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[15268]気流止めについて

質問者:おとちゃん / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:構造・建材 / 2019年01月16日 06:29

剛床工法での気流止めについて教えていただけないでしょうか?
剛床工法ですが、コンセントから隙間風があります。間仕切り壁の天井部に気流止めがありません。そこで、小屋裏から間仕切り壁天井部分にグラスウールで気流止めを施工しようと思います。天井部分のみでも効果がありますか?逆にしないほうがよいでしょうか?家は屋根断熱になっております。よろしくお願いします。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2019年01月16日 09:46

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
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この情報だけで断熱構造の詳細を理解することはとても難しいと思います。
剛床構造の場合は、構造用合板で床面と天井面が剛体になっているはずです。
気流止めを何処へ何のために行うのかは、構造図を見なければ断定できません。

屋根断と言う事は、常識で考えると外皮に断熱材が入っているはずであり、コンセントから漏気していると云うことは、剛床構造に課題があるとも言えます。
屋根断熱と外皮断熱、それに床断熱が断点なく繋がっているかどうかを確認すべきです。

いわゆる家全体が断点なく断熱材で繋がっていることは、断熱方法の基本であり、そのようになっていると気流止めも必要ありません。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2019年01月16日 20:53

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

別の回答にも既出ですが一般論として気流止めが絶対的に必要だったのは、基礎断熱ではなく床下断熱で床が根太工法の時です。この場合、気流止めをしないと床下(外の空気)が間仕切り壁内の空気とつながってしまいます。冬だと冷たい空気が屋内であっためられて上がっていき、階層やさらに二階の間仕切り壁を通り、小屋裏まで空気が動きます。空気が動くということは熱を運んでしまうので断熱性能が落ちてしまいます。
今は剛床工法が主流なので、横架材に直接合板が貼り付けられるため空気の通り道が「ほぼ」なくなります。なので確かに気流止めを施工しない現場は多いでしょうね。ただし、気流止めも断熱も完璧はありませんから「ほぼ」なんです。剛床工法でも合板の柱欠きの部分では空気が少量通ってしまいますし、HD金物など色々な納まりによって穴はあるでしょう。それをよしとするか、更に綿密に発泡ウレタンや機密テープで塞ぐかは各々の工務店次第かと思います。

という前置きの上で、ご質問の感想ですがやらない方が良いということはまずないと思いますが、屋根断熱ということははじめに書いた空気が流れてしまう現象のゴールに出口がないので、効果は薄いと思いました。ただ、出入り口がなくても空気は温度差によって対流を起こすので、それで空気の動きを感じるのかも。コンセントだけが問題ならコンセントボックスに気密カバーをつけるという方法はどうでしょうか?コンセントプレートをつけていても風が出ちゃうレベルだったら。