myph

[15051]耐震等級の説明について

質問者:ヒロかず / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2018年12月03日 08:53

引渡し前の新築住宅の耐震等級について
現在新築規格型住宅(間取り固定プラン)で来年一月に引渡しです。火災保険の見積もりをしていて、耐震等級割引があるので、建築屋に確認したところ、耐震等級2がとれているかわからないとのことでした。当方は契約前に耐震等級は2ですと口頭で説明されましたので2と思い込んでいました。当方は建築屋で勤務した経験があります。当方が建てた家は基本的にはフラット35の長期優良もとれるように耐震等級2を満たすようには設計しますが、当方はフラットを利用しないことにしたので、建築屋としては必ず耐震等級2を満たす必要がないと思われていたようです。ちなみに耐震等級2はその規格住宅の絶対の標準仕様ではありません。ですから、契約書などにも記載もありません。今は建築屋で設計士に耐震等級2を満たしているか確認中ですが、この場合は耐震等級を書面や口頭でも念押しして確認しなかった当方の責任ということになると思いますが、いかがでしょうか?補足情報が必要あれば追記しますので、ご回答いただきたいです。よろしくお願い致します
ちなみに、完成後なので、手直しなどは考えていませんが、耐震等級を上げるためにできることや、耐震等級2ではない場合は耐震等級1ということになるのか?また、地震で住めなくなってしまうことに対して保険で備えるなど、できることはないか?ご助言いただきたいです。また、構造用面材として、家全体にダイライトを施工しておりまして、それが耐震にどのくらい寄与するかも知りたいです。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2018年12月03日 10:55

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

>耐震等級を書面や口頭でも念押しして確認しなかった当方の責任


おっしゃっている意味が良く判りません。何の責任でしょうか?施主が確認する義務はありませんし、そもそも耐震等級に関しては口頭での双方確認だったのですよね。

>耐震等級を上げるためにできることや、耐震等級2ではない場合は耐震等級1ということになるのか

物理的に耐震性を上げる事は、いわゆる耐震補強として出来ますが、手直しを考えていないという事ですので、物理的には今以上にはなりませんね。

制度的に言えば、「耐震等級」を取得するという事は、「設計性能評価を取得する」若しくは「長期優良住宅の認定を取得する」という事になりますが、長優に関しては、そもそも手続きを行うのは「着工前」となっていますので、既に取得は不可能です。

現在の建物に手を入れるつもりもなく、フラットを取得するつもりも無ければ、制度上の耐震等級2を取得するのは、単に安心のため、、となりますので、仮に安心の為、何か備えるとすれば、保険対応しかないのでしょうね。

尚、耐震等級2を取得していなくても、考え方としては、確認申請を取得していれば、耐震等級1同等のはずという事になります。(制度として耐震等級1を取得しているという事ではありません)

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者