが収縮し、そのほかの三辺は収縮していないことになります。
それは理論的に、物理的にとても考えにくい。というより、あり得ないと
思っております。私の考えが間違っておりますか?メーカーの説明と
言い分は論理的ですか?
下記は住宅メーカーの回答です。
> 壁の隙間ですが原因はクロス(壁紙)の収縮によるものです。
>
> 部屋の壁の隅(入り隅部分)や天井に取付してある見切り材の部分は
> クロスとクロスをつなぎ合わせている部分になっております。
>
> ○○様邸は非常に気密性が高いということ、全館空調を入れて
> いただいておりますので快適にお住まいいただけているとは思いますが
> 気密性のよい暖かい空間ではクロスが縮む傾向にあります。
>
> 全館空調は家全体が一定の温度になって非常に快適ではあるのですが
> その分、今の季節ですと常に家中が暖かい状態になっていますので
> 余計に縮みやすくなってしまいます。
>
> 他の建物では出なかったというのは気密性の部分と、空調による
> 部分が大きいと考えます。
これまでの回答・ご意見数7件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年02月04日 09:07
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2011年02月04日 11:51
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…
栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年02月04日 16:51
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
福地 脩悦
株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年02月05日 12:02
所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…
竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2011年02月05日 14:31
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…
栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年02月07日 11:18
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2011年02月05日 22:29
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
住宅メーカーの色々な営業マンと話していて気づいたのですが意外に,異業種からの転職が多いようですね。
大学でも建築とは無関係な勉強をしている人が多かったようです。
もちろん建築科を出た人もいましたが,営業マンとしては,かえって転職組の方が成績がいいという面があるみたいです。
住宅の本質が分かってくると,目に見えないところに力を入れたくなって,顧客の要望とズレが生じることがあるのかもしれません。
家のことはあまり知らない,普通の娘さんやオバサンが主婦目線で多くの注文を取っているという工務店も実際にありました。
このような場合,トラブルが発生するとトンチンカンな解答をするのもやむを得ないような気もします。
くみさんのお宅の写真を見て感じたのですが,断熱,気密はかなり良い住宅ではないでしょうか。
住環境は昔の家と比べて,随分良くなったと感じておられませんか。
この場合,どうしても,屋内は乾燥気味になって,木製品が収縮するのはいたしかたない面はあるものです。
拙宅でも,無垢材の輸入建具を使っていますが,リビングのドアなどは,冬は乾燥して,ラチェットが全くきかなくなる位です。
恐らく1センチ近く縮んでいるのではないかと思います。
ここで,住宅に取って,本当に大切なのは断熱とか気密とか換気の部分であって,多少,木材が縮んでも,あまり気にしない方がいいような気がするのですが。
隙間が気になれば,シーリングかコーキングで埋めれば済むことですし。
角をためて牛を殺すということわざは,とても意味深い言葉だと思います。
くみ
所在地:東京都
2011年02月06日 22:06
早速、大勢の皆様から回答いただき、驚いております。本当にありがとうございました。かなり頭の中での考えがいろいろ渦巻く中(血が上った状態で)、書いてしまった私のわかりにくい質問にもかかわらず、適切なお答えを頂き、感謝いたします。
まさに、皆さんのおっしゃっている通り、「壁紙」はちがうでしょ?という思いがあり、木が収縮するなら、木が収縮したと、説明がほしいと思っていて、そこに、困惑を覚えていたのは確かです。
また、前回住んでいた家は、7年前に新築で購入した○○○マンで有名な○○○ハウスで、機密性もかなりあり、真冬でも2階の南側の部屋は暑くて窓を開けて冷たい空気を入れるほどでした。でも、このような木の収縮による壁の隙間は6年間住んでも全く出来ませんでした。それは構造が鉄骨だったせいと考えて良いのでしょうか?
以前の家がそんな状況だったため、たった2ヶ月でこれだけ木造住宅の木が収縮するのは正直、予想外だったのです。木造住宅(外壁部分2×6工法)と、鉄骨住宅はこれほどまでに違うもの、、、のなのですね?
今回のハウスメーカーもトップメーカーではないにせよ、そこそこ規模の大きなメーカーですし、信頼したい気持ちと、それが揺るぎそうな気持ちとどうしたらよいのか、わからなくなっていました。
我が家は樹脂サッシを使用し、機密性・断熱性が良い住宅(2×6工法によるかなり分厚い断熱材を使用)であることは確かだと思います。
少なくとも、壁紙ではないという事は確かそうですし、メーカーにも亀裂の理由を正してほしいと考えておりますが、それほど心配しなくても良さそうとわかりとても安心できました。
専門の方々からたくさん、ご意見、ご回答を寄せていただき、感謝いたします。本当に、どうもありがとうございました。