サッシ交換工事を行い1年以内に2度風雨の強い日に、雨水がサッシ左の内側上部の木の窓枠を伝って室内に入り込み床にかなりの水溜りが出来ました。現在は雨水が侵入してきた左側の壁の巾木が90センチ程剥がれてきて、直接水が室内に侵入していないサッシ右端の下のクロスには床から30?位の高さに5×7センチ程のカビが生えています。工事内容をきいたところ、サッシ周りのコーキング1?を剥がす→既存のサッシのつばを切断→切り取れなかった部分のつばはビスが付いたまま建物に残す→新規のサッシのつばを切断しはめ込み内側をビスで留める→外壁とサッシの隙間に発砲ウレタンを注入→バックアップ材を詰めコーキングという工程だそうです。業者は、コーキングだけで防水は十分なので雨水はサッシの周辺にある換気口から入った可能性がある、特定するには外壁を剥がさなければ解らないと言われました。工事は業者におまかせしておりました。専門分野の方が周りに居らず、他に雨水侵入の可能性等があるのではと思いアドバイスよろしくお願いします。
これまでの回答・ご意見数1件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2019年02月10日 10:07
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家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
文章からだと具体的にどのような形になっているかわかりませんが、通常の木造住宅で通気層有りのサイディング張りだとすると、施工した業者さんは防水の考え方が間違っているので、雨漏りがしてしまって当然だと思います。本来は外壁下の防水紙の部分で防水を取らないといけないので、外壁を剥がしてサッシを取り替える必要があります。外側のコーキングは防水層とは言えないので明らかな間違いに思います。サッシのつばも外側のつばのことを指しているのなら、この部分は防水層を重ねるためにあるので、切ってしまってはいけません。隙間埋め?に発泡ウレタンを使用しているのも雨仕舞いの知識に乏しいのかなと思いました。
他に原因があると言っているのは、ある意味合っているかもしれません。本来は外壁の下の防水層で雨漏りを防いでいるので、外壁の下に雨が入ってしまうことはあります。それが「他の場所」で起きていても、外壁の下でしっかりサッシ周りの防水を取っていれば今回のような雨漏りを起こすことはありません。外壁で防水を取るという間違った考え方でサッシを交換したことにより、現状外壁の下でサッシ周りが防水されていないので、雨漏りを起こしてしまっている状態です。つばを切ってしまっているので、窓周りの外壁を剥がしてサッシを新しいものにもう一度交換するしか直す方法はないと思います。
他に原因があると言っているのは、ある意味合っているかもしれません。本来は外壁の下の防水層で雨漏りを防いでいるので、外壁の下に雨が入ってしまうことはあります。それが「他の場所」で起きていても、外壁の下でしっかりサッシ周りの防水を取っていれば今回のような雨漏りを起こすことはありません。外壁で防水を取るという間違った考え方でサッシを交換したことにより、現状外壁の下でサッシ周りが防水されていないので、雨漏りを起こしてしまっている状態です。つばを切ってしまっているので、窓周りの外壁を剥がしてサッシを新しいものにもう一度交換するしか直す方法はないと思います。