一つ確認ですが、
通常は、閉じているのでしょうか？開いているのでしょうか？

　最近の高気密・高断熱の住宅は、「閉めたドアは、開けなさい」です。
昔のしつけは、（私なども）「開けたドアは、閉めなさい。」と、口が酸っぱくなるだけ言われたものですが。
　くれぐれも、使用していない。からと言って、閉めきりにしないでください。

　気圧差で開かない。という対策のみならず、家全体を、同じ温度環境に近づけるためです。
　もう一つ、言わせてもらうと、
ドアの下に「沓刷り」（要するに敷居）がついているタイプですね？
出来れば、ドアの下を10〜15mmくらい　「アンダーカット」　したいですね。
それが出来ないとすれば、ドアの下の方に　「ガラリ」　を付けたらいいでしょう。
　
　
　

　アンダーカットがされていて、さらに抵抗があると言うことは、信じられないですね？
　各部屋の吸気口（換気口）はどうなっていますか？
「無い。」ということはないですよね？
個別換気？集中換気？その辺はどうなってますでしょうか？
　気密はたしかに「気密」ですが、「換気」とセットにしなければ、窒息してしまいます。部屋も人間も。

　音の問題は、正直なところは、「気圧差」には関連性はないのでは？と思います。
かといって、「これだ」という思い当たるものもありません。
ドアは「既製品」（いわゆるメーカー製品）ですか？建具屋さんの製作品でしょうか？製作品であれば、「丁番」の形・数・寸法などが、わかれば？

在来工法・・・ということですが、もはや確認は無理ですが、
「開口枠周辺の納まり」で、ドアを吊るに際しての強度が不足しているか、
あるいは、クリアランスが、ありすぎる。または、隙間が（木材の乾燥に伴って）増した。
「乾燥材」の使用をしてないために、壁そのものが、すかすかになっている。

　などが、今、考えていることなのですが？

　老婆心ながら・・・・（老爺ですけど）
家の中は、ドアをはじめとして、すべて開放が理想です。
使っている時は、閉めざるを得ない部屋はもちろんあります。使用後は開けましょう。（トイレも、お風呂も・・・）

ちなみに、浴室は、お湯を抜いておかないと、逆に良くありません。
使用時・・・・換気扇はOFFでもOK
　　　　　　　ドアは当然閉めます。

使用後･･･・換気扇を回します。湯は抜きます。ドアは開放、または半開き

これで、浴室は乾燥しますし、カビも発生しづらくなります。
部屋は極度に乾燥しないし、必要以上に湿度も高くなりません。
って、そうなるように、調整しながら、やってください。　
　　

　

　音は、とりあえず置いておいて、ちょっと、気になることが・・・・・・

　アンダーカットされているのに、抵抗がある。・・・が、どうも引っかかりがあります。

　集中換気ですが、本体は「第一種」ですか？「第三種」でしょうか？
要は、本体が、「給排気両方」か「排気専門」かです。
各部屋に二箇所吸気口・・・は、本体に配管された端末でしょうか？
では、外気からの（フレッシュエアの）吸気口は、壁にありませんか？
第一種であれば、２このうち一個が「排気」残る一個が「吸気」になります。
　
　第一種で、このような症状ということは、給排気のバランスが悪いことになります。
　第三種で、壁に吸気が無い？ということは、常に室内は「負圧」だし、何よりも、「新鮮な空気が、入ら無い！」ということで、大問題です。
　第三種でも、吸気と排気が一個ずつならば、バランスが疑われます。

　正直なところ、下手すると、「音」問題よりこっちの方が大問題ですよ？