ちょっと情報が少ないですが、一般的に多くの戸建て住宅のポーチタイルは、床面は敷きモルタルといって、現場では「バサ」と言うんですが、砂とセメントを混ぜたものを平らに敷き詰めてタイルを貼っていきます。コンクリート面に直接タイルを貼るよりも少し軽い感じにはなります。なので、その音の軽さにもよりますが、その違いはあるかもしれません。蹴込などの壁面と言うんでしょうか、はまた違ってわかりやすく言うと団子ばりみたいな感じでタイルの裏にモルタルの団子をくっつけて押し込むようにして貼るのがほとんどです。なので角に少し空洞が開くこともあります。空洞があると何か固いものをぶつけた際にタイルが割れやすいですが空洞ではなくただ音が軽い場合はそんなに心配ないと思います。その判断は厳密には難しいかもしれませんが。割れてみて初めて確実にわかります。

目地が外れるのは広い面積だとありえます。通常の玄関の広さではあまりないです。あとは木下地がらみでは外れ易いです。玄関框の下の蹴込を基礎ではなく木下地にタイルを貼っている、そこが基礎でも蹴込のタイルと上がり框の間に目地をつけると剥がれることがあります（木の框が動くため）。タイルのひびや目地の破損はおおよそ保証期間が１〜２年のところが多いので早めに連絡してみてもらいましょう。

１年半とのことですので、仕上げ関係２年のアフターサービスがありますので、建売であれば販売会社、注文住宅であれば施工会社等に確認をお願いして下さい。

タイル目地がボロボロと自然にとれる現象、また、施工方法により音が違いますが、敷きモルでの施工でも空洞音（個人差がありますので）と違いますので、早めに確認をお願いしてください。