木造二階建てを建てている施主ですが、有償で構造計算を付けております。
予め取得した配筋図を見ると、たて筋上端がフックになっていますが、
現場で配筋完了した状態で見ると溶接なのか、ユニット鉄筋という物なのかどちらかだと思いますが、とにかくフックはありません。
図面がフックになっているという事は、構造計算はフックを前提として行われているものなのでしょうか。だとすると、構造計算が無効、となりはしないか心配しております。
実際の強度としてどうなのかという点、構造計算の有効性の点で問題ありそうか、教えてくださいませんでしょうか。
予め取得した配筋図を見ると、たて筋上端がフックになっていますが、
現場で配筋完了した状態で見ると溶接なのか、ユニット鉄筋という物なのかどちらかだと思いますが、とにかくフックはありません。
図面がフックになっているという事は、構造計算はフックを前提として行われているものなのでしょうか。だとすると、構造計算が無効、となりはしないか心配しております。
実際の強度としてどうなのかという点、構造計算の有効性の点で問題ありそうか、教えてくださいませんでしょうか。
emu
所在地:東京都
2019年02月18日 11:58
現場監督様から、図面上フックでも、現場の判断で同等の強度であるユニット鉄筋に変更できるもので、問題ない。構造計算上の問題もない。なぜなら同等強度だから。との回答でした。
そのような説明で、そのままの理解で理屈は合っているでしょうか。
そのような説明で、そのままの理解で理屈は合っているでしょうか。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2019年02月18日 15:59
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2019年02月18日 19:00
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
栃木先生のおっしゃる通り、その回答は構造設計者にしかできないでしょう。
構造計算をしていない場合だったら、木造の基礎については建築基準法にある程度の仕様規定がありますが、主筋と縦筋は「緊結」しなさいとしかありません。なのでフックでもスポット溶接でも良いと思いますが、これは基準法の解釈でご意見がそれぞれになってしまうかも。
今回、構造計算をしているということなので、構造計算をした方がどう判断するかだと思います。
現場での違いとしては、現場配筋だとフック、ユニット配筋だとスポット溶接になることが大半です。基礎工事をしている職人さんや工期の都合でどっちの選択になるか、設計施工の会社なら普段どっちの施工で基礎工事をしているのか確認をして構造計算すべきでしたし、図面と違う施工をするのであればもちろん確認が必要でしょうね。現場として何も問題がないことを構造設計者に確認をするのが一番の安心材料になりそうです。
構造計算をしていない場合だったら、木造の基礎については建築基準法にある程度の仕様規定がありますが、主筋と縦筋は「緊結」しなさいとしかありません。なのでフックでもスポット溶接でも良いと思いますが、これは基準法の解釈でご意見がそれぞれになってしまうかも。
今回、構造計算をしているということなので、構造計算をした方がどう判断するかだと思います。
現場での違いとしては、現場配筋だとフック、ユニット配筋だとスポット溶接になることが大半です。基礎工事をしている職人さんや工期の都合でどっちの選択になるか、設計施工の会社なら普段どっちの施工で基礎工事をしているのか確認をして構造計算すべきでしたし、図面と違う施工をするのであればもちろん確認が必要でしょうね。現場として何も問題がないことを構造設計者に確認をするのが一番の安心材料になりそうです。
emu
所在地:東京都
2019年02月19日 18:29
現場監督A様
回答くださいまして、どうもありがとうございました。
何だか、法律がハッキリしないのが元凶という感じもしますね。
フックの基準法の解釈は難しいようですね。
以前、契約先とは別の工務店営業さまから、某大手ハウスメーカーが構造計算の
フックなしで裁判に負けて賠償してるんですよ、当社はだから必ずフックありなんですよ、なんて営業トークなのか事実なのかはわからないのですが、言われたこともあります。
仰る通り、構造計算の根拠通りに図示してそのまま施工してほしかったです。
その後、配筋検査には設計者様が見に来てくださったらしく聞いたので、設計者様の確認のうえでの対応という形にはなりました。
その意味で、誠意は尽くしてもらえたのかなと納得することにしました。
構造計算は外注であるようで、そちらの外注先の設計者様に確認するべきなのかな、など考えだすと混乱してはくるのですが。
教えてくださった事を念頭に、また工務店様と面談の際にでも話を聞いてみようと思います。
回答くださいまして、どうもありがとうございました。
何だか、法律がハッキリしないのが元凶という感じもしますね。
フックの基準法の解釈は難しいようですね。
以前、契約先とは別の工務店営業さまから、某大手ハウスメーカーが構造計算の
フックなしで裁判に負けて賠償してるんですよ、当社はだから必ずフックありなんですよ、なんて営業トークなのか事実なのかはわからないのですが、言われたこともあります。
仰る通り、構造計算の根拠通りに図示してそのまま施工してほしかったです。
その後、配筋検査には設計者様が見に来てくださったらしく聞いたので、設計者様の確認のうえでの対応という形にはなりました。
その意味で、誠意は尽くしてもらえたのかなと納得することにしました。
構造計算は外注であるようで、そちらの外注先の設計者様に確認するべきなのかな、など考えだすと混乱してはくるのですが。
教えてくださった事を念頭に、また工務店様と面談の際にでも話を聞いてみようと思います。